超遅報(感想) NFL2012 Week12 DETvs.HOU
現地木曜日に試合が終わってるのに、木曜日にようやく感想を書き終わるのはどうかと思いますが、やや忙しかったんで仕方ありません。申し訳ない。
第12週、感謝祭ゲームのヒューストン・テキサンズ戦。先行しながらなかなか突き放す事が出来ない展開。4Q終盤に追い付かれオーバータイムへ。両チーム3度ずつオフェンスをするという長いオーバータイム。3度目のオフェンスで敵陣まで攻めこみ、ハンソン先生が47ydのFGアテンプトを失敗。辛抱していたディフェンスも3度目は耐え切れず、Kグレアムが32ydのFGを決めて試合終了となった試合でした。
試合としてはこれ以上無いという面白い一戦でした。夜中に何度叫びそうになった事か。どちらにも思い入れの無いNFLファンの方だったら純粋に楽しめたんじゃないですかね。
試合のレビューは今週先行のねる猫さんにお任せするとして、この試合の良かった事と悪かった事を列記。
★悪かった事
・シリーズによって出来の差がありすぎるディフェンス
テキサンズ16回のシリーズのうち、所謂3&アウトが7回。一方で74yd以上ドライブされてTDに繋げられたシリーズが4つ。素晴らしい集中力で全くゲインされないシリーズがある一方で、ズルズルとゲインされ続けるシリーズも多く、ディフェンスの集中力に問題がある感じです。シュヲーツさんの赤旗で物議を醸したプレイも然り。チャレンジ出来ないプレイをチャレンジしてしまったシュヲーツさんの冷静さを欠く判断も確かに問題ですが、笛が鳴っていないにも関わらずほとんどの選手がプレイを止めてしまっている方が問題かと。あの感じではもしレビューでダウンが認められていたとしても、ズルズルゲインされて失点を許していたんじゃないですかね。
やられていたシリーズはやはり肝心な場面でアンドレ・ジョンソンにやられています。まあウチに奴を止める事が出来る輩は居ないって事でしょうけど。特に4Q残り4分8秒、ライオンズ陣41ydで4thダウン7ydを通されてしまったのが痛いですね。このギャンブルを止めていれば、おそらくそのまま押しきれたでしょうが、これを通されて同点に追い付かれてしまいました。
・コンサバなプレイコール
強力なテキサンズディフェンス相手にトータル525ydをゲインしたのはまあ良かったと思いますが、突き放すチャンスなどの時にコンサバなプレイコールでみすみす得点機会を逃す事もままありましたね。
最も顕著なのはオーバータイムでハンソン先生がFGをポストに当てて外したシリーズ。確かにG前28ydまで進み、先生ならまあオートマチックな距離かと思えますが、1stダウンでベルのランで2ydゲイン、2ndダウンでもベルのランで2ydロス。3rdダウンではプレイをせずにFGトライ。確かに3rdダウンでスナップミスなどトラブルがあったとしても、もう一度蹴り直す事も可能ですが、あまりにも保守的。ボールを手放さない事がセオリーなのかも分かりませんが、先生なら普通決める距離ではあるとは言え、このプレッシャーが掛かる状況であれば1ydでも前に進むべきだったのでは。1stダウンでランが2ydで止まった後、2ndダウン、3rdダウンで1回でもパスをトライしていればなあと。
・デルマスが再び負傷
鋭いタックルでさすがと思わせたデルマスでしたが、4Qに再び膝の負傷でサイドラインへ。OTは出場する事が出来ませんでした。サンクスギビングにやや無理して出てきていたんでしょうね。今後再び出れるようになるでしょうかね・・・。
★良かった事
・ブロイルズ6回126yd
プロ初先発のWRブロイルズ。6回126ydと主力としても充分使える力をやはり持っていますね。ヤングが信用を失っていますから、今後も先発で起用されるかも。
・CJと鱒がリーグトップへ。
CJが8回140yd1TDでシーズン1,257yd。鱒が441ydでシーズン3429ydとなりいずれもヤーデージでリーグトップへ。このあたりのスタッツを眺めるのが楽しみになっていくんでしょうかね。
・エイヴリル2サック
全体的にはパスラッシュがあまり掛からなかったのがちょっと厳しかったですが、しかし2サックを記録したエイヴリルが昨年何度も繰り返したパサーの右腕を叩く、サック→ファンブルフォースのプレイを披露。ようやく調子が出てきた感じでしょうか。といっても既に7.5サックで去年並に追い付きつつあるんですね。
・ST
スペシャルチームが概ね良かったですね。Pハリスは距離はやや物足りないものの、G前にピンするパントを連発。タッチバックは1度も無し。
ローガンはファンブルしかけた危ないプレイがありましたが、パントとキックオフでややいいリターンが。
カバーチームはキックオフ、パントとも素晴らしいカバーでした。
ハンソン先生の失敗は・・・。仕方ないです。おそらく13年前のOTでの勝ち越しFGがよぎったんでしょうね・・・。
◯スーのショーブへの金的蹴り
1Q残り6分49秒、OLに押されながらQBショーブにプレッシャーを掛けるDTエンダムカン・スー。プレッシャーの効果もありボールはターンボールとなりパス不成功。プレイが終わった後様子がおかしいショーブ。リプレイを見るとOLに押されながら倒れこむスーの左足が、股間にヒットしています。
これに対しHCキュービアックさんが審判に猛抗議。今週リーグがこのプレイを調査の結果、故意性を読み取る事が出来ず出場停止処分は下されませんでしたが、$30,000の罰金が課せられました。当のスーは当初ノーコメントでしたが、処分を受け「クレイジーなプレイだった。ああ言う事が起こったのは不幸な事だね。試合が終るまで気づかなかったんだよ。グラウンドに叩きつけられて偶然足が当たってしまった。でも終わった事だよ。コルツ戦に向けて前に進むしかないよね」と初めてコメント。ショーブは「特定のプレイや人物に対してコメントしたくない」と話し不快感を表していました。
「あんな態勢をコントロール出来ない状態で、器用に股間をキックなんか出来る訳ないだろ!」と当初思ってましたが、ビデオを何度も見てると「ちょっと怪しい」と思わざるを得ませんね(笑)。股間に当たる時だけ足がちょっぴり伸びてるもんなあ。
しかしわざとやったかどうか分からないにも関わらず$3万も罰金を課せられてしまうのが良くわかりませんね。偶然当たっても取られるの?つーか他の選手だったら取られなかったんじゃ?
