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NFL 2013 Week12 vs.TB

ショートウィークは忙しいので、さっさと記事をアップしなきゃ。

第12週、ホームでのバッカニアーズ戦。5ターンオーバーを喫し完全に自滅で24-21と敗戦。6勝5敗となりましたがベアーズが敗れ、パッカーズが引き分けた為辛うじてベアーズとの同率首位はキープしました。

1Q:最初のシリーズは両チーム共に3&アウト。2シリーズ目PRロスが敵陣まで戻すチャンスも、バールソンへのパスがLBデービッドにインターセプトされそこからFGに繋げられて3-0。

2Q:1Q終わりからのドライブ。バールソンを効果的に使い、最後も5ydのパスをバールソンに決め、7-3。

WRヴィンセント・ジャクソンの凄いキャッチで47ydゲイン。超角刈りのWRアンダーウッドへ続けて通されてTD。10-7。

RBブッシュのラン、ダーラム、CJへのパスでG前へ。最後はTEフォーリエが爪先を辛うじて残し10ydTDレセプション。14-10。

前半残り2分、ペティへのパスがタイミングが合わずインターセプト。そのままリターンTDとなり17-14。

3Q:CJへのパスが立て続けにヒットしレッドゾーンへ。最後はエンドゾーンのペティに18ydパスが通ってTD。21-17と再逆転。

相手オフェンスを3&アウトで止め、ブッシュの39ydランが飛び出して敵陣へ。敵陣25ydというところでG前のCJへのパスがSタンディにインターセプトされ得点出来ず。


4Q:始まって早々、WRアンダーウッドにクリヒューがブチ抜かれて85ydのパスでTD。

パントがブロックされ、自陣深くでのディフェンスというピンチ。ここでDEアンサーがサック。FGをKリンデルが外して無失点。

折角ディフェンスが抑えてくれたチャンスにパスをキャッチしたWRダーラムがファンブル。

そこからのディフェンス、ヤングのサックなどで踏ん張り、またもやFGに止め、これもリンデルが外してまたもや無失点。

折角ディフェンスが(ry 敵陣まで攻め込んでFGで同点まではいけるだろう、というシチュエーションで、G前でパスをキャッチしたCJからSマクレイがボールを弾き出し、CBバンクスがインターセプト。これで万事休す。

完全に敗因は5つのターンオーバーを喫したオフェンス。幾度もチャンスを貰いながらターンオーバーでことごとく潰してしまいました。特に4つのINTを許した鱒の調子の悪さはちょっとアレ。
最終スタッツは26/46 297yd 3TD 4INT。最後のINTはCJがボールを弾き出され、記録はINTだったものの、ファンブルと言っていいでしょうから、実際3つとしてもいずれも判断、コントロール共に最悪。ペティに投げてピック6となったパスは完全にタイミングをミスしており、ペティがビックリしてましたね。
バールソンへのパスも、前半のCJへのパスのやつも、ディフェンスに完全に読まれています。ターゲットガン見しすぎじゃないでしょうか。

元々ムラがあるQBではありますが、もうちょっと安定してくれないと超一流にはなれないなあと感じる次第。

オフェンス自体はトータル390ydと進んでおり、もうちょっと慎重なプレイコールでもいいんじゃないの?という場面もありますね。TD狙いに行く方が見てる方は楽しいですが、(Kがあまり信用ならないとは言え)FG狙いでも十分というシチュエーションも何度かありましたし。

バールソンがピザ所以の骨折から復帰。7回77ydと早速活躍。やはり浅いゾーンでのフリーになれる能力はさすがですね。腕にデカイサポーター付けてますが、ケガも心配無さそうです。これでロスはWRとしては出番無くなるかと。

