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超遅報-新ヘッドコーチにジム・コールドウェル

随分遅くなってしまいましたが、ケン・ウィゼンハントにフラれたライオンズは、結局最初に面接した、レイヴンズOCジム・コールドウェルが新HCに就任しました。

ウィゼンハントがタイタンズを選んだ理由は、結局オファー額がライオンズをかなり上回っていたからだ、という事です。ウィゼンハントはタイタンズでDCにレイ・ホートンを据えて3-4ディフェンスを敷く事が決定的。パーソネル的に3-4に向いていないライオンズには、どっちにしろ目が無かったという事でしょうか。

コールドウェルの略歴を改めて確認。

1955年ウィスコンシン州生まれの現在59歳。アイオワ大でDBとしてプレイ。卒業後母校で1年アシスタントコーチ。サザン・イリノイ大でWRコーチとなりオフェンスサイドに転身。ノースウエスタン、コロラド、ルイビル、ペンステイト等でWRコーチやQBコーチを務めた後、1993年からウェイクフォレスト大で初のHC職。
2001年タンパベイ・バッカニアーズのQBコーチとしてNFL入り。その後翌年からトニー・ダンジーと共にコルツに移り、7年間QBコーチとアシスタントヘッドコーチ。ダンジーの引退と共に後任HCに就任。初年の2009年にシーズン14勝2敗でスーパーボウル進出(セインツに敗戦)。翌年もプレイオフに進出しますが、2011シーズンはペイトン・マニングの故障により2勝14敗と低迷し、GMと共に解雇。

2012年レイヴンズのQBコーチに。オフェンス低迷の責任を取らされてシーズン後半にOCキャム・キャメロンが解雇されると、後任に就任。そこからレイヴンズのオフェンスが好調になりそのままスーパーボウル制覇へ繋がりました。

QB育成に定評があり、2002年からコーチングした兄者はコールドウェルに絶大な信頼を置いていたとの事です。QBスタッフォードの復活もしくは成長が、躍進には必須のライオンズにはもってこいと言えるでしょうか。

一方でコルツでのHC時代は、ダンジーの遺産をそのまま引き継いでおり、実質的なHCは兄者だったのでは?という見方もあり、ヘッドコーチとしての資質がどうかという不安も無きにしもあらずではあります。

「準備をしっかりやっておけば、サイドラインでジタバタする必要はない」とコメントしたように、試合中でも穏やかな表情を崩さない、落ち着いた性格のようで、所謂モチベーターでは無さそうです。ターンオーバーや不要な反則等、規律の問題を抱えるライオンズを、どのように指導してくれるかが期待されます。


コールドウェルは就任後早速コーチングスタッフの整備に着任。

DCにはコールドウェルのレイヴンズでの同僚で、DBコーチのテリル(テリー?)・オースティンを据えました。
コールドウェルとオースティンは長い付き合いで、1991年にペンステイトで一緒に働いて、ウェイクフォレストのHCにコールドウェルが就任する際に、DBコーチとして引き上げています。
その後シラキュース、ミシガンでDBコーチを務めた後、2003年から2006年までシーホークスのDBコーチでNFLへ。2007年からは3年間カーディナルスのDBコーチとなり、両方のチームでスーパーボウルへと進出しています。
2010年にはフロリダ大で初のDC職。HCメイヤーがその年で辞任した為、2011年からレイヴンズのDBコーチを務めていました。

DCとしてディフェンスを指揮していたフロリダ大では4-3ディフェンスを敷いていたようですが、詳しいフィロソフィーはちょっと分かりません。ただ当時のロースターからはラムズのCBジャノリス・ジェンキンス、ヴァイキングスのDTシャリフ・フロイド、ベアーズのLBジョン・ボスティック、レイヴンズのSマット・イーラムらがドラフト上位で指名されてプロでも活躍しており、育成については高い手腕を持つのかも知れません。

オフェンシブコーディネーターには、スーパーボウルのトロフィーにも冠せられる、伝説のヘッドコーチ、ヴィンス・ロンバルディの孫、セインツのQBコーチ、ジョー・ロンバルディを起用しました。

ロンバルディは1971年生まれ。祖父のヴィンスが亡くなった次の年に生まれています。空軍士官学校を卒業後、オハイオ州のデイトン大でDLコーチとしてコーチ業を開始。ヴァージニア州立軍事学校等、幾つかの大学やあの”XFL”のニューヨーク・ヒットマンでTEコーチをした後、ペンシルバニア州のスモールカレッジ、マーシーハースト大でオフェンシブコーディネーター。
2006年、ファルコンズでディフェンスのアシスタントコーチとしてプロへ。2007年からはセインツに移り、2009年からはQBコーチを務めていました。
彼がQBコーチになってからセインツのドリュー・ブリーズは3シーズンのパス5000ydを記録。彼のおかげ、という訳ではないでしょうが、一流のパスオフェンスのエッセンスを十分に体得してるんじゃないでしょうか。