わざとやったにしろ、ややセコさが感じられる攻撃ですが、もうね、どうせダーティープレイヤーの称号は剥がせないんですから、思いっきり嫌われ者に徹してやるだけやっちゃったらいいんじゃないですかね?コメントもヒールとしちゃ最高です。結局謝ってないもんねえ。
これ以降どういうダーティープレイをやったらリーグ内で嫌われるかを考えてみました。オフィシャルに見つからない感じで。
・ささやき戦法
ヒットして離れ際に相手の嫌がるプライベートな事を囁くノムさん戦法。「ゆうべ女子アナとだいぶお楽しみやったみたいやな、パスプロの時、腰が座ってへんで」
ただ相手のスキャンダルを探してくる手間が要りますが。
・面白い顔戦法
スクリメージにセットしている時に変顔を対面の選手に披露。例えばまぶたにパッチリしたお目目を書くとか。あ、それじゃスナップが見えないか。
うーん、幾つか挙げようと思いましたが思いつかない。皆さんいいのを思いついたらコメントしてください。
オーバータイムでハンソン先生のFGトライの際、「これが決まったらフランチャイズの歴史が変わるぞ」とwktkしましたが残念ながら失敗。ネタ球団としてのアレはもうしばらく続きそうな感じですね。
第12週、感謝祭ゲームのヒューストン・テキサンズ戦。先行しながらなかなか突き放す事が出来ない展開。4Q終盤に追い付かれオーバータイムへ。両チーム3度ずつオフェンスをするという長いオーバータイム。3度目のオフェンスで敵陣まで攻めこみ、ハンソン先生が47ydのFGアテンプトを失敗。辛抱していたディフェンスも3度目は耐え切れず、Kグレアムが32ydのFGを決めて試合終了となった試合でした。
試合としてはこれ以上無いという面白い一戦でした。夜中に何度叫びそうになった事か。どちらにも思い入れの無いNFLファンの方だったら純粋に楽しめたんじゃないですかね。
試合のレビューは今週先行のねる猫さんにお任せするとして、この試合の良かった事と悪かった事を列記。
★悪かった事
・シリーズによって出来の差がありすぎるディフェンス
テキサンズ16回のシリーズのうち、所謂3&アウトが7回。一方で74yd以上ドライブされてTDに繋げられたシリーズが4つ。素晴らしい集中力で全くゲインされないシリーズがある一方で、ズルズルとゲインされ続けるシリーズも多く、ディフェンスの集中力に問題がある感じです。シュヲーツさんの赤旗で物議を醸したプレイも然り。チャレンジ出来ないプレイをチャレンジしてしまったシュヲーツさんの冷静さを欠く判断も確かに問題ですが、笛が鳴っていないにも関わらずほとんどの選手がプレイを止めてしまっている方が問題かと。あの感じではもしレビューでダウンが認められていたとしても、ズルズルゲインされて失点を許していたんじゃないですかね。
やられていたシリーズはやはり肝心な場面でアンドレ・ジョンソンにやられています。まあウチに奴を止める事が出来る輩は居ないって事でしょうけど。特に4Q残り4分8秒、ライオンズ陣41ydで4thダウン7ydを通されてしまったのが痛いですね。このギャンブルを止めていれば、おそらくそのまま押しきれたでしょうが、これを通されて同点に追い付かれてしまいました。
・コンサバなプレイコール
強力なテキサンズディフェンス相手にトータル525ydをゲインしたのはまあ良かったと思いますが、突き放すチャンスなどの時にコンサバなプレイコールでみすみす得点機会を逃す事もままありましたね。
最も顕著なのはオーバータイムでハンソン先生がFGをポストに当てて外したシリーズ。確かにG前28ydまで進み、先生ならまあオートマチックな距離かと思えますが、1stダウンでベルのランで2ydゲイン、2ndダウンでもベルのランで2ydロス。3rdダウンではプレイをせずにFGトライ。確かに3rdダウンでスナップミスなどトラブルがあったとしても、もう一度蹴り直す事も可能ですが、あまりにも保守的。ボールを手放さない事がセオリーなのかも分かりませんが、先生なら普通決める距離ではあるとは言え、このプレッシャーが掛かる状況であれば1ydでも前に進むべきだったのでは。1stダウンでランが2ydで止まった後、2ndダウン、3rdダウンで1回でもパスをトライしていればなあと。
・デルマスが再び負傷
鋭いタックルでさすがと思わせたデルマスでしたが、4Qに再び膝の負傷でサイドラインへ。OTは出場する事が出来ませんでした。サンクスギビングにやや無理して出てきていたんでしょうね。今後再び出れるようになるでしょうかね・・・。
★良かった事
・ブロイルズ6回126yd
プロ初先発のWRブロイルズ。6回126ydと主力としても充分使える力をやはり持っていますね。ヤングが信用を失っていますから、今後も先発で起用されるかも。
・CJと鱒がリーグトップへ。
CJが8回140yd1TDでシーズン1,257yd。鱒が441ydでシーズン3429ydとなりいずれもヤーデージでリーグトップへ。このあたりのスタッツを眺めるのが楽しみになっていくんでしょうかね。
・エイヴリル2サック
全体的にはパスラッシュがあまり掛からなかったのがちょっと厳しかったですが、しかし2サックを記録したエイヴリルが昨年何度も繰り返したパサーの右腕を叩く、サック→ファンブルフォースのプレイを披露。ようやく調子が出てきた感じでしょうか。といっても既に7.5サックで去年並に追い付きつつあるんですね。
・ST
スペシャルチームが概ね良かったですね。Pハリスは距離はやや物足りないものの、G前にピンするパントを連発。タッチバックは1度も無し。
ローガンはファンブルしかけた危ないプレイがありましたが、パントとキックオフでややいいリターンが。
カバーチームはキックオフ、パントとも素晴らしいカバーでした。
ハンソン先生の失敗は・・・。仕方ないです。おそらく13年前のOTでの勝ち越しFGがよぎったんでしょうね・・・。
◯スーのショーブへの金的蹴り
1Q残り6分49秒、OLに押されながらQBショーブにプレッシャーを掛けるDTエンダムカン・スー。プレッシャーの効果もありボールはターンボールとなりパス不成功。プレイが終わった後様子がおかしいショーブ。リプレイを見るとOLに押されながら倒れこむスーの左足が、股間にヒットしています。
これに対しHCキュービアックさんが審判に猛抗議。今週リーグがこのプレイを調査の結果、故意性を読み取る事が出来ず出場停止処分は下されませんでしたが、$30,000の罰金が課せられました。当のスーは当初ノーコメントでしたが、処分を受け「クレイジーなプレイだった。ああ言う事が起こったのは不幸な事だね。試合が終るまで気づかなかったんだよ。グラウンドに叩きつけられて偶然足が当たってしまった。でも終わった事だよ。コルツ戦に向けて前に進むしかないよね」と初めてコメント。ショーブは「特定のプレイや人物に対してコメントしたくない」と話し不快感を表していました。
「あんな態勢をコントロール出来ない状態で、器用に股間をキックなんか出来る訳ないだろ!」と当初思ってましたが、ビデオを何度も見てると「ちょっと怪しい」と思わざるを得ませんね(笑)。股間に当たる時だけ足がちょっぴり伸びてるもんなあ。
しかしわざとやったかどうか分からないにも関わらず$3万も罰金を課せられてしまうのが良くわかりませんね。偶然当たっても取られるの?つーか他の選手だったら取られなかったんじゃ?
わざとやったにしろ、ややセコさが感じられる攻撃ですが、もうね、どうせダーティープレイヤーの称号は剥がせないんですから、思いっきり嫌われ者に徹してやるだけやっちゃったらいいんじゃないですかね?コメントもヒールとしちゃ最高です。結局謝ってないもんねえ。
これ以降どういうダーティープレイをやったらリーグ内で嫌われるかを考えてみました。オフィシャルに見つからない感じで。
・ささやき戦法
ヒットして離れ際に相手の嫌がるプライベートな事を囁くノムさん戦法。「ゆうべ女子アナとだいぶお楽しみやったみたいやな、パスプロの時、腰が座ってへんで」
ただ相手のスキャンダルを探してくる手間が要りますが。
・面白い顔戦法
スクリメージにセットしている時に変顔を対面の選手に披露。例えばまぶたにパッチリしたお目目を書くとか。あ、それじゃスナップが見えないか。
うーん、幾つか挙げようと思いましたが思いつかない。皆さんいいのを思いついたらコメントしてください。
オーバータイムでハンソン先生のFGトライの際、「これが決まったらフランチャイズの歴史が変わるぞ」とwktkしましたが残念ながら失敗。ネタ球団としてのアレはもうしばらく続きそうな感じですね。
スポンサーサイト
プレビュー NFL2012 Week12 DETvs.HOU
毎年の事ながら感謝祭の週は大忙しです。こないだレビュー書いたばっかなのに。特に4年に一回しか当たらないAFCチームが対戦相手の時は困る。
さて今年の感謝祭ゲーム、対戦相手はヒューストン・テキサンズ。現在9勝1敗でAFCトップ。今週勝って数チームが敗れれば、早くもプレイオフクリンチだそうです。ふーん、強いんだねえ。
普通に考えれば感謝祭が例年通り「ライオンズに相手が感謝される日」になる事しか予想出来ないのですが、先週のテキサンズの試合内容に一縷の望みが。
ライオンズがアウェーで完勝したジャクソンビル・ジャグワーズに、ホームなのに苦戦、OTで何とか勝利した点ですかねえ。
まあそれでもアンドレ・ジョンソンの劇的なTDパスレセプションで勝っちゃってるのがアレですが。
このチームスタッツだけ見るとオフェンス、ディフェンス共に全くと言っていいほど穴が無いんですが、先週のゲームはJACの控えQBヘニーとWRジャスティン・ブラックモンにチンチンにやられています。付け入るとすればここでしょうか。アンドレ・ジョンソンとのジョンソン級世界選手権試合をCJが制する事が出来るか。
前回の対戦は全敗シーズンの2008年第7週。特にどうという所も無く普通に負けていたようです。当時のレビュー(記事はコチラ)を見返してみてもあまり記憶が蘇ってこない。
それではインジュリーリポートをどうぞ
ライオンズは月曜日と水曜日にウォークスルーを行なっており、実質的な練習日は火曜日のみ。
デルマスが待望の練習復帰。コーリー少年も出てくるでしょう。先週の試合中に脳震盪を発症したフローレンスさんもドクターチェックをクリアし問題無い模様。
かたやバッカスは欠場濃厚。一番上の輩も。
テキサンズは月曜日休みで名目上のリストだそうです。
気になるのはドビンスとジョセフ。この二人が出れないと結構助かりますが、まあ出てくるでしょう。
それではシチュエーション別に。
・ライオンズオフェンスvs.テキサンズディフェンス
兎にも角にも点を取らない事には試合になりそうにありませんが、先週結構やられていたとは言え、テキサンズのディフェンスはトータルヤーデージで4位、失点ベースでも4位と強力。特にランは堅い堅い感じ。まあランは出ないと見て構わんでしょう。