ランはトータル104yd。ブッシュの39ydランを除けば平均3yd切っていて、あまり効果的とは言えなかったかと。

被サックは2。ここ数戦では最もプレッシャーを受けており、特にインサイドからのプレッシャーが強かったですね。これも鱒不調の一つの要因か。

ディフェンスはトータル229ydに抑えており、彼らを責める事は出来ないでしょう。強力なTBのランオフェンスをたった22ydに完封。アンダーウッドにやられたりしたのはいつもの一発病発症で気にはなりますが、4Q突き放されそうになるの場面で2度FGに持ち込ませた(そして2度失敗)しぶとさを見せました。

トータルで4サック、復帰のアンサーが2サックと早速活躍。他にヤングとクインがサック。珍しくセイフティブリッツがハマりました。ただルーキーのグレノン君に気持良くプレイさせちゃったのはなんだかねえ。もうちょっとプレッシャー与えられなかったかと。

セカンダリーはしかし不安。クリヒューもマシスもブチ抜かれてましたしねえ。クリヒューはケガもしていたようで、後半はベンチに下がり、スレイが出ていました。

STですが、ロスがパントで42ydというナイスリターン。ポロリの懸念はあるものの、スパーロックよりはかなりクリエイティブ。パントブロックを喰らいましたが、ラインのコミニュケーションミスがあった模様。

現地木曜日(日本時間金曜日未明)にはサンクスギビングでパッカーズ戦です。ロジャースは欠場濃厚との事ですが、天敵フリンが出戻って先発するかも、との事。こわー。
果たしてショートウィークにオフェンスは立て直す事が出来るのでしょうか?

折角日本からぱいさんが行ってるんから、一つぐらいは勝てえーー!!
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プレビュー NFL 2013 Week 12 DETvs.TB

第12週はホームに帰ってバッカニアーズ戦です。
バッカニアーズは2勝8敗と大きく負け越していますが、8連敗から2連勝中と持ち直している感じですので、決して油断は出来ません。

全く時間が無いため簡易モードで失礼。

早速インジュリーリポートから。

Detroit Lions

Pos.NameInjuryWEDNESDAYTHURSDAYFRIDAYStatus
S Louis Delmas Knee LP LP DNP Probable
DE Ezekiel Ansah Ankle LP LP LP Probable
DE Israel Idonije Knee LP LP LP Questionable
WR Calvin Johnson Knee DNP LP LP Probable
TE Brandon Pettigrew Knee LP LP LP Probable
S Glover Quin Ankle DNP LP LP Questionable
RB Joique Bell Achilles DNP LP FP Questionable
CB Bill Bentley Knee LP FP FP Probable
WR Nate Burleson Forearm LP FP FP Probable
DT Andre Fluellen Thigh LP LP FP Probable
CB Jonte Green Illness DNP FP FP Probable
T Corey Hilliard Knee FP FP FP Probable
G Larry Warford Shoulder Not Listed Not Listed Not Listed Probable

復帰可能IRから復帰したばかりだったRBオーウェンスは結局膝を怪我してシーズンアウト。枠の無駄使い。空いた枠でTEドリン・ディッカーソンと再契約しています。まあTE二人しか居なかったしね。
チーム状態は割りと改善。バールソンがついに復帰。心配されていたベル、アンサーも出れそうです。Sのクインが五分五分か。

Tampa Bay Buccaneers

Pos.NameInjuryWEDNESDAYTHURSDAYFRIDAYStatus
LB Mason Foster Concussion DNP DNP DNP Out
G Cark Nicks Foot DNP DNP DNP Out
CB Johnthan Banks Shoulder LP FP FP Probable
DE Da'Quan Bowers Concussion FP FP FP Probable
G Davin Joseph Knee FP FP FP Probable
G Jamon Meredith Ankle FP FP FP Probable
WR Chris Owusu Foot FP FP FP Probable
DT Akeem Spence Wrist FP FP FP Probable
先発GのニックスとMLBのフォスターが欠場。これはバックスの両サイドのランゲームに大きく影響しそうです。あとはSのゴルストンがヘルメットtoヘルメットの反則で出場停止。

