NFL 2019 Week6 DET @GB
誤審に腹立てて更新をサボった訳ではありません。単に忙しかっただけです。
第6週、マンデーナイトの@パッカーズ戦。4Q序盤に22−13とリードしながら、TDと試合終了残り2秒でサヨナラFGを決められて逆転負け。幾つもの微妙な判定にも足をすくわれてしまった試合でした。
リーグが明らかに誤審だったと認めたのは、残り時間1分46秒、3rd&4でパスインコンプリートとなったプレイ。DEフラワーズがイリーガルユースオブハンドの反則。LTバクティアリのフェイスマスクに手が掛かったとの判定でしたが、フラワーズの手はバクティアリのジャージの襟元に入っていて、フェイスマスクには掛かっていませんでした。
この誤審により1stダウン更新となり、パッカーズは時間を使いながら逆転FGに繋げましたが、これが反則を取られていなければ、4thダウンでFG。FG失敗の可能性もあったでしょうし、FG成功で逆転されても、ライオンズとしては残り1分半ぐらいは反撃の機会が与えられていた筈でした。
フラワーズへのイリーガルユースオブハンドの誤審はこれだけではなく、同じクオーターの残り10:16、3rd&10でDEストロングのサックが決まりましたが、ここでもフェイスマスクに手が掛かったとの判定でしたが、リプレイを見るに掛かってはいません。
LTバクティアリがインタビューで「フラワーズがずっとフェイスマスクに手を掛けてくるから、審判に反則は取らないのか、とアピールした」と話していましたが、その働きかけが判定に影響を与えた可能性はあるでしょう。
その他にも、Sウォーカーが明らかにボールに行っているにも関わらず、レシーバーのヘルメットにヒットしたとしてアンネセサリーラフネスを取られたり、WRマーヴィン・ジョーンズへのインターフェアが取られなかったり、パッカーズDEスミスのポジションオフサイドが無視されたり、と枚挙に暇なし。
加えて、3Q残り2分半、パッカーズのパントをPRアグニューはフェアキャッチのサイン。しかしこれをキャッチせず、ボールはライオンズ陣19ydまで転がりダウン。
観ていた時は「アグニュー何やってんの?照明が目に入った?」と思っていましたが、これが何と「ESPNのスカイカムのコードにボールが当たって変化した」のが真相。ボールが当たるのは可能性としてあってもおかしくは無いのですが、その後が問題。ルールでは天井の液晶ビジョン(ダラスとかにあるやつ)やスカイカム等にボールが当たった場合、その時点でダウンとなり、元の位置からプレイやり直しになると決まっています。
しかし実際にはそうならずにボールが止まった時点からのライオンズの攻撃に。
このように数々の誤審を含めた微妙な判定がことごとく足を引っ張って、勝利のチャンスを逃した形に。オフィシャルがパッカーズの肩を持ってる、とまでは言いませんが、過去幾度も繰り返されてきた「コントロバシー・コール」の数々を思い返すに、ライオンズが如何に嫌われているか、という事を実感しました。
判定への愚痴ばっかり書いても仕方ないので、試合の方を振り返ると、オフェンスが序盤はゴラデイへのフリーフリッカーやWRホールへのロングボムなど、パスが好調だったものの、ランを完封されて徐々に手詰まりになり、2Q以降TDを奪えなかったのが敗因の一つとなりました。レシーバー陣はゴラデイが5キャッチ121ydでしたが、ホッケンソン4回21yd、マーヴィン2回17ydとパッとしませんでした。
RBケリオンは13回34yd。ホールが全く空かず、フロント戦でOL陣が完敗。
ディフェンスは2ターンオーバーを奪い、パスカバーでもCBコールマンを中心に、非常に良いディフェンスを見せていましたが。ランで170ydをゲインされて体力を奪われたか、最後の最後凌ぎ切る事が出来ませんでした
コールマンは1INT、3パスディフェンスと鬼神の活躍。
KプレイターがFGで5/5、50yd超を2度決め、50ydオーバーのFGが通算50回を突破。ライオンズOBのジェイソン・ハンソン先生、セバスチャン・ジャニコウスキーについで3人目の達成者に。
同地区天王山の試合を落とし、2勝2敗1分け。地区首位浮上のチャンスから一転地区最下位に。次はホームでヴァイキングス戦。もう負ける訳にはいきません。どんだけ強い強いと言われても、勝たなければ意味がないのです。
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このエントリーのカテゴリ : デトロイト・ライオンズ