問題はパス。タイタス不在で駒不足は否めません。ブロイルズがプロ初の先発となるんでしょう。CJへのカバーがキツイ中、シュアハンドでルートランが上手い彼を軸に組み立てたいところです。
つーかオフェンスの展望って毎回同じ事しか書いてないような気がしますね。CJ軸以外のオフェンスを組み立てて欲しいもんですけど、なかなか難しいようですね。
白熊ウェイド・フィリップスがDCに就任し大成功。この人もHCよりコーディネート職の方が向いてますね。アグレッシブな3-4ディフェンスにマッチアップするのはなかなか難しいですね。勿論最も警戒すべきはDEワット。もう既に11.5サックを記録しています。これからは3-4のDEからのパスラッシュがトレンドになるんでしょうか。
主にマッチアップするのはLGシムズとバッカスの代役でプロ初の先発となるLTリーフ。あんまり当たらないCライオーラが"Just bring it!(かかってこい)"と挑発をかましているのには、余計な事すんなと言いたくなりますが、とにかく頑張れと言うしかないですね。
・ライオンズディフェンスvs.テキサンズオフェンス
14回273ydとかいうバケモノスタッツを残したアンドレ・ジョンソンを抑えるようなCBはウチにはいません。
と言いながら向こうの軸はエイリアン・フォスターのランとTE陣へのプレイアクションパスのようです。
OL陣が強くここまで被サック17。ウチのDLがどの程度プレッシャーを掛ける事が出来るでしょうか。先週好調のフェアリーですが、火曜日から風邪を引いているようです。大丈夫かよ?!
Sデルマスがようやく復帰の見込み。状態がどの程度かはっきりしませんが、ディフェンスの楔となれるでしょうか。
・ST
Pドニー・ジョーンズは結構飛ばしますね。ジャーニーマンのKシェイン・グレアムは距離が伸びると外す可能性が高そうです。リターナーにはそれほどインパクトが高いプレイヤーはいなさそうです。
そろそろ感謝される方ではなく、感謝する方に回りたいところ。サンクスギビング何連敗でしたっけ。そろそろ連敗ストップしたいですが、相手がねえ・・・。今週は2時半キックオフですのでお間違い無く。Gaoraで生中継ですぞ!
さて今年の感謝祭ゲーム、対戦相手はヒューストン・テキサンズ。現在9勝1敗でAFCトップ。今週勝って数チームが敗れれば、早くもプレイオフクリンチだそうです。ふーん、強いんだねえ。
普通に考えれば感謝祭が例年通り「ライオンズに相手が感謝される日」になる事しか予想出来ないのですが、先週のテキサンズの試合内容に一縷の望みが。
ライオンズがアウェーで完勝したジャクソンビル・ジャグワーズに、ホームなのに苦戦、OTで何とか勝利した点ですかねえ。
まあそれでもアンドレ・ジョンソンの劇的なTDパスレセプションで勝っちゃってるのがアレですが。
このチームスタッツだけ見るとオフェンス、ディフェンス共に全くと言っていいほど穴が無いんですが、先週のゲームはJACの控えQBヘニーとWRジャスティン・ブラックモンにチンチンにやられています。付け入るとすればここでしょうか。アンドレ・ジョンソンとのジョンソン級世界選手権試合をCJが制する事が出来るか。
前回の対戦は全敗シーズンの2008年第7週。特にどうという所も無く普通に負けていたようです。当時のレビュー(記事はコチラ)を見返してみてもあまり記憶が蘇ってこない。
それではインジュリーリポートをどうぞ
Detroit Lions
Pos. | Name | Injury | MONDAY* | TUESDAY | WEDNESDAY* | Status |
---|---|---|---|---|---|---|
WR | Titus Young | Not Injury Related / Knee | Out | Out | Out | Out |
T | Jeff Backus | Hamstring | NP | NP | NP | Doubtful |
S | Louis Delmas | Knee | NP | LP | LP | Questionable |
DT | Nick Fairley | Illness | Not Listed | Not Listed | NP | Questionable |
CB | Drayton Florence | Concussion | NP | NP | LP | Questionable |
CB | Jacob Lacey | Foot | NP | LP | NP | Questionable |
DT | Corey Williams | Knee / Illness | LP | LP | NP | Questionable |
DE | Cliff Avril | Knee | NP | LP | LP | Probable |
S | Erik Coleman | Eye | LP | LP | LP | Probable |
K | Jason Hanson | Left Foot | FP | FP | FP | Probable |
DT | Sammie Hill | Knee | NP | LP | FP | Probable |
CB | Chris Houston | Ankle | LP | LP | LP | Probable |
WR | Calvin Johnson | Knee/Thumb | NP | LP | LP | Probable |
LB | Ashlee Palmer | Chest | LP | LP | LP | Probable |
G | Rob Sims | Hamstring | LP | LP | LP | Probable |
DT | Ndamukong Suh | Knee | LP | FP | FP | Probable |
ライオンズは月曜日と水曜日にウォークスルーを行なっており、実質的な練習日は火曜日のみ。
デルマスが待望の練習復帰。コーリー少年も出てくるでしょう。先週の試合中に脳震盪を発症したフローレンスさんもドクターチェックをクリアし問題無い模様。
かたやバッカスは欠場濃厚。一番上の輩も。
Houston Texans
Pos. | Name | Injury | MONDAY* | TUESDAY | WEDNESDAY | Status |
---|---|---|---|---|---|---|
WR | DeVier Posey | Knee / Hamstring | NP | NP | NP | Doubtful |
LB | Tim Dobbins | Shoulder | LP | NP | NP | Questionable |
CB | Johnathan Joseph | Hamstring | NP | NP | NP | Questionable |
RB | Ben Tate | Hamstring | NP | NP | NP | Questionable |
C | Chris Meyers | Back | Not Listed | LP | FP | Probable |
DE | Antonio Smith | Ankle | LP | LP | LP | Probable |
G | Wade Smith | Ribs | NP | LP | LP | Probable |
DT | Shaun Cody | Back / Ribs | LP | LP | LP | Probable |
DE | Jared Crick | Neck | FP | FP | FP | Probable |
TE | Owen Daniels | Back | FP | FP | FP | Probable |
S | Quintin Demps | Back | FP | FP | FP | Probable |
LB | Bradie James | Thumb | FP | FP | FP | Probable |
WR | Lestar Jean | Knee | FP | FP | FP | Probable |
CB | Brice McCain | Knee | FP | FP | FP | Probable |
LB | Jesse Nading | Foot | FP | FP | FP | Probable |
LB | Darryl Sharpton | Neck / Knee / Hip | LP | FP | FP | Probable |
QB | T.J. Yates | Right Elbow | FP | FP | FP | Probable |
テキサンズは月曜日休みで名目上のリストだそうです。
気になるのはドビンスとジョセフ。この二人が出れないと結構助かりますが、まあ出てくるでしょう。
それではシチュエーション別に。
・ライオンズオフェンスvs.テキサンズディフェンス
兎にも角にも点を取らない事には試合になりそうにありませんが、先週結構やられていたとは言え、テキサンズのディフェンスはトータルヤーデージで4位、失点ベースでも4位と強力。特にランは堅い堅い感じ。まあランは出ないと見て構わんでしょう。
問題はパス。タイタス不在で駒不足は否めません。ブロイルズがプロ初の先発となるんでしょう。CJへのカバーがキツイ中、シュアハンドでルートランが上手い彼を軸に組み立てたいところです。
つーかオフェンスの展望って毎回同じ事しか書いてないような気がしますね。CJ軸以外のオフェンスを組み立てて欲しいもんですけど、なかなか難しいようですね。
白熊ウェイド・フィリップスがDCに就任し大成功。この人もHCよりコーディネート職の方が向いてますね。アグレッシブな3-4ディフェンスにマッチアップするのはなかなか難しいですね。勿論最も警戒すべきはDEワット。もう既に11.5サックを記録しています。これからは3-4のDEからのパスラッシュがトレンドになるんでしょうか。
主にマッチアップするのはLGシムズとバッカスの代役でプロ初の先発となるLTリーフ。あんまり当たらないCライオーラが"Just bring it!(かかってこい)"と挑発をかましているのには、余計な事すんなと言いたくなりますが、とにかく頑張れと言うしかないですね。
・ライオンズディフェンスvs.テキサンズオフェンス
14回273ydとかいうバケモノスタッツを残したアンドレ・ジョンソンを抑えるようなCBはウチにはいません。
と言いながら向こうの軸はエイリアン・フォスターのランとTE陣へのプレイアクションパスのようです。
OL陣が強くここまで被サック17。ウチのDLがどの程度プレッシャーを掛ける事が出来るでしょうか。先週好調のフェアリーですが、火曜日から風邪を引いているようです。大丈夫かよ?!