それでは見どころポイントを数点挙げてプレビューとさせて頂きます。

・ザルなパスディフェンスが新人QBと対峙するとどうなるのか
バッカニアーズは揉めていたQBフリーマンを放出し、ルーキーのマイク・グレノンを起用してからチーム状態が明らかに良くなっているようです。かなり線が細くヒョロっとした印象ですが、しっかりしたランオフェンスに支えられてミスの少ないクオーターバッキングをしている感じです。
ターゲットはそれ程潤沢ではなく、警戒すべきはヴィンセント・ジャクソンぐらいでしょうか。しかしパスラッシュも不調なので、しっかりパスプロテクションが持ってしまうと、どうなるかは分かりません。ベントレーが復帰するのでセカンダリーの頭数は揃いますが、果たしてどうでしょうか。

・メガトロン、リービス島制圧作戦
まさにキーマッチアップと言えるCJ対リービス。前回ジェッツ時代に対戦した時はしっかり完封されてしまいましたが、今回はどうでしょうか。バールソン復帰でCJ以外のターゲット不足問題も幾分解消されるでしょうから、そっちでゲイン出来れば御の字ですけどね。

日曜ー木曜日とホームで5日間で2試合を行うシーズンの山場です。ここで連勝すれば一気に先が見えて来ます。聖地への巡礼を果たすぱいさんの為にも是非勝ってくれえ!

レビュー NFL2013 Week11 DET@PIT

時折強い雨が降るハインツ・フィールドでのスティーラーズ戦。1Qに14点を先制されるも、2Qに27点取って逆転。しかし4Q終盤にTD2本を一気に許し逆転負け。6勝4敗となり、レイヴンズに勝ったベアーズに地区首位に並ばれてしまいました。

1Q:最初のシリーズ、敵陣31ydまで攻め込むが、4thダウン1ydのギャンブルを失敗。逆にWRアントニオ・ブラウンへのショートパスでタックルミスが連発してTD。その次のシリーズもブラウンへのショートスラントが一気にTDとなり1Qで14点のビハインド。

2Q:1Q終わりからのドライブでFG成功で14-3。ディフェンスがきっちり止めるも返しのオフェンスの1プレイ目でブッシュがファンブル、FGを決められて17-3に。
続くオフェンス。CJへの79ydのプレイアクションパスが決まり、一気にTD。17-10。
FGをもう一本決められて20-10となるも、ペティ、ダーラムへのミドルパスで敵陣に進み、最後はCJへの19ydパスでTD。20-17と3点差に。
ディフェンスがきっちり3アンドアウトで止めて、2ミニッツを挟んだオフェンス、ベルのスクリーンパスでG前へ。最後もベルが持ち込んで逆転。24-20。
相手の反則もあって残り時間1分で再びオフェンス。G前1ydまで攻め込むが押しきれずFG止まり。27-20で前半終了。

3Q:ライオンズは2シリーズ連続で3&アウト。
スティーラーズにG前1ydまで攻め込まれるも、食い止めてFGに。27-23。

4Q:3Q後半からの長いドライブ。G前10ydの4thダウンで、フェイクFGでホルダーのマーティンがダイレクトスナップを受けてキャリーするもファンブルし得点ならず。
逆にスティーラーズは8分を超えるドライブを完結してFBジョンソンへの1ydTDパスで逆転、30-27に。

残り時間4分40秒、逆転の余地は十分ありましたが、3rdダウンでCJへのパスがインターセプト。返しのディフェンスも簡単にTDを奪われ37-27と10点差に。
残り時間2分でのオフェンスも最後はサックされて万事休す。



オフェンス、ディフェンス共に良い時は良い、悪いときは散々という安定しない試合運びで敗戦。

オフェンスの2Qでの27得点で逆転した時には、後半どこまで点を取れるか?とかなり期待しましたが、その後さっぱり。レシーバー陣のドロップや空いてるターゲットを見つけられなかったりと、チグハグになってしまいました。

