NFL2016 Week17 Lions vs.Packers
第17週、NFC北地区優勝を掛けて、ホームでパッカーズと対戦。
前半はほぼ互角の展開も、後半パッカーズのドライブを止め切れず、3TDを奪われ、反撃もFG一本とガベージタイムのヘイルメアリーが決まっただけに抑えられて31-24と敗戦。23年ぶりの地区優勝は幻と消えてしまいました。しかし、レッドスキンズが負けた事でプレイオフ進出は決定。ワイルドカードでシアトル・シーホークスと対戦します。
敗因は上述の通り後半パッカーズのドライブを止められ無かった事。後半のタイムオブポゼッションが21分:9分と終始ボールコントロールを許しました。本来ライオンズがやりたかったゲームプランをやられてしまった感じ。
スレイが戻ってきてWRネルソンは6回66ydとまあまあに抑えましたが、その他のWRアダムズ、アリソン、TEクックあたりにやられた印象。
あとFBリプコウスキーと元WRのRBモンゴメリーの二人に16キャリーで100ydも走られる始末。酷かったのはLBホワイトヘッド。ラインに10ydぐらい押されてしまうわ、ブリッツのサインが当たってロスタックルのチャンスをミスって1stダウン更新を許すわでさっぱり。
一番問題なのはロジャースにスクランブルで10回42ydも走られ、パスラッシュを交わされた後にパスを通されるシーンが繰り返された事。ロジャースがラッシュをいなすのが上手いからと言って、ここまで仕留めきれないとは。WRアリソンに決められたTDパスの時はロジャースが9秒近く逃げ回るのを許しています。ラッシュが効きにくいのは元から分かってる訳ですから、もうちょっと対策を練っておくべきじゃないんですかね。ディレイ気味にブリッツ入れるとか。
DCオースティンはラムズ、チャージャーズから新HCとしての面談のリクエストを受けているそうです。タレントの問題ももちろんありますけど、どうにも改善しないディフェンスの事を考えると、そろそろ流出しても已む無しと割り切って新しいコーディネーターを探した方がいいかも知れません。
オフェンスは前半はゼナーのランを軸に結構良かったと思いますが、後半はパッカーズのボールコントロールの影響を受け、オフェンス機会が少なくなってしまいました。後半冒頭の2シリーズがパントに終わったのが痛かった。3Q最初のシリーズでは3rdダウン5で、RTロビンソンがほぼノーチェックでLBペリーのラッシュを許して被サック。リーフの欠場が大きく響きました。
QBスタッフォードは先週よりもパスのタッチが良くなっている感じはありました。ただパッカーズのセカンダリーに負傷者が多発し、SをCBに回さざるを得ない状況だったのを差し引く必要はあるかも知れません。4Q終盤、2本差を追う場面でレッドゾーンに入ってからのインターセプトですが、ややターンボールになってSハイドの正面に。でもねえ、ハイド押してたでしょうが。インターフェアじゃないのかねえ。
RBゼナーはラン、パスともに結果を残しました。ただまたも後半は常にキャッチアップする展開でキャリー回数が限られて、距離はあまり伸びず。
Kプレイターは前半39ydを外し、後半54ydを決める不思議。まあ逆でもおかしくないので、試合的にはそう影響は無いっちゃあ無いんですかね。
この試合でOTロビンソンとCBエイサ・ジャクソンが故障してIR入り。代わりに2014シーズンに4試合先発していたOTギャレット・レイノルズとPSからCBアダリアス・バーンズを引き上げサイン。
レイノルズは2014シーズンにバックアップとして在籍。スターターが怪我した際に何度か出場していますが、あまり良い印象はありません。
バーンズはCBディグスが故障した後、第14週に先発していますが、パフォーマンスがイマイチだった為、ウェイバーになりクリアした為PSに入っていました。
この時期新加入選手にあまり期待は出来ないか。まあ離脱したのがバックアップ選手だったのは不幸中の幸いでしょうか。
プレイオフ進出を受けて、来季もHCコールドウェルが指揮を執る事をチームは発表しました。
3シーズンで2回のプレイオフ進出というのは額面上では立派でありますが、3連敗で地区優勝を逃すという状況にホットシートにあるのでは?と憶測を呼んでいたコールドウェル。プレイオフに向けてチームとしてその不安を払拭した形に。
鱒も「コールドウェルは素晴らしいコーチ。彼の為にプレイするのは光栄」とフォロー。
策士という感じもせず、モチベーターでも無く、窮地に立たされると明らかに目が泳ぐなんとなく頼りないコーチっぷりに、あまりファンの評価も高くない感があるコールドウェルですが、チーム内での信頼度は揺るぎない物があります。不満とかチーム批判とか一個も聞こえて来ないですもんね。
超古い話ですが西武ライオンズの森監督が日本シリーズ前に退任報道が出て、その影響で日本シリーズ負けてしまう、という事がありました。
人望が厚いHCだけに大一番を控えてチーム内が動揺するよりは、早めの決断は悪くないと思いますけどね。
3連敗の後だけにどこまで期待出来るか分かりませんが、壮大な死んだふりを仕掛けた、と考えましょう。シアトルでのシーホークス戦は日本時間日曜日午前10時15分キックオフです。