Sデルマスがようやく復帰の見込み。状態がどの程度かはっきりしませんが、ディフェンスの楔となれるでしょうか。
・ST
Pドニー・ジョーンズは結構飛ばしますね。ジャーニーマンのKシェイン・グレアムは距離が伸びると外す可能性が高そうです。リターナーにはそれほどインパクトが高いプレイヤーはいなさそうです。
そろそろ感謝される方ではなく、感謝する方に回りたいところ。サンクスギビング何連敗でしたっけ。そろそろ連敗ストップしたいですが、相手がねえ・・・。今週は2時半キックオフですのでお間違い無く。Gaoraで生中継ですぞ!
レビュー NFL2012 Week11 DETvs.GB
第11週ホームフォード・フィールドでのグリーンベイ・パッカーズ戦。試合終了直前2ミニッツ前まで20-14とリードしながら、QBロジャースからWRコッブへのTDパスで逆転を許し、残り2分弱の反撃も不発に終わり24-20で敗戦。4勝6敗と借金は2となりました。
1Q、FGで3点先制も、2Q入って直ぐTEフィンリーへ20ydTDパスが決まり7-3。しかし返しのオフェンスでRBルショアがG前1ydを押し込み10-7。
この後ターンオーバーの応酬があったり、パッカーズのKクロスビーが50ydFGを外したりしてそのまま前半終了。
後半に入って最初のオフェンスで、SジェニングスにインターセプトリターンTDを喰らい14-10に。しかし返しのオフェンスでCJへの25ydTDパスが決まり17-14と再び逆転。
4Q中盤、G前まで攻め込みながら決めてに欠きFG止まりで20-14。
TDを取られなければ勝利という展開でしたが、フィンリーへのパスで40yd進まれたりとガンガン進まれ、最後はWRコッブへの22ydTDパスで21-14と逆転を許します。
残り1分48秒でTO2つ。FG圏内まで進められば逆転という展開でしたが、4thダウンまで一本のパスも通す事が出来ずにターンオーバー。パッカーズに時間を潰されてFGで3点追加で24-20。さすがに残り15秒ではどうにもならずにゲームオーバー。
パッカーズのQBがロジャースになってから、彼が脳震盪で退場した2010年の試合以外一度も勝てません。最も大事な場面で決められるロジャースとパッカーズ。最も大事な場面で1ydも進める事が出来ない鱒とライオンズ。ここに勝てるチームとそうでないチームの差があるのかも分かりません。
鱒は17/39 266yd 1TD 2INT 1ファンブルロスト。
最初のインセプはクロッシングルートを走るタイタスに投げましたが、アンダーニースに残っていたCBヘイワードが見えていませんでした。
2つ目はシェフラーに投げたパスがターンボール気味でシェフラーが弾き、それをジェニングスがジャック。
ファンブルロストはスクランブルに出た所で、LBモーゼズに後ろからボールを狙われました。ややボールセキュリティがルーズだったか。
全体的にコントロールが粗く誰に投げているのか分からないパスも幾つかありましたが、レシーバー陣のドロップにも悩まされました。
バッカス離脱後はパスプロも持たなくなり、充分な時間も無かった感じ。
CJは5回143yd 1TD。TDパスは本来ならインセプされてもおかしくないパスでしたが、相手Sがボールをキャッチしそこねて助かりました。シーズン6試合目の100yd超でレシービングヤードは1,117ydとリーグトップですが、チームの勝利に繋がっていないのが残念です。
WRタイタス・ヤングが月曜日チーム施設から自宅へ送還され、木曜日サンクスギビングのテキサンズ戦でもイナクティブになるようです。
問題のプレイは4Q残り1分43秒で2nd&10。スロットの位置(実際にはスクリメージに並んでいたのでスプリットエンドですが)にタイタスはセットしていましたが、ワイドアウトにセットしていたシェフラーが近づいて来るも、何か追い払うような仕草。鱒もこの方向にしきりに指示を出していましたが、そのうちに痺れを切らしたのか、RTシェアラスがフォルススタートを犯して5yd罰退で2nd&15となってしまいました。
これに対してHCシュヲーツさんは「彼の振る舞いは決して受け入れる事は出来ない。チームを、特にオフェンスを傷つける行為だ。このような崩壊を招くような事は取り除かれなければならない」と上記の厳しい処分を下す事になりました。
タイタスは少なくとも2回、指示されたものと異なる
アサインメントに付いたという事です。
シュヲーツさんが「フットボールはチーム競技だ。個人競技ではない」と言うように、サイドラインから出されたプレイコールを守るのは基本中の基本です。オレがやってやるぜ、という気持ちはともかく、それを理由にプレイコールを守らないというのは言語道断。
タイタスは以前より性格的に問題を抱えています。大学時代はチームメイトを殴った事で2年時出場停止。ライオンズに入ってからも昨年のNO戦に相手ディフェンスにボールを投げつけてTDの機会を逃し、サイドラインへ下げられ、昨オフには練習中にデルマスを殴って自宅へ返されています。
本人が父親になったこと(ジャージの表記をYoung Sr.へ)と、WRチームのリーダーであるバールソンがシーズンアウトになった事で、精神的にも成長が見られたのかと思っていましたが、まだまだ未熟さは変わらなかったようです。シュヲーツさんは「これは以前にカバーしたはずの問題だ。これを繰り返した事に失望している」とコメントし、断固たる態度で対応したという事でしょう。
サイドラインでWRコーチのジェファーソンがOCリネハンに怒鳴っているシーンが試合終盤に映されましたが、これはコーチ内の軋轢という事ではなく、ジェファーソンがリネハンに「タイタスを下げろ!」と怒鳴っていただけで、問題は特にないとの事。
バールソン離脱で大きな役割を果たすべきにも関わらず、この体たらく。チーム内の信用を取り戻すには相当の努力が必要かと思われますが、果たして心を本当に入れ替える事が出来るのでしょうか。このままシーズン後に放出でバスト、という事になりそうな悪寒。
CJ以外のレシーバー陣はヤングとともにパッとせず。ブロイルズが2回投げられて2回確実にキャッチ。鱒も「ブロイルズに投げる機会を増やす必要がある」と話しており、ヤング以上の役割を今後与えられる事になりそうです。
ランは24回110yd。ルショアが19回84yd 1TD。前半にG前11ydからランだけでTDを奪うなどある程度は効果的でしたが、試合を支配出来る程の影響力はありませんでした。
OLは被サック5とLBマシューズを欠くパッカーズディフェンスに苦戦。特にLTバッカスがハムストリングを痛めて退場してからは、特にプロテクションが持たなくなり、あっという間にポケットが狭くなる印象。バッカスの代役リーフはランブロックでは強烈なブロックを繰り出しますが、パスプロテクションではまだまだのようです。
バッカス不在はパスプロテクションの面でも痛手ですが、エクストラOLとしてリーフを起用していたのが出来なくなるのもかなり痛いですね。
パッカーズオフェンスを316yd、特にパスを236ydに抑えたディフェンスを責めるのは酷のような気もしますが、4Q逆転を許したシリーズであっさりヤラれすぎなのはいけませんね。コッブへのTDパス。責任はやはりスロットについていたCBレイシー。あっさり抜かれるのもアレですが、ややターンボール気味で、届かない事も無い感じ。しかし何の反応もせずやられています。この人には所謂"Instinct"が丸っきり無いですね。前半にINTを決めてちょっぴり見直しましたがあっさり帳消しですわ。
TDのプレイではSシルヴァがすっ飛んで来ましたが届かず。どの位置にセットしていたかはコーチフィルムを見ないと分かりませんが、スピードの不足は否めません。スパヴェイが結局IR入りしており、コールマンとシルヴァという布陣ではちょっと厳しいです。デルマスは何時帰ってくるのか・・・。
DLではDTフェアリーが7タックル2サック1FFと化けモンの活躍。コーリー少年よりもパフォーマンスはイイのではともっぱらの評判。
LB陣は概ねタックリングも良く評価出来ますが、スクリーンに過剰反応してフィンリーを完全にフリーにしてしまったTDパスが悔やまれます。
STはキックオフリターンを平均20yd以下に押さえて合格点。KR/PRローガンは相変わらずパッとせず。Pハリスは飛距離に物足りなさが。
バッカスを欠き(連続試合記録が186でストップか)、タイタスも出れない状況でショートウィークで強豪ヒューストンをサンクスギビングで迎え撃つ事になります。また今年も期待出来なさそうだ・・・。