鱒は19/46 362yd 2TD 1INT。通算100TDと通算パスヤーデージでボビー・レインを超えてフランチャイズレコード、となったマイルストーンの試合を勝利で飾ることが出来ず。後半パス成功がたった3つではどうしようもありません。前半はCJやペティグルーが割りとフリーになれていましたが、後半はほぼオープンにならず。こうなるとターゲット不足が効いてきます。

CJは6回179yd2TD。しかし後半はキャッチ無し。ペティもベルも後半キャッチなし。
全体的にドロップがこの試合も多かった訳ですが、最悪のドロップはWRロス。4Q逆転を目指すドライブで、取れば1stダウン更新となるどストライクのパスを安定の落球。もう何故コイツを使い続けるのか。結構フリーになれているのを見るとルートランが上手いんでしょうか。まあバールソンが帰ってくるまでのアレだね。

予想されていた事ですが、RBブッシュが滑る芝に足を取られて全く仕事ができず。シュヲーツさんは「彼はダート馬じゃないから」とRBとしてのタイプがベルと異なると説明。しかしブッシュ本人は「俺は万能だよ」と反論。統計を取ったわけではありませんが、天然芝のしかも傷んだフィールドでは顕著にパフォーマンスが落ちています。

逆にベルは9回49yd 1TD、パスで3レセプション48ydと効果的。4Qに怪我で下がってしまった分戦力的に厳しくなった部分もありますね。

OLは被サック2。一つはスタンツ気味に入ってきたラッシュに、左サイドのシムズとリーフが対応出来ず。2つ目はカバレッジサック。基本的にはパスプロテクションは安定していましたが、ランブロックが今ひとつ。

ディフェンスはランを27回40ydと完璧に封じたものの、パスで367yd 4TDとボコボコにされました。
スティーラーズはパスラッシュを警戒してか、早いタイミングのショートパスからRACを稼ぐプランだったようで、それに上手くしてやられました。特にクリヒューはクッションが大きく、その後のタックルをミスる(しかもセイフティもミスる)、というパターンでやられていましたね。
一番最後のコッチェリーへのTDパスは完全なブロウンカバレッジ。クイックアウトに出るレシーバーと縦に上がるコッチェリーの受け渡しをCBマシスとニッケルに入っているSケアリーがミス。

クイックパターンのパスが多かったとは言え、パスラッシュは十分とは言えません。結局フェアリーの一つだけ。インサイドからは結構押していても、アウトサイドからラッシュが掛からない為に、ベンベンに外を回られて逃げられてました。やっぱりイドニジェとヤング、テイラーあたりじゃ苦しいですね。

結果ファンブルとなって失敗してしまったフェイクFGのプレイ。個人的にはそれほど叩かれるようなプレイじゃないと思います。フェイクFGとか正直記憶にない程ですから、意表をつくという意味では悪くない。しかもあそこで3点取っていても、その後のディフェンスを見ると、抑えて逃げ切りが出来ていたかは疑問です。

ましてやファンブルしたマーティンは責められない。ファンブルしてなくても1stダウンには届いていませんでした。強いて言うなら相手ディフェンスの反応が良かった、もしくはOLのブロックがいまいちだった、という感じでしょうか。
そのマーティンはパントで平均50.7yd。キックオフも6回蹴って5回タッチバックと上々の出来。Kエイカーズさんは短めのFGを2本成功。しかし50yd前後のトライを蹴らせてもらえずギャンブルされてしまうあたりに、あまり信用されてない感じが見えてしまいますね。




ベアーズ戦勝ったものの内容がアレだったので不安視していましたが、予感が的中。PITも前半連敗していたものの、このところ建て直してくるあたりは流石強豪と言った感じです。
せっかくベアーズにスイープしているのに、このまま上に行かれてしまってはなんにもなりません。来週からホームに戻って2連戦。そこで差を付けられるか。そのためには色々建て直しが必要なような・・・。

