RBベル解雇、CBマシス引退等
・RBベルを解雇
ライオンズはベテランRBジョイク・ベルを解雇しました。2016シーズンが3年契約の最終年で、チームからはサラリーカットの提案があったそうですが、それに応じずチームを離れる事を選びました。
ベルはほとんど出場機会もないPS要員として数チームを渡り歩いた後2011年にライオンズ入り。2012年にラン414yd、パス485ydと万能さが買われて台頭。翌年にはコンバインヤードで1000yd超え、8TDとG前での強さを見せ、2014年には860yd7TDでチームのラッシングリーダーに。
しかし昨年はオフシーズンに受けた手術から回復が遅れ、以前の力強いランが見られませんでした。
2016シーズンのサラリーは$3.5ミリオン。この解雇で$2.5ミリオンのキャップスペース節約になるものと見られます。
2014年が最も活躍した事を見れば、ベルはゾーンブロックで穴が開くのを待って突っ込み、タックルをいなしながら数ヤードゲイン、というスタイルでした。昨年序盤はOLの不調で穴が全く開かないところを無理に突っ込んでノーゲイン、というプレイばかりでした。穴が開かないのもでしたが、以前のようなゴムマリのような柔軟さが見られなかったのは怪我のせいでしょうか。パスキャッチが異様に上手いリディックの台頭で、3rdダウンでの役割も少なくなっていました。
地元ミシガン出身でPSから上り詰めた苦労人でした。器用なので怪我さえ良くなっていれば何処か拾ってくれる所はあるでしょう。新天地で頑張って欲しいですね。
・LBターロックも解雇か
同じく今年が契約最終年となる、LBスティーブン・ターロックが、Instagramでデトロイトに別れを告げるメッセージを投稿。まだ正式にはなっていませんが、おそらく契約を1年残してチームを去る事になりそうです。
ターロックは2011年にFAでライオンズ入り。タイタンズ時代にDCだったHCシュヲーツさんの最も意を汲むディフェンスの中心として活躍。5シーズン中4シーズン100タックル以上を記録しましたが、2014年セレブレーション中の怪我でACLを断裂。昨年は全試合に出場をしましたが、スピードの衰えは明らかで107タックルを記録したランディフェンスはともかく、パスディフェンスではカバーミスが度々見られました。
2016年はベースサラリーが$5.5ミリオンでキャップヒットが$7.3ミリオン。明らかにパフォーマンスには見合わない額となっており、放出は不可避という感じ。
しかし長年ディフェンスの要であり、ロッカールームのリーダーでもあった為、ディフェンスのまとまりが失われはしないかというのが心配ではあります。
現状ILBはロースターに残っていません。ドラフトで獲るのか、ターロック不在時に活躍したFAとなっているホワイトヘッドと再契約するか、それとも他のFAを探すか。ラムズからロウリナイティスがクビになりましたけど、もう彼も旬過ぎてる感じだしなあ。
・CBマシス引退
昨シーズン脳震盪でシーズンアウトとなったCBラシーン・マシス。13年間のキャリアにピリオドを打ち、引退する事を明らかにしました。
マシスは2003年ドラフト2巡でジャグワーズ入り。10年間プレイした後2013年にライオンズ入り。ネチっこいカバーと反応の鋭さで弱小セカンダリーを支え、その年に15パスブレイクアップを記録。
昨年はスピードの衰えは隠せず、縦に抜かれる事がしばしばありましたが、ショートパスへの反応はさすが、というプレイを見せていました。第7週のMIN戦で脳震盪を起こし、チームドクターが見抜けずそのままプレイさせるという不手際もあり重症化。ロンドンでのKC戦に出る事なくIR入りしていました。
マシスの離脱以降、ローソンやディグスといった若手が台頭したのは、彼がメンターとなって育て上げたのが要因だった、と伝わっています。大ベテランの経験を彼らに伝えてくれたんでしょう。長年のプレイに心から労いの言葉を述べたいと思います。
ちなみに彼の引退で$1.5ミリオンのスペース節約になるようです。
上記3人の他に、シーズン途中に加入したDTCJ.ウィルソンが解雇され、FAとなっているGマニー・ラミレスもライオンズとは再契約しない、と述べています。
ベテランの解雇、引退でチームの若返りが進みつつあります。上記3人でキャップスペースが約$10ミリオン空く模様。GMが代わっただけに久々にオフに大きな動きがあるかもしれません。