1Q、FGで3点先制も、2Q入って直ぐTEフィンリーへ20ydTDパスが決まり7-3。しかし返しのオフェンスでRBルショアがG前1ydを押し込み10-7。
この後ターンオーバーの応酬があったり、パッカーズのKクロスビーが50ydFGを外したりしてそのまま前半終了。
後半に入って最初のオフェンスで、SジェニングスにインターセプトリターンTDを喰らい14-10に。しかし返しのオフェンスでCJへの25ydTDパスが決まり17-14と再び逆転。
4Q中盤、G前まで攻め込みながら決めてに欠きFG止まりで20-14。
TDを取られなければ勝利という展開でしたが、フィンリーへのパスで40yd進まれたりとガンガン進まれ、最後はWRコッブへの22ydTDパスで21-14と逆転を許します。
残り1分48秒でTO2つ。FG圏内まで進められば逆転という展開でしたが、4thダウンまで一本のパスも通す事が出来ずにターンオーバー。パッカーズに時間を潰されてFGで3点追加で24-20。さすがに残り15秒ではどうにもならずにゲームオーバー。
パッカーズのQBがロジャースになってから、彼が脳震盪で退場した2010年の試合以外一度も勝てません。最も大事な場面で決められるロジャースとパッカーズ。最も大事な場面で1ydも進める事が出来ない鱒とライオンズ。ここに勝てるチームとそうでないチームの差があるのかも分かりません。
鱒は17/39 266yd 1TD 2INT 1ファンブルロスト。
最初のインセプはクロッシングルートを走るタイタスに投げましたが、アンダーニースに残っていたCBヘイワードが見えていませんでした。
2つ目はシェフラーに投げたパスがターンボール気味でシェフラーが弾き、それをジェニングスがジャック。
ファンブルロストはスクランブルに出た所で、LBモーゼズに後ろからボールを狙われました。ややボールセキュリティがルーズだったか。
全体的にコントロールが粗く誰に投げているのか分からないパスも幾つかありましたが、レシーバー陣のドロップにも悩まされました。
バッカス離脱後はパスプロも持たなくなり、充分な時間も無かった感じ。
CJは5回143yd 1TD。TDパスは本来ならインセプされてもおかしくないパスでしたが、相手Sがボールをキャッチしそこねて助かりました。シーズン6試合目の100yd超でレシービングヤードは1,117ydとリーグトップですが、チームの勝利に繋がっていないのが残念です。
WRタイタス・ヤングが月曜日チーム施設から自宅へ送還され、木曜日サンクスギビングのテキサンズ戦でもイナクティブになるようです。
問題のプレイは4Q残り1分43秒で2nd&10。スロットの位置(実際にはスクリメージに並んでいたのでスプリットエンドですが)にタイタスはセットしていましたが、ワイドアウトにセットしていたシェフラーが近づいて来るも、何か追い払うような仕草。鱒もこの方向にしきりに指示を出していましたが、そのうちに痺れを切らしたのか、RTシェアラスがフォルススタートを犯して5yd罰退で2nd&15となってしまいました。
これに対してHCシュヲーツさんは「彼の振る舞いは決して受け入れる事は出来ない。チームを、特にオフェンスを傷つける行為だ。このような崩壊を招くような事は取り除かれなければならない」と上記の厳しい処分を下す事になりました。
タイタスは少なくとも2回、指示されたものと異なる
アサインメントに付いたという事です。
シュヲーツさんが「フットボールはチーム競技だ。個人競技ではない」と言うように、サイドラインから出されたプレイコールを守るのは基本中の基本です。オレがやってやるぜ、という気持ちはともかく、それを理由にプレイコールを守らないというのは言語道断。
タイタスは以前より性格的に問題を抱えています。大学時代はチームメイトを殴った事で2年時出場停止。ライオンズに入ってからも昨年のNO戦に相手ディフェンスにボールを投げつけてTDの機会を逃し、サイドラインへ下げられ、昨オフには練習中にデルマスを殴って自宅へ返されています。
本人が父親になったこと(ジャージの表記をYoung Sr.へ)と、WRチームのリーダーであるバールソンがシーズンアウトになった事で、精神的にも成長が見られたのかと思っていましたが、まだまだ未熟さは変わらなかったようです。シュヲーツさんは「これは以前にカバーしたはずの問題だ。これを繰り返した事に失望している」とコメントし、断固たる態度で対応したという事でしょう。
サイドラインでWRコーチのジェファーソンがOCリネハンに怒鳴っているシーンが試合終盤に映されましたが、これはコーチ内の軋轢という事ではなく、ジェファーソンがリネハンに「タイタスを下げろ!」と怒鳴っていただけで、問題は特にないとの事。
バールソン離脱で大きな役割を果たすべきにも関わらず、この体たらく。チーム内の信用を取り戻すには相当の努力が必要かと思われますが、果たして心を本当に入れ替える事が出来るのでしょうか。このままシーズン後に放出でバスト、という事になりそうな悪寒。
CJ以外のレシーバー陣はヤングとともにパッとせず。ブロイルズが2回投げられて2回確実にキャッチ。鱒も「ブロイルズに投げる機会を増やす必要がある」と話しており、ヤング以上の役割を今後与えられる事になりそうです。
ランは24回110yd。ルショアが19回84yd 1TD。前半にG前11ydからランだけでTDを奪うなどある程度は効果的でしたが、試合を支配出来る程の影響力はありませんでした。
OLは被サック5とLBマシューズを欠くパッカーズディフェンスに苦戦。特にLTバッカスがハムストリングを痛めて退場してからは、特にプロテクションが持たなくなり、あっという間にポケットが狭くなる印象。バッカスの代役リーフはランブロックでは強烈なブロックを繰り出しますが、パスプロテクションではまだまだのようです。
バッカス不在はパスプロテクションの面でも痛手ですが、エクストラOLとしてリーフを起用していたのが出来なくなるのもかなり痛いですね。
パッカーズオフェンスを316yd、特にパスを236ydに抑えたディフェンスを責めるのは酷のような気もしますが、4Q逆転を許したシリーズであっさりヤラれすぎなのはいけませんね。コッブへのTDパス。責任はやはりスロットについていたCBレイシー。あっさり抜かれるのもアレですが、ややターンボール気味で、届かない事も無い感じ。しかし何の反応もせずやられています。この人には所謂"Instinct"が丸っきり無いですね。前半にINTを決めてちょっぴり見直しましたがあっさり帳消しですわ。
TDのプレイではSシルヴァがすっ飛んで来ましたが届かず。どの位置にセットしていたかはコーチフィルムを見ないと分かりませんが、スピードの不足は否めません。スパヴェイが結局IR入りしており、コールマンとシルヴァという布陣ではちょっと厳しいです。デルマスは何時帰ってくるのか・・・。
DLではDTフェアリーが7タックル2サック1FFと化けモンの活躍。コーリー少年よりもパフォーマンスはイイのではともっぱらの評判。
LB陣は概ねタックリングも良く評価出来ますが、スクリーンに過剰反応してフィンリーを完全にフリーにしてしまったTDパスが悔やまれます。
STはキックオフリターンを平均20yd以下に押さえて合格点。KR/PRローガンは相変わらずパッとせず。Pハリスは飛距離に物足りなさが。
バッカスを欠き(連続試合記録が186でストップか)、タイタスも出れない状況でショートウィークで強豪ヒューストンをサンクスギビングで迎え撃つ事になります。また今年も期待出来なさそうだ・・・。
プレビュー NFL2012 Week11 DETvs.GB
プレビューの前にトランザクションを一つ。
レイダースからウェイバーになったCBパトリック・リーにクレームして獲得、代わりにアルフォンゾ・スミスを解雇しました。
リーは5年目の27歳。2008年ドラフト2巡でオーバーンからパッカーズ入り。指名順位の期待を裏切り伸び悩み、FAになった今年レイダースへ。7試合に先発し30タックル1INTを記録しましたが解雇されました。
Packerzoneさんによりますと、フィジカルなプレイが身上でスペシャルチームでは戦力になるが、スピードとクイックネスに欠け、スロットなら悪くないがアウトサイドではスピードに欠ける、との事。
