NFL 2021 Wk.7 DET @LAR
第7週、QBゴフがかつての古巣So-Fiスタジアムに帰還。またラムズQBスタッフォードも長年プレイしたライオンズとの初対戦となりました。
前半オンサイドキックや2度のパントフェイクの成功など、奇襲を仕掛けてラムズになんとか喰らい付いて行きましたが、スタッフォードにスイスイパスを決められて逆転負け。
とは言え、勝利への執念を非常に感じる試合で、負けたとはいえ希望を持たせてくれました。
QBゴフは先週までとは違い結構良くなってました。試合前半は相変わらず短いパスしか通せませんでしたが、後半はWRレイモンドを中心に、ディープパスも通せていました。4Q、G前で奪われたINTはDTドナルドとCBラムジーの合わせ技によるもので、致し方ない感じ。
RBスウィフトはランで13回48yd、パスで8回96yd1TDと大活躍。最初のシリーズのスクリーンパスでのTDレセプションは圧巻。スピードと下半身の強さを見せつけてくれました。ジャマールの12回57ydを含め、100yd超え。
レシーバー陣はレイモンドがクイックネスを活かしてポゼッションレシーバーとして6回115ydと活躍。ただスウィフトとTEホッケンソンの6回48yd以外は、1回ずつしかレシーブ出来ず、レシーバーのコマ不足は深刻。
OLはランブロックは上記の通り上出来。パスプロも2サックに抑えており、悪くない出来だったかと。ただホールディングも多く、苦心はしていました。
ディフェンスはランを47ydに完封しましたが、スタッフォードにパスを通されまくり。特にWRカップには10レセプション156ydと蹂躙されました。CBジェイコブスの所が狙い撃ちに。
スタッフォードのクイックスローも相まって、サックは一つだけ。プレッシャーもほとんど掛かってませんでした。ただ4thダウンギャンブルをLBオクワラ弟が見事なチップで防ぐなど、要所で抑える場面もあり、見どころはあったか。
STではTDで先制した直後、オンサイドキックを見事に成功。そのシリーズでは4thダウンでPフォックスがSムーアにパントフェイクパスをまんまと決め、3Qには再びムーアがパントフェイクのランで1stダウン更新。奇襲成功と思いきや、ラムズのSTは問題をこのところ抱えていたようで、スカウティングをしっかりと行なった結果が出たと言えるか。
フェイクパスを見事に決めたフォックスは唯一のパント機会で珍しくミスショット。重荷を下ろして気が抜けたか。
スタッフォードが対戦チームのQBとして登場し、何か心の葛藤が生まれるかと思いきや、そうでもなかったですね。やっぱり敵チームのQBは敵役でしかない。ただOLとWR陣に恵まれて生き生きとプレイしているのを見ると、いいチームに行って良かったね、という感想。ラムズも好調ですし、このままスーパーまで突っ走って欲しいですね。
7連敗とはなりましたが、コーチも選手も貪欲に勝利を追い求めており、雰囲気は悪くなさそう。どこかで歯車が噛み合えば勝ちを奪えるのではと思うんですがねえ。
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このエントリーのカテゴリ : デトロイト・ライオンズ
エモい試合でした
チームの一生懸命さに
目頭が熱くなりました
勝って欲しかったですね
はじめまして!コメントありがとうございます!
いや、ホントに熱い試合でした。キャンベルは熱い漢ですが、チームの文化も影響されて変わりつつあるのかも知れませんね。
個人的には「ライオンズが何とかゴフにラムズを勝たせたい」って感じで面白かったです。
負けはしましたが、名勝負でした。