ライオンズはベテランRBジョイク・ベルを解雇しました。2016シーズンが3年契約の最終年で、チームからはサラリーカットの提案があったそうですが、それに応じずチームを離れる事を選びました。
ベルはほとんど出場機会もないPS要員として数チームを渡り歩いた後2011年にライオンズ入り。2012年にラン414yd、パス485ydと万能さが買われて台頭。翌年にはコンバインヤードで1000yd超え、8TDとG前での強さを見せ、2014年には860yd7TDでチームのラッシングリーダーに。
しかし昨年はオフシーズンに受けた手術から回復が遅れ、以前の力強いランが見られませんでした。
2016シーズンのサラリーは$3.5ミリオン。この解雇で$2.5ミリオンのキャップスペース節約になるものと見られます。
2014年が最も活躍した事を見れば、ベルはゾーンブロックで穴が開くのを待って突っ込み、タックルをいなしながら数ヤードゲイン、というスタイルでした。昨年序盤はOLの不調で穴が全く開かないところを無理に突っ込んでノーゲイン、というプレイばかりでした。穴が開かないのもでしたが、以前のようなゴムマリのような柔軟さが見られなかったのは怪我のせいでしょうか。パスキャッチが異様に上手いリディックの台頭で、3rdダウンでの役割も少なくなっていました。
地元ミシガン出身でPSから上り詰めた苦労人でした。器用なので怪我さえ良くなっていれば何処か拾ってくれる所はあるでしょう。新天地で頑張って欲しいですね。
・LBターロックも解雇か
同じく今年が契約最終年となる、LBスティーブン・ターロックが、Instagramでデトロイトに別れを告げるメッセージを投稿。まだ正式にはなっていませんが、おそらく契約を1年残してチームを去る事になりそうです。
ターロックは2011年にFAでライオンズ入り。タイタンズ時代にDCだったHCシュヲーツさんの最も意を汲むディフェンスの中心として活躍。5シーズン中4シーズン100タックル以上を記録しましたが、2014年セレブレーション中の怪我でACLを断裂。昨年は全試合に出場をしましたが、スピードの衰えは明らかで107タックルを記録したランディフェンスはともかく、パスディフェンスではカバーミスが度々見られました。
2016年はベースサラリーが$5.5ミリオンでキャップヒットが$7.3ミリオン。明らかにパフォーマンスには見合わない額となっており、放出は不可避という感じ。
しかし長年ディフェンスの要であり、ロッカールームのリーダーでもあった為、ディフェンスのまとまりが失われはしないかというのが心配ではあります。
現状ILBはロースターに残っていません。ドラフトで獲るのか、ターロック不在時に活躍したFAとなっているホワイトヘッドと再契約するか、それとも他のFAを探すか。ラムズからロウリナイティスがクビになりましたけど、もう彼も旬過ぎてる感じだしなあ。
・CBマシス引退
昨シーズン脳震盪でシーズンアウトとなったCBラシーン・マシス。13年間のキャリアにピリオドを打ち、引退する事を明らかにしました。
マシスは2003年ドラフト2巡でジャグワーズ入り。10年間プレイした後2013年にライオンズ入り。ネチっこいカバーと反応の鋭さで弱小セカンダリーを支え、その年に15パスブレイクアップを記録。
昨年はスピードの衰えは隠せず、縦に抜かれる事がしばしばありましたが、ショートパスへの反応はさすが、というプレイを見せていました。第7週のMIN戦で脳震盪を起こし、チームドクターが見抜けずそのままプレイさせるという不手際もあり重症化。ロンドンでのKC戦に出る事なくIR入りしていました。
マシスの離脱以降、ローソンやディグスといった若手が台頭したのは、彼がメンターとなって育て上げたのが要因だった、と伝わっています。大ベテランの経験を彼らに伝えてくれたんでしょう。長年のプレイに心から労いの言葉を述べたいと思います。
ちなみに彼の引退で$1.5ミリオンのスペース節約になるようです。
上記3人の他に、シーズン途中に加入したDTCJ.ウィルソンが解雇され、FAとなっているGマニー・ラミレスもライオンズとは再契約しない、と述べています。
ベテランの解雇、引退でチームの若返りが進みつつあります。上記3人でキャップスペースが約$10ミリオン空く模様。GMが代わっただけに久々にオフに大きな動きがあるかもしれません。
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このエントリーのカテゴリ : デトロイト・ライオンズ