CB不足で出戻ったアルフォンゾですが、安定感を欠くプレイでルーキーのジョンテ・グリーンに上回られ、元々適正がないSTでもやらかし(反則)があって使い物になりませんでした。
リーは先発待遇でOAK入りしながらシーズン途中で解雇されているぐらいですから、CBとしての期待はほとんどされていないと思われます。後述のフローレンスさんが戻って来ますので、CBは質はともかくメンツは揃います。とにかくSTでの出場とスロットでたまに出るくらいでしょうか。古巣のGB相手でWR陣の癖なんかも分かってるでしょうし。通用するかどうかは別問題。
復帰可能なIRに入っているCBドレイトン・フローレンスさん。復帰に向け順調に練習をこなしていて、パッカーズ戦から復帰するのでは、と見られています。まだロースターには戻されていませんが、セカンダリーは怪我人が多く入れ替えは厳しいので、代わりに解雇されるのはWRロビスキーあたりじゃないかと予想しています。
さて、それでは第11週パッカーズ戦のプレビュー。
シーズンアウトになった選手を含めて、グレッグ・ジェニングス、チャールズ・ウッドソン、デズモンド・ビショップ、セドリック・ベンソンと主力級をケガで多く欠きながら現在6勝3敗。さすがの底力といった感じでしょうか。
QBアーロン・ロジャースはエースWRジェニングスが居なくても既にTDパスが25個でINTがたった5つ。化けモンじゃなかろうか。2年目のコッブが45回500yd6TDと成長したのが大きいんでしょうね。
シーホークスのCBリチャード・シャーマンが、CJのニックネーム「メガトロン」に対抗して「オレはオプティマス・プライムだ」とブチあげて話題になりましたが、今回はCBトラモン・ウィリアムズが「オレこそがオプティマス・プライムだ」と名乗りを挙げました。「オートボットのリーダーで、若い連中のリーダーだ。自分が統率してタフな戦いを生き抜く」(アメフトNewsJapanより)とコメントしたそうです。
CJとトラモンの昨シーズンのマッチアップは、サンクスギビングが4回49yd、最終戦が11回244yd1TDとまあ「1勝1敗」。最初に名告りを挙げたシャーマンには3回46ydに抑えられましたが、手下のタイタス・ヤングが100yd2TDと活躍しています。
オプティマス・プライムを破壊大帝が粉砕するのが一番ですが、こないだのようにそちらにフォーカスが集まってる間に側で手下が蹂躙という展開も悪くはないですけどね。
そいではインジュリーリポートです。
今週も先発S二人は欠場。GB相手にこれはヤバイ。ただ重傷も覚悟していたクリヒュー、エイヴリルの二人が出場出来そうなのは朗報。
クレイ・マシューズ不在は非常に助かります。CBシールズも欠場の方向とか。
ただ天敵とも言えるジョーディ・ネルソンが復帰してくるのが怖い
それではシチュエーション別に。
・ライオンズオフェンスvs.パッカーズディフェンス
本来ならばボールコントロールをして相手オフェンスの出番を減らすのがセオリーなんでしょうが、パッカーズ相手にそんな悠長な事言ってる場合じゃないと思います。どうせランは大して出ないんだから、最初からガンガンパスで攻めるべし。
チームトータル28サックの1/3近くを占めるマシューズの不在により、パスラッシュは相当緩和される筈。パスプロが持ってる間に投げまくって頂きたい。「試合を面白くするために前半はわざと点を取らない」などという自作自演説を払拭するためにも、1QからTDを。
・ライオンズディフェンスvs.パッカーズオフェンス
ジェニングス不在とは言え、コッブ、ネルソン、ジョーンズと言ったレシーバー陣を止めるメンツははっきり言ってウチにはおりません。特にコールマン、シルヴァのS陣はヤバイヤバイ。
ただパッカーズもブラガの離脱でOLが傷んでおり、被サック29とパスプロテクションには苦しんでいる模様。スーは「踏みつけ事件」のディートリック=スミスとマッチアップする事になりますが、フェアプレイでドミネイトして、ロジャースを止めて欲しいものです。
パッカーズはランオフェンスでも苦しんでいる感じ。ここは心配無いでしょうと言いながらやられるのがライオンズクオリティですが、ランは今年に関してはADみたいなよっぽどのランナーじゃない限り止めてるんですよね。先週のアレを引きずってないといいですけど。
・ST
コッブはパントリターンでTDを記録しており、非常に危険。最大限の注意を。Pのマステイは飛距離・コントロール共に安定しているようです。Kクロスビーは今年ややスランプで、50yd+を4回中3回失敗しています。
パッカーズはカバーチームも良く、あまりロングリターンを許していません。ホームに戻って風が無い状況でローガンがどの程度仕事させて貰えるでしょうか。
これまで地区内対戦全敗。パッカーズはさすがの強豪ですが、怪我人も多く付け入る隙はあると思います。先週の負けを引きずっていなければ、いい勝負になると思います。おそらくシュートアウト必至。試合時間が長くなると思われますのでご注意を。
レイダースからウェイバーになったCBパトリック・リーにクレームして獲得、代わりにアルフォンゾ・スミスを解雇しました。
リーは5年目の27歳。2008年ドラフト2巡でオーバーンからパッカーズ入り。指名順位の期待を裏切り伸び悩み、FAになった今年レイダースへ。7試合に先発し30タックル1INTを記録しましたが解雇されました。
Packerzoneさんによりますと、フィジカルなプレイが身上でスペシャルチームでは戦力になるが、スピードとクイックネスに欠け、スロットなら悪くないがアウトサイドではスピードに欠ける、との事。
CB不足で出戻ったアルフォンゾですが、安定感を欠くプレイでルーキーのジョンテ・グリーンに上回られ、元々適正がないSTでもやらかし(反則)があって使い物になりませんでした。
リーは先発待遇でOAK入りしながらシーズン途中で解雇されているぐらいですから、CBとしての期待はほとんどされていないと思われます。後述のフローレンスさんが戻って来ますので、CBは質はともかくメンツは揃います。とにかくSTでの出場とスロットでたまに出るくらいでしょうか。古巣のGB相手でWR陣の癖なんかも分かってるでしょうし。通用するかどうかは別問題。
復帰可能なIRに入っているCBドレイトン・フローレンスさん。復帰に向け順調に練習をこなしていて、パッカーズ戦から復帰するのでは、と見られています。まだロースターには戻されていませんが、セカンダリーは怪我人が多く入れ替えは厳しいので、代わりに解雇されるのはWRロビスキーあたりじゃないかと予想しています。
さて、それでは第11週パッカーズ戦のプレビュー。
シーズンアウトになった選手を含めて、グレッグ・ジェニングス、チャールズ・ウッドソン、デズモンド・ビショップ、セドリック・ベンソンと主力級をケガで多く欠きながら現在6勝3敗。さすがの底力といった感じでしょうか。
QBアーロン・ロジャースはエースWRジェニングスが居なくても既にTDパスが25個でINTがたった5つ。化けモンじゃなかろうか。2年目のコッブが45回500yd6TDと成長したのが大きいんでしょうね。
シーホークスのCBリチャード・シャーマンが、CJのニックネーム「メガトロン」に対抗して「オレはオプティマス・プライムだ」とブチあげて話題になりましたが、今回はCBトラモン・ウィリアムズが「オレこそがオプティマス・プライムだ」と名乗りを挙げました。「オートボットのリーダーで、若い連中のリーダーだ。自分が統率してタフな戦いを生き抜く」(アメフトNewsJapanより)とコメントしたそうです。
CJとトラモンの昨シーズンのマッチアップは、サンクスギビングが4回49yd、最終戦が11回244yd1TDとまあ「1勝1敗」。最初に名告りを挙げたシャーマンには3回46ydに抑えられましたが、手下のタイタス・ヤングが100yd2TDと活躍しています。
オプティマス・プライムを破壊大帝が粉砕するのが一番ですが、こないだのようにそちらにフォーカスが集まってる間に側で手下が蹂躙という展開も悪くはないですけどね。
そいではインジュリーリポートです。
Detroit Lions
Pos. | Name | Injury | WEDNESDAY | THURSDAY | FRIDAY | Status |
---|---|---|---|---|---|---|
S | Amari Spievey | Concussion | NP | NP | NP | Out |
DT | Corey Williams | Knee | NP | NP | NP | Out |