普通どっかでコネがあるコーチをコーディネーターに据える事が多いなか、ロンバルディについては全くコネが無いところから引っ張ってきました。「遅かれ早かれコーディネーターにはなるだろう」とロンバルディは評判になっていたようなので、大抜擢という訳ではないようです。OCについて「革新的なプレイコールをする人材を据える」とコールドウェルは述べており、そういう意味では合致する人事ですかね。

その他のコーチングスタッフは以下の通りです。

【オフェンス】
QBコーチ:未定

RBコーチ:カーティス・モドキンス(留任)

WRコーチ:ロバート・プリンス(ボイジー州立大OC)

TEコーチ兼アシスタントHC:ロン・プリンス(ラトガースOC)

OLコーチ:ジェレマイア・ウォッシュバーン(留任)

アシスタントOLコーチ:ボビー・ジョンソン

クオリティコントロール/オフェンス:テリー・ハファーナン(ウェイン州立大OLコーチ)

【ディフェンス】
DLコーチ:クリス・コクレック(留任)

アシスタントDLコーチ:ジム・ウォッシュバーン(留任)

LBコーチ:ビル・シェリダン(バッカニアーズDC)

セカンダリーコーチ:アラン・ウィリアムズ(ヴァイキングスDC)

クオリティコントロール/ディフェンス:マット・ライチ

【スペシャルチーム】
STコーディネーター:ジョン・ボナメイゴ(留任)

クオリティコントロール/スペシャルチーム:エヴァン・ロススタイン(留任)

リーグ2位の被サック23というOLを作り上げたOLコーチのウォッシュバーン、スペシャルチームを再建させたSTコーディネーター
のボナメイゴら、ある程度結果を残したコーチが留任したのは良かったと思います。ちなみにジェレマイアとジムの両ウォッシュバーンは親子です。

TEコーチのロン・プリンス、セカンダリーコーチのウィリアムズはコールドウェルとコルツ時代の同僚。ちなみにロバートとロンの両プリンスは全くの他人のようです。

それではライオンズにまつわる短信をいくつか。

・前HCシュヲーツ、ビルズDCに
ライオンズをクビになったジム・シュヲーツさんは、DCペティンがブラウンズのHCに転身し空席となったビルズのディフェンシブ・コーディネーターに就任しました。
ブラウンズがHC就任前にシュヲーツさんをDCに起用するのでは、という噂があったほどで、そのうち何処かのDCにはなるだろう、と思っていましたが、浪人する事なく無事仕事が決まって良かったですね。
HCとしてはどうか分かりませんが、DCとしては手腕は確かですから、頑張って欲しいものです。
それにしても何でこう同盟国同士でコーチを順繰りさせるのか・・・。

・CJ、指と膝を手術

WRカルヴィン・ジョンソンは左手の指と膝の手術の為、プロボウルを欠場。膝は内視鏡で済む簡単な手術だったものの、指の方が結構重傷だったようで、手術後の指の写真を送られて来たバールソンがそれを見て「ゾッとした」というぐらいだったそうです。そりゃあれだけドロップするわな。



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ウィゼンハントに振られる

後継HC候補の筆頭と目されていたものの、チャージャーズがプレイオフに残っていた為、結論が出ていなかったSDのOCケン・ウィゼンハント。ディビィジョナルプレイオフでチャージャーズが敗れたため、これでようやく契約に向けた交渉が出来るかと思った矢先、ウィゼンハントがテネシーと電撃契約。彼を迎えに遣るオーナーの自家用機も用意していたのに、それも役に立たず。

ウィゼンハントがテネシーを選んだ理由は、おそらくディフェンスのスキームを3-4にする考えでしたが、ライオンズはパーソネルが4-3なので合わないからではないか、と見られています。

ライオンズサイドがウィゼンハントの面談したのは木曜日で、タイタンズは金曜日。ここまで早く決まるという事は、金曜日の時点でほぼ合意していたんでしょう。そうとも知らずに期待してたコッチはアホみたい。

振られてグズグズ言うのもカッコ悪いです。さっさと次を探さないと行けません。現状インタビューした人で残ってるのは、レイヴンズのOCコールドウェル、テネシーのHCを解雇されたマイク・マンチャック、ヒューストンのHCをこれまた解雇されたゲイリー・キュービアックの3人。これに誰か追加されても不思議ではありません。オフェンスマインドのコーチは諦めて、シーホークスのDCダン・クインを狙ってるのでは?という噂もあるようです。
それでも現時点で有力となったのは、再度面接を行うのでは?という話のコールドウェルですかねえ。

2013シーズン終了&HCシュヲーツさん解雇

あけましておめでとうございます。
今年もデトロイト・ライオンズならびに獅子吼をどうぞご贔屓に、よろしくお願いします。

さて、第15週以降更新が滞り申し訳ありませんでした。第15週で自力優勝が消滅。第16週でCHIとGB両方敗れ、勝てば自力優勝復活という願ってもない展開で(まあCHIが負けたのは試合後ですが)ジャイアンツにOTで敗戦。
完全な消化試合となった最終戦のヴァイキングス戦もサクっと敗戦で4連敗、7勝9敗でシーズン終了。