# NFL 2013 Week10 @CHI

第10週、アウェーでのベアーズ戦、8点差での試合終了間際にTDを許すも、同点となる2ポイントコンバージョンを何とか止めて辛勝。ベアーズを7年ぶりのスイープ。6勝3敗とし、パッカーズも敗れた為地区単独首位に。
1Q:開始早々へスターの好リターン、マーシャルへのパス3連発でたった5プレイでTD、先が思いやられます。
ライオンズオフェンスも負けずとCJとペティへのパスで前進、最後はダーラムへの4ydパスですかさず同点に。
2Q:両チーム共に敵陣入ったところでの4thダウンギャンブルを失敗し追加点ならず。
ベアーズは前半終了間際、G前まで攻め込むも、スーがはたいたボールをレヴィがINTして九死に一生。異常に試合進行が早く、同時間帯の試合の中でダントツでハーフタイムに。
3Q:スパーロックが34ydのナイスリターン。ブッシュがハーフ付近から37ydラン、ホースカラータックルの反則もあってG前へ。
CJへの4ydTDパスが決まって14-7。

CBマシスがマーシャルにブチ抜かれて44ydの長いパスを通されます。G前まで攻め込まれるも何とかFGで止めて14-10。

4Q:3Q後半から両チームのオフェンスが停滞。4Q入ってからもCJがSコンティにインターセプトを喰らい窮地に。しかしフォーティの9ydTDランはホールディングで、ジェフェリーへの14ydTDパスはオフィシャルレビューで覆って、何とかFGで凌ぎ14-13と一点差。

フォーリエの25ydパス、CBティルマンのインターフェアでレッドゾーン侵入。しかしフォーリエのフェイスマスクで大きく下がってしまい、FGトライ。しかしこれをエイカーズが外して、尚も一点差。

カトラーは足の具合が思わしく無く、パスが全くダメ。それまでしっかりお付き合いしていたライオンズオフェンスもようやく覚醒。残り5分半からロスへの17ydパス、CJへの14ydパス、ブッシュのラン2連発等で続けて1stダウン更新。レッドゾーンに入ると、CJへの14ydパスでTD。21-13と8点リード。

ここで満を持して(?)バックアップのQBマカウンが登場。フェアリーのアンネセサリー・ラフネスの反則があったり、ジェフェリーやマーシャルにボコボコパスを通されてドンドンゲインされます。為す術無くマーシャルに11ydTDパスを決められて21-19。
2ポイントコンバージョン、TEロサリオへのパスが失敗、と思いきやDEヤングのラフィンザパサーでやり直し。
しかしフォーティのランをフェアリーがOLを2枚ぶち破ってストップ。同点にはならず。
オンサイドキックもライオンズが抑えて試合終了。



まあ何とか勝ったなあ、という印象。しかも半分はカトラーの不調のおかげでしょう。もうちょっと早くマカウンが出てきたら多分ヤバかったかと。3Q後半ぐらいから明らかに調子がおかしく、普通のドロップバックのパスは投げれるものの、ちょっと動きながらのパスだと全く力が入って無い印象。
グローインのケガかと思ったら足首の方が酷かったとか。

その不調にお付き合いしたのは、まずパスオフェンスの精度がイマイチだった事。
鱒は18/35 219yd 3TD 1INT。パス成功率が悪すぎますな。やたらリード過ぎるパスが多い印象でした。チャットでLigerさんやぱいさんが常々仰ってますが、CJが何でも取ってくれるもんだから、超リードのパス投げときゃ大丈夫とでもなってしまったんでしょうか。コンティに喰らったインセプも完全なコントロールミス。
まあG前の3本のTDはどれも見事ではありましたが。