S | Louis Delmas | Knee | NP | NP | NP | Doubtful |
CB | Chris Houston | Ankle | NP | LP | LP | Questionable |
WR | Calvin Johnson | Knee | NP | LP | LP | Questionable |
DE | Cliff Avril | Back / Concussion | NP | LP | LP | Probable |
S | Erik Coleman | Toe | NP | LP | LP | Probable |
K | Jason Hanson | Left Foot | LP | LP | LP | Probable |
LB | Ashlee Palmer | Chest | LP | LP | LP | Probable |
WR | Titus Young | Knee | LP | LP | LP | Probable |
DE | Kyle Vanden Bosch | Not Inury Related | Not Listed | Not Listed | NP | Not Listed |
今週も先発S二人は欠場。GB相手にこれはヤバイ。ただ重傷も覚悟していたクリヒュー、エイヴリルの二人が出場出来そうなのは朗報。
Green Bay Packers
Pos. | Name | Injury | WEDNESDAY | THURSDAY | FRIDAY | Status |
---|---|---|---|---|---|---|
WR | Greg Jennings | Groin / Abdomen | Out | Out | Out | Out |
LB | Clay Matthews | Hamstring | Out | Out | Out | Out |
TE | Andrew Quarless | Knee | LP | NP | NP | Out |
S | Charles Woodson | Collarbone | Out | Out | Out | Out |
LB | Terrell Manning | Shoulder | LP | LP | LP | Questionable |
CB | Sam Shields | Ankle | LP | LP | LP | Questionable |
WR | Donald Driver | Thumb | LP | LP | LP | Probable |
RB | Alex Green | Knee | Not Listed | Not Listed | NP | Probable |
RB | John Kuhn | Hamstring | LP | LP | LP | Probable |
G | T.J. Lang | Elbow / Wrist | FP | FP | FP | Probable |
DE | Mike Neal | Ankle | NP | LP | LP | Probable |
WR | Jordy Nelson | Hamstring / Foot | LP | LP | LP | Probable |
TE | Ryan Taylor | Chest | LP | LP | FP | Probable |
RB | Johnny White | Illness | Not Listed | NP | LP | Probable |
TE | D.J. Williams | Hamstring | FP | FP | FP | Probable |
DE | Jerel Worthy | Concussion | FP | FP | FP | Probable |
クレイ・マシューズ不在は非常に助かります。CBシールズも欠場の方向とか。
ただ天敵とも言えるジョーディ・ネルソンが復帰してくるのが怖い
それではシチュエーション別に。
・ライオンズオフェンスvs.パッカーズディフェンス
本来ならばボールコントロールをして相手オフェンスの出番を減らすのがセオリーなんでしょうが、パッカーズ相手にそんな悠長な事言ってる場合じゃないと思います。どうせランは大して出ないんだから、最初からガンガンパスで攻めるべし。
チームトータル28サックの1/3近くを占めるマシューズの不在により、パスラッシュは相当緩和される筈。パスプロが持ってる間に投げまくって頂きたい。「試合を面白くするために前半はわざと点を取らない」などという自作自演説を払拭するためにも、1QからTDを。
・ライオンズディフェンスvs.パッカーズオフェンス
ジェニングス不在とは言え、コッブ、ネルソン、ジョーンズと言ったレシーバー陣を止めるメンツははっきり言ってウチにはおりません。特にコールマン、シルヴァのS陣はヤバイヤバイ。
ただパッカーズもブラガの離脱でOLが傷んでおり、被サック29とパスプロテクションには苦しんでいる模様。スーは「踏みつけ事件」のディートリック=スミスとマッチアップする事になりますが、フェアプレイでドミネイトして、ロジャースを止めて欲しいものです。
パッカーズはランオフェンスでも苦しんでいる感じ。ここは心配無いでしょうと言いながらやられるのがライオンズクオリティですが、ランは今年に関してはADみたいなよっぽどのランナーじゃない限り止めてるんですよね。先週のアレを引きずってないといいですけど。
・ST
コッブはパントリターンでTDを記録しており、非常に危険。最大限の注意を。Pのマステイは飛距離・コントロール共に安定しているようです。Kクロスビーは今年ややスランプで、50yd+を4回中3回失敗しています。
パッカーズはカバーチームも良く、あまりロングリターンを許していません。ホームに戻って風が無い状況でローガンがどの程度仕事させて貰えるでしょうか。
これまで地区内対戦全敗。パッカーズはさすがの強豪ですが、怪我人も多く付け入る隙はあると思います。先週の負けを引きずっていなければ、いい勝負になると思います。おそらくシュートアウト必至。試合時間が長くなると思われますのでご注意を。
レビュー NFL2012 Week10 DET@MIN
第10週ミネソタでのヴァイキングス戦は34−24と完敗。ここ数週安定していたディフェンスが崩壊。RBエイドリアン・ピーターソンに27回171yd走られ、QBポンダーにも221yd2TDを許しました。
オフェンスも前半TD無しと相変わらずのスロースターターぶりで常にリードを許す展開にしか持ち込む事が出来ませんでした。
最初のシリーズでこの試合がデビューというルーキーWRライトにいきなりロングボムを許し、そのライトへの3ydTDパスで先制を許し、FG2本で前半13失点。オフェンスはLBグリーンウエイにINTを許したり、繰り返しサックを受けるなど、悉く3rdダウン更新に失敗しFGの3得点に留まります。
後半FGでの3点を許してからようやくオフェンスが目覚め、CJへの長いパス2本でG前へ。ペティへの16ydTDパスで16−10。
しかし4Qに入ってTEルードルフへ20ydTDパスが通り、2ポイントも成功し24-10に。返しのオフェンスで相手の反則もあってドライブ、最後はタイタスに1ydTDが決まり24-17と再び1ポゼッション差に。
しかし、直後のディフェンスがADに61ydTDランを許し、31-17と突き放され、その後のオフェンスでCJがファンブルを喫し、FGを追加され34-17と大勢決す。残り2分切ってからCJへTDパスが決まりますが、それまでとなりました。
まず敗因の一つとして挙げなければならないのは、ADに171yd走られてしまった事でしょう。前半たった34ydに抑えていたにも関わらず、後半だけで137ydも走られてしまってはいけません。
1ポゼッション差に追いついたと思った先に一発でTDを許したプレイが試合を決めるキーとなりました。
そこで負けた時しかやらないので究極のマゾ企画と一部で評判のフィルムレビューのコーナーです。

ヴァイキングスはTE2枚セットし、LTを一歩下げたアンバランス体型。プレイ自体はごく単純なトラップブロックのランで、線のように動きます。
ライオンズはおなじみワイドナイン。ランを警戒してSコールマンが上がって来ています。キーとなるのは左端でTEの対面にセットしているDEヤングと、RGとRTのギャップにセットしているDTスー。