サンクスギビングでのパッカーズ戦勝利ですっかりポストシーズンを期待してしまった為か、すっかり落胆、更新意欲も無く呆然と日々を過ごしていましたが(まあ実際には結構忙しかったんですけど)、紅白の「あまちゃん」スペシャルで元気付けられて復活した次第です(どないや)。

さて上記の通り前半5勝3敗から後半2勝6敗でプレイオフを逃した事で、大方の予想通りHCジム・シュヲーツが解雇。共にOCスコット・リネハンとWRコーチティム・ラッパーノも解雇されています。

解雇の主要因はオーナーのフォード家からの「我慢ならぬ」との一声だとか。2012年に2015年までの契約延長を行っており、解雇した場合$12ミリオンのデッドマネーが発生しますが、オーナーサイドからその件は気にするなとのお達しがあったようです。

GMメイヒューとルワンド社長は2009年にシーズン16戦全敗の翌年という、厳しい条件でHCを引き受けた事、それ以来ハードに働いて来た事に関しては、シュヲーツさんに敬意を表していましたが、昨年の4勝4敗からの8連敗、今シーズンの6勝3敗からの1勝6敗とシーズンを乗り切る力が無い事に、HCとしての限界を感じた、というようなニュアンスでした。

シーズン通しても勝負所の後半に勝てず、1つの試合を考えても後半戦6敗のうち4つを、4Qに追いつかれるか逆転されており、試合ならびにシーズンをマネジメントする役割としては、シュヲーツさんは不適合であったという事でしょう。

ターンオーバーや反則の多さ等規範の乱れを改善出来なかった事も、HCとしての役割を果たすことが出来なかった部分でもあるでしょう。

一方で多くの選手がシュヲーツさんの解雇を残念がり、感謝を表すコメントをツイッター等出しています。
前HCのマリネリさん、その前のムーチさんの時はHC解雇の際は既にチームは崩壊の兆しを見せ(ムーチさんの時が酷かった)、まとまりを欠いていました。それに比べると、試合中のパフォーマンスはともかくとして、起用法やプレイコールに反抗する選手は皆無で、解雇にあたりここまで感謝の意を表すプレイヤーが多い事を考えれば、シュヲーツさんの人望が厚かった事は想像に難くありません。

個人的にはシュヲーツさんは好きなコーチでしたので、解雇は残念ではありますが、ここまで結果が出ないのでは仕方がないですね。おそらく直ぐにコーディネーター職以上でチャンスがあるでしょう。頑張って頂きたいものです。

シュヲーツさん解雇を受けて、既に新コーチ選びに動き出しています。

新コーチ選出にあたり、ルワンドとメイヒューは「オフェンスマインドのコーチ」「NFLでのHC職経験がある」「ディフェンスのスキームは3-4より4-3」等にはそれ程拘らず、「フットボール文化を変化出来る」、「シーズンの山場を乗り越えられる」、「リーダーとなれる資質がある」等を重視するとコメントしています。

現時点でまず候補に挙がっているのは、レイヴンズのOCジム・コールドウェル。
コールドウェルはコルツのHCをトニー・ダンジーから引き継ぎ、1年目の2009年からスーパーボウルに進出しましたが、2011年マニング兄不在でチームが2-14と低迷し解雇。
昨シーズン当初はレイヴンズのQBコーチとして参加。しかしシーズン後半に解雇されたOCキャム・キャメロンの代役としてOCに就任。それからレイヴンズはスーパーボウルを制覇しました。

コルツのHC時代はダンジーの遺産が多く残り、実際のHCは兄者がやっていたような雰囲気も感じました。
レイヴンズのOC職としての実績も、シーズン途中からのもので、今年はレイヴンズがオフェンスが低迷しており、果たしてオフェンスのコーチとしても、ヘッドコーチとしも資質がどうなのかというのは疑問が残ります。

コールドウェルとは既にインタビューする事が決まっているようですが、果たして直ぐに決まってしまうのか、それともルーニールールを満たす為にも、取り敢えずさっさとインタビューするのか。

ペンステイトのHCビル・オブライエンもシュヲーツさん解雇前には噂に登っていましたが、テキサンズがさっさとサイン。

他にはブロンコスのOCアダム・ゲイス、チャージャーズのOCケン・ウィゼンハント、前ベアーズのHCラヴィ・スミスらの名前が挙がっています。

シーホークスのOCトム・ケーブルの名前も挙がっていましたが、面談の申込みがされていないようで、この線は消えたのでは、との事。

上ではマインドはオフェンス、ディフェンス拘らないという話を首脳陣はしていましたが、実際噂に挙がっている名前を見るとほとんどがOCで、オフェンスマインドを求めているのは明らかです。

HCを解雇したチームも多いので、早いとこ決めたいところでしょうが、プレイオフに進んだ(イコール結果を残した)チームの現職とは、シーズンが終わらないと面談がじっくり出来ない、という時期です。

実際決まるにはもうしばらくかかるかも分かりません。

ちなみにリネハン、ラッパーノ以外のアシスタントコーチは現時点では契約下にある、との事。HC次第で留任するコーチも何人か出るでしょうね。






         
ライブチャット開催中!!

ライオンズの試合の開催中は、基本的にライブチャットを行っています。お待ちしております!

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