ランオフェンスは好調で、ブッシュが14回105yd、ベルが10回41yd。トータルで145yd、平均5.6ydは素晴らしいと思います。
しかしブッシュのドロップの多さは頂けない。何とリーグトップだとか。

CJは6レセプション83yd 2TD。しかし17回も投じられての結果。パスがリード過ぎたり、逆にターンボールだったり、コミニュケーションミスがあったりと、鱒との息は微妙に合ってなかったですね。
この試合2TDで通算63TD。ハーマン・ムーアの記録を抜いて、フランチャイズレコードとなりました。ムーアはキャリア全体で62TDなのに、CJは油が乗り切った今で既に63TDですから、凄さが分かろうというものです。

ペティが5回投げられて5キャッチ70ydと非常にシュアハンド。シーズン前半のポロポロは何処へやら。かなり頼りになります。
スロットで起用されて2レセプション28ydとまあまあの活躍はWRジェレミー・ロス。まあ他に居ないちゃあ居ないんですけどね。しかし安定のドロップ、どフリーでどストライクのボールをジャッグルしかける等危なっかしいのには変わりなし。バールソン戻ってくるまでのアレでしょうね。
ダーラムにはTDパスの1回しか飛んで来ませんでした。

OLはこの試合も安定、サック無しでQBヒットも何とゼロ。リーフはペッパーズを完封、ルーキーのウォデルも危ない場面は見られませんでした。ホールディングとかの反則も無いですし、このOLから誰かプロボウル出てもおかしくないでしょう。

お付き合いしたもう一つの原因はパスディフェンス。
ランディフェンスはまあ素晴らしかったです。フォーティを17回33ydと完封しましたからね。
しかしパスディフェンスはアカン。まるっきり動けないカトラーを仕留め切れず、CB陣はマーシャル(7回139yd 2TD)、ジェフェリー(9回114yd)の両WRに抜かれまくり。ニッケルのベントレーが欠場したせいで、マシスがニッケルに入り、スレイがアウトサイドに入ったのがいけませんでした。スレイをベンチに下げて、Sのケアリーをニッケルに入れ、マシスを外に出してから何とか形になった感じです。まあそのマシスも簡単にブチ抜かれてましたけどね。

ベアーズのOLが素晴らしいとは言え、DL陣はカトラーにプレッシャーを与えられませんでした。スーとフェアリーのインサイドコンビはいずれも1サック、4QBヒットと、執拗に中から圧力を掛けていましたが、アンサー不在でDEのパスラッシュが皆無。アンサー戻って来ないと、これはヤバイと思います。

ターロックとレヴィはこの試合も安定。レヴィはシーズン5INT目でリーグトップタイ。

スペシャルチームですが、エイカーズが45ydを外しそうな予感がしてたら案の定外す。この所安定してたので、ちょっと見る目が変わりつつあったんですが、やはりこいつは油断出来ません。勝ったからいいものの、シーズンが佳境に入った頃にまたやらかしそうな感じ。

マーティンは平均44.5ydでまあまあ。キックオフは4本中3本エンドゾーン内に蹴り込んだが、タッチバックは無し。もうちょっと距離が出ないもんでしょうか。

リターナーはロースターに余裕が出来てスパーロックが復帰。34ydというまあまあのキックオフリターンもありましたが、タッチバックにしといた方が良かったんじゃないの、というリターンもあり、見切りの悪さは相変わらずですか。




パッカーズがイーグルスに敗れた為、6勝3敗で地区首位に。でもシュヲーツさんが「この時点で首位だからと言って、どうのこうの言うのは時期尚早」と言ってますので、ボスに従い浮かれない事にしときましょう。

「プ」関連の話題も解禁するのはまああと2つ勝ってからぐらいで。

プレビュー NFL2013 Week10 DET@CHI

第8週歓喜の逆転劇から約2週間、バイウィークを挟んでようやくゲームウィークです。

CJは10月のNFCオフェンスプレイヤーオブザマンスに選ばれました。10月は26キャッチ509yd、3TDという成績でしたが、ダラス戦での14キャッチ329ydというアレが無かったら多分選ばれて無かったでしょうね。

トランザクションですが、WRライアン・ブロイルズがIR入り。期限付きIRリストに入っていたRBモンテル・オーウェンスがロースターに復帰。

また10月22日にサインしたばかりのOTバリー・リチャードソンを解雇し、DEオーステン・レインとサインしています。

レインは4年目の26歳。マレー州立大というケンタッキー州のFCSのマイナーカレッジからドラフト5巡でジャクソンビルに入団。昨年までの3シーズンで17試合に先発、66タックル3サックを記録しています。

今年6月に解雇され、チーフスに一旦拾われますが、キャンプ終了時に解雇。しばらく浪人していたところをこの度サイン。

ちょっと変わった男のようで、右上腕にはステーキチェーン店「ビッグボーイ」のマスコットのタトゥーに入っています。「ビッグボーイ」アメリカ北部にしかフランチャイズが無いそうで、ジャクソンビルに居た頃は説明するのが面倒くさかったけど、ミシガンにはお店があるから安心、との事。なんでそのビッグボーイのタトゥーを入れたのかは不明。

あと浪人している間、MMA(総合格闘技)の練習をしたり、人気ドラマシリーズ、「ウォーキングデッド」に出演(ゾンビ役か)。ライオンズから連絡があった時は、その出演した回を丁度見ていたとか。

その他スポーツイラストレイテッドにコラムを書いて知性を見せる一方で、Twitterで公開したオフシーズンのワークアウトのタイムスケジュールが、Twitterやインスタグラムをアップする時間を午前午後で1時間ずつ取る、という超ハードスケジュールで注目を集めるなど、結構おバカな感じでもあります。

6-6 276とサイズに恵まれており、ドラフト時のコンバインで40yd4.58、ベンチ24回と身体能力も高そうですが、オツムの方がアレで浪人していたのかも知れません。

もうこんなのしかストリートには残って居なかったのかも知れませんが、アンサーがケガをしてDEのデプスが超薄。さっそく今週から出番がありそうですが果たしてやれんのかどうか。

さて、それでは第10週、敵地ソルジャー・フィールドでのベアーズ戦のプレビュー。

ベアーズとは第4週に対戦し、40対32で勝利。4ターンオーバーを奪ったディフェンスと18回139ydと爆発したブッシュのランが上手く噛み合い、2Qに27得点と一気に畳み掛けて勝ちましたが、今回はアウェーですし、前回のように上手く行くとは限りません。

ベアーズは先週エースQBカトラーがケガで欠場、しかしアウェーでパッカーズを下す金星。カトラーも早々に復帰という事で、オフェンスがノって来ると怖いです。

それではインジュリーリポートを。

Detroit Lions

Pos.NameInjuryWEDNESDAYTHURSDAYFRIDAYStatus
DE Ezekiel Ansah Ankle DNP DNP DNP Doubtful
CB Bill Bentley Knee DNP DNP DNP Doubtful
RB Reggie Bush Knee Not Listed Not Listed DNP Probable
S Louis Delmas Knee DNP LP DNP Probable
T Corey Hilliard Knee DNP DNP DNP Doubtful
WR Nate Burleson Forearm LP LP LP Out
WR Calvin Johnson Knee LP LP LP Probable
S Glover Quin Ankle LP LP LP Probable
LB Travis Lewis Ankle DNP FP FP Probable


バールソンは練習には復帰したものの、まだ患部がコンタクトには耐えられないという判断でしょう。
アンサー、ベントレーが欠場確実で、パスディフェンスが結構ヤバイ。

Chicago Bears

Pos.NameInjuryWEDNESDAYTHURSDAYFRIDAYStatus
G James Brown Illness Not Listed DNP FP Probable
LB Lance Briggs Shoulder DNP DNP DNP Out
S Patrick Mannelly Calf DNP DNP DNP Out
DT Jeremiah Ratliff Groin DNP DNP DNP Out
DE Shea McClellin Hamstring Not Listed LP DNP Doubtful
LB Blake Costanzo Back LP FP FP Probable
QB Jay Cutler Groin LP FP FP Probable
TE Dante Rosario Ankle LP FP FP Probable
CB Charles Tillman Knee LP FP FP Probable


ロジャースをサイドラインに追いやったDEマクレリンが週合間にハムストリングを痛めたようで欠場確実。DTラトリフも欠場で、DLがヤバイみたいです。

それではシチュエーション別に。

・ライオンズオフェンスvs.ベアーズディフェンス
ロジャース退場もあってかパスをシャットアウトしていたベアーズディフェンスですが、RBレイシーとスタークスに29回199yd 2TDとランディフェンスが崩壊気味。ブリッグス不在に加え、インサイドが手薄になっているのが大きいんでしょうか。
ただ芝の状態がアレなソルジャー・フィールドで、ブッシュが滑ってる映像が思い浮かびます。クリーツは長めにしとけ。

先々週大爆発のCJ。あれだけのパフォーマンスを見ればそりゃダブルカバー上等ってなもんでしょう。となると彼以外のレシーバー陣の働きがキーになってきます。鱒とのタイミングがかなり合ってきたダーラムに期待。

前回不調だったペッパーズがかなり復調しているとか。リーフはバイウィークで完調になったようですが、RTはフォックス復帰でもルーキーのウォデルで行くようです。早いタイミングのパスばっかりですから、そこそこ持てばいいんですが、ランブロックをきっちりやれるかどうか。

・ライオンズディフェンスvs.ベアーズオフェンス
パッカーズ相手に勝ち切ったベアーズ。カトラーの代役はあのジョシュ・マカウン。2006年、マーツさんがOCやってた時代にライオンズに在籍していました。スタッツは残ってないですけど。いろいろ渡り歩いてここ3年はベアーズのバックアップで定着していたようです。先週の試合を観た感じ、パスの判断が絶妙のいいQBになってました。デトロイトに居た頃は、モビリティは高いけどパスはイマイチ、という印象だったけどなあ。

といいつつ欠場していたカトラーが復帰。4週は休むんじゃなかったのかよ。早いってば。

オフェンスが調子が上がっている上にカトラー復帰となるとかなり怖いですね。しかもこちらもアンサー不在でパスラッシュが不安。ベントレーも欠場でセカンダリーもアレ。

前回対戦はフォーティのランを一発TD以外はしっかり封じてペースを握らせませんでした。カトラーもそうそう無理は出来ないでしょうから、ラン中心に組み立ててくる事は予想出来ます。
ガッツリランを止めてパスを投げざるを得ない状況にしたいところ。

・スペシャルチーム
前回はヘスターのリターンを完封したP兼KOSのマーティン。しかし今回の舞台は強風のソルジャーですから、コントロールに気をつけなければなりません。

先々週スパーロックを外してロスを入れたのは、OLのバックアップを増やす必要があったからとの事です。リターナー専任のスパーロックより、WRも出来るロスを入れて枠を一つ増やしたとの事。で、今週はどうなるかは不明。ロスはやらかしが怖いのでスパーロックの方がいいですけどね。

お互い5勝3敗同士。パッカーズも同じ5勝3敗ですから、直接対決で勝って頭一つ抜け出したいところですが、果たして。

今週から(リーグ全体では先週から)サマータイムが終わって、試合時間が1時間繰り下げられています。日本時間では午前3時キックオフですから、お間違えなきよう。






         
ライブチャット開催中!!

ライオンズの試合の開催中は、基本的にライブチャットを行っています。お待ちしております!

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