スナップ後の画像。素晴らしいスタートを切ったスー(右の青いハイライト)でしたが、それを利用されてRTから見事にシールされてしまいます。
ヤング(左の青いハイライト)もしっかり押され始めています。
LB陣は直でやってくるOLにブロックされかかっています。Sシルヴァはあさっての方向を見ていて(多分大外にセットするレシーバーか)、ランへの反応が明らかに遅れています。

次はハンドオフされた後の画像。スー(奥の青色)はスクリメージから5ydぐらい奥まで押されています。ヤングは本来セットした位置から横に押されまくって、DTヒルあたりの進路を妨害。プルアウトしたRGがCBヒューストンをパンケーキした事でADの眼前には大きなホールが。
FBフェルトン(元ライオンズ)がフリーで残っており、Sコールマンをきっちりブロック。ADは外にバウンスして、後は無人の荒野を行くのみ。
これで一番責任があるのはヤングでしょうか。ブロックされてもある程度キープしてくれれば、LBが拾う事も出来たでしょうが、ここまで大きな穴を作ってしまってはどうしようもありません。
Sシルヴァの反応の遅れもTDを許す結果に。途中追いついてタックルミスしていますから、もうちょっと反応が早ければTDまでは行かなかったかと。
あとはプレイコールの問題ですね。2TEセットのジャンボパッケージでもワイドナインに固執する必要が果たしてあるんでしょうか。REのKVBはこのプレイに全く関わっていません。これでKVBがLTの外肩あたりにセットしてれば、LTはそのままLBレヴィに来ないでしょうから、彼がタックル出来ていた可能性もあります。まあ、あくまで結果論ですけどね・・・。
DEエイヴリルが前半に脳震盪で退場しており、DEはローテーションが厳しくなっていました(スーがDEで出ていたくらい)。彼が出ざるを得ない状況だったとは言え、軽量でサイズが無いヤングの弱点が露呈してしまった形となりましたね。
ちなみにこのプレイでクリヒューが足首を負傷。「向こうのOLは明らかにケガをさせようと狙ってきた」とコメント。映像を見ると体格差のあるクリヒューに対して、押しつぶすようにブロックして、その後足に乗っかかって来ています。この映像だけで実際そうだったのかは正直判断が付きません。
しかしADにある程度やられるのは折込済みだった訳で、そう考えればQBポンダーに22/34 221yd 2TD INTナシと安定したパフォーマンスを許してしまったのも敗因の一つでしょう。プレッシャーがあまり掛からず、楽にプレイさせてしまった感じです。
もう一つの敗因はオフェンスのスロースターターさ。試合通してさっぱり出ないなら分かりますが、後半ある程度出るようになる訳ですから、自作自演説が出てもしょうがないぐらいです。リードを常に許し、ランプレイをコールしやすい展開してしまったのも問題でしょう。先週あたりと比べてランがさっぱり出なかったのが、前半苦労した原因でしょうが、1stダウンバカ正直にランをコールしなくても、ガンガンパスで攻めちゃえばいいのに、というのは無理難題でしょうか。
鱒は28/48 329yd 3TD 1INT。前半はポケットワークが不味く、被サック2。後半になってからプレッシャーを上手くいなすようになり、スタッツも伸びました。でもこのスタッツで勝てないのはねえ。
CJはキャリアハイの12レセプションで207yd。終盤大勢決した後にようやくホットライン開通でTDレセプション。まあバブルスクリーンで無理やりな感じでしたが。しかしこのスタッツで勝てないのは(ry
2番手が7回44ydのRBベル、というのはWR・TE陣は情けないですな。もうちょっと頑張って貰わないと困ります。
ディフェンスはサック2、ターンオーバー無し。ハーヴィン不在でウホウホと思っていたら、ルーキーのライトにやられてしまいました。ライトのロングボムはディープを見るべきコールマンが簡単に抜かれてしまったのが原因。やはりスピード不足はいかんともし難いものがあります。
STは特に問題なし。キックオフもパントもカバーはまあまあ。ローガンはキックオフはイマイチでしたが、パントで31ydのいいリターンを見せました。
Pハリスは平均38yd。飛距離の出るクルーウィを見るとさすがに見劣りしますね。
4勝5敗と再び黒星先行。MINにはスイープを喰らい、地区内対戦成績が3戦全敗。これでプの目がほぼ無くなった感じだそうです。まあ別にプが楽しみでアメフト見てる訳じゃないんだからね!と精一杯の強がりを言ってみる。
この後3週がホーム3連戦ながら、GB、HOU、INDと超絶ヘビーです。果たしてどうなりますか。
オフェンスも前半TD無しと相変わらずのスロースターターぶりで常にリードを許す展開にしか持ち込む事が出来ませんでした。
最初のシリーズでこの試合がデビューというルーキーWRライトにいきなりロングボムを許し、そのライトへの3ydTDパスで先制を許し、FG2本で前半13失点。オフェンスはLBグリーンウエイにINTを許したり、繰り返しサックを受けるなど、悉く3rdダウン更新に失敗しFGの3得点に留まります。
後半FGでの3点を許してからようやくオフェンスが目覚め、CJへの長いパス2本でG前へ。ペティへの16ydTDパスで16−10。
しかし4Qに入ってTEルードルフへ20ydTDパスが通り、2ポイントも成功し24-10に。返しのオフェンスで相手の反則もあってドライブ、最後はタイタスに1ydTDが決まり24-17と再び1ポゼッション差に。
しかし、直後のディフェンスがADに61ydTDランを許し、31-17と突き放され、その後のオフェンスでCJがファンブルを喫し、FGを追加され34-17と大勢決す。残り2分切ってからCJへTDパスが決まりますが、それまでとなりました。
まず敗因の一つとして挙げなければならないのは、ADに171yd走られてしまった事でしょう。前半たった34ydに抑えていたにも関わらず、後半だけで137ydも走られてしまってはいけません。
1ポゼッション差に追いついたと思った先に一発でTDを許したプレイが試合を決めるキーとなりました。
そこで負けた時しかやらないので究極のマゾ企画と一部で評判のフィルムレビューのコーナーです。

ヴァイキングスはTE2枚セットし、LTを一歩下げたアンバランス体型。プレイ自体はごく単純なトラップブロックのランで、線のように動きます。
ライオンズはおなじみワイドナイン。ランを警戒してSコールマンが上がって来ています。キーとなるのは左端でTEの対面にセットしているDEヤングと、RGとRTのギャップにセットしているDTスー。

スナップ後の画像。素晴らしいスタートを切ったスー(右の青いハイライト)でしたが、それを利用されてRTから見事にシールされてしまいます。
ヤング(左の青いハイライト)もしっかり押され始めています。
LB陣は直でやってくるOLにブロックされかかっています。Sシルヴァはあさっての方向を見ていて(多分大外にセットするレシーバーか)、ランへの反応が明らかに遅れています。

次はハンドオフされた後の画像。スー(奥の青色)はスクリメージから5ydぐらい奥まで押されています。ヤングは本来セットした位置から横に押されまくって、DTヒルあたりの進路を妨害。プルアウトしたRGがCBヒューストンをパンケーキした事でADの眼前には大きなホールが。
FBフェルトン(元ライオンズ)がフリーで残っており、Sコールマンをきっちりブロック。ADは外にバウンスして、後は無人の荒野を行くのみ。
これで一番責任があるのはヤングでしょうか。ブロックされてもある程度キープしてくれれば、LBが拾う事も出来たでしょうが、ここまで大きな穴を作ってしまってはどうしようもありません。
Sシルヴァの反応の遅れもTDを許す結果に。途中追いついてタックルミスしていますから、もうちょっと反応が早ければTDまでは行かなかったかと。
あとはプレイコールの問題ですね。2TEセットのジャンボパッケージでもワイドナインに固執する必要が果たしてあるんでしょうか。REのKVBはこのプレイに全く関わっていません。これでKVBがLTの外肩あたりにセットしてれば、LTはそのままLBレヴィに来ないでしょうから、彼がタックル出来ていた可能性もあります。まあ、あくまで結果論ですけどね・・・。
DEエイヴリルが前半に脳震盪で退場しており、DEはローテーションが厳しくなっていました(スーがDEで出ていたくらい)。彼が出ざるを得ない状