前半はほぼ互角の展開も、後半パッカーズのドライブを止め切れず、3TDを奪われ、反撃もFG一本とガベージタイムのヘイルメアリーが決まっただけに抑えられて31-24と敗戦。23年ぶりの地区優勝は幻と消えてしまいました。しかし、レッドスキンズが負けた事でプレイオフ進出は決定。ワイルドカードでシアトル・シーホークスと対戦します。
敗因は上述の通り後半パッカーズのドライブを止められ無かった事。後半のタイムオブポゼッションが21分:9分と終始ボールコントロールを許しました。本来ライオンズがやりたかったゲームプランをやられてしまった感じ。
スレイが戻ってきてWRネルソンは6回66ydとまあまあに抑えましたが、その他のWRアダムズ、アリソン、TEクックあたりにやられた印象。
あとFBリプコウスキーと元WRのRBモンゴメリーの二人に16キャリーで100ydも走られる始末。酷かったのはLBホワイトヘッド。ラインに10ydぐらい押されてしまうわ、ブリッツのサインが当たってロスタックルのチャンスをミスって1stダウン更新を許すわでさっぱり。
一番問題なのはロジャースにスクランブルで10回42ydも走られ、パスラッシュを交わされた後にパスを通されるシーンが繰り返された事。ロジャースがラッシュをいなすのが上手いからと言って、ここまで仕留めきれないとは。WRアリソンに決められたTDパスの時はロジャースが9秒近く逃げ回るのを許しています。ラッシュが効きにくいのは元から分かってる訳ですから、もうちょっと対策を練っておくべきじゃないんですかね。ディレイ気味にブリッツ入れるとか。
DCオースティンはラムズ、チャージャーズから新HCとしての面談のリクエストを受けているそうです。タレントの問題ももちろんありますけど、どうにも改善しないディフェンスの事を考えると、そろそろ流出しても已む無しと割り切って新しいコーディネーターを探した方がいいかも知れません。
オフェンスは前半はゼナーのランを軸に結構良かったと思いますが、後半はパッカーズのボールコントロールの影響を受け、オフェンス機会が少なくなってしまいました。後半冒頭の2シリーズがパントに終わったのが痛かった。3Q最初のシリーズでは3rdダウン5で、RTロビンソンがほぼノーチェックでLBペリーのラッシュを許して被サック。リーフの欠場が大きく響きました。
QBスタッフォードは先週よりもパスのタッチが良くなっている感じはありました。ただパッカーズのセカンダリーに負傷者が多発し、SをCBに回さざるを得ない状況だったのを差し引く必要はあるかも知れません。4Q終盤、2本差を追う場面でレッドゾーンに入ってからのインターセプトですが、ややターンボールになってSハイドの正面に。でもねえ、ハイド押してたでしょうが。インターフェアじゃないのかねえ。
RBゼナーはラン、パスともに結果を残しました。ただまたも後半は常にキャッチアップする展開でキャリー回数が限られて、距離はあまり伸びず。
Kプレイターは前半39ydを外し、後半54ydを決める不思議。まあ逆でもおかしくないので、試合的にはそう影響は無いっちゃあ無いんですかね。
この試合でOTロビンソンとCBエイサ・ジャクソンが故障してIR入り。代わりに2014シーズンに4試合先発していたOTギャレット・レイノルズとPSからCBアダリアス・バーンズを引き上げサイン。
レイノルズは2014シーズンにバックアップとして在籍。スターターが怪我した際に何度か出場していますが、あまり良い印象はありません。
バーンズはCBディグスが故障した後、第14週に先発していますが、パフォーマンスがイマイチだった為、ウェイバーになりクリアした為PSに入っていました。
この時期新加入選手にあまり期待は出来ないか。まあ離脱したのがバックアップ選手だったのは不幸中の幸いでしょうか。
プレイオフ進出を受けて、来季もHCコールドウェルが指揮を執る事をチームは発表しました。
3シーズンで2回のプレイオフ進出というのは額面上では立派でありますが、3連敗で地区優勝を逃すという状況にホットシートにあるのでは?と憶測を呼んでいたコールドウェル。プレイオフに向けてチームとしてその不安を払拭した形に。
鱒も「コールドウェルは素晴らしいコーチ。彼の為にプレイするのは光栄」とフォロー。
策士という感じもせず、モチベーターでも無く、窮地に立たされると明らかに目が泳ぐなんとなく頼りないコーチっぷりに、あまりファンの評価も高くない感があるコールドウェルですが、チーム内での信頼度は揺るぎない物があります。不満とかチーム批判とか一個も聞こえて来ないですもんね。
超古い話ですが西武ライオンズの森監督が日本シリーズ前に退任報道が出て、その影響で日本シリーズ負けてしまう、という事がありました。
人望が厚いHCだけに大一番を控えてチーム内が動揺するよりは、早めの決断は悪くないと思いますけどね。
3連敗の後だけにどこまで期待出来るか分かりませんが、壮大な死んだふりを仕掛けた、と考えましょう。シアトルでのシーホークス戦は日本時間日曜日午前10時15分キックオフです。
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このエントリーのカテゴリ : デトロイト・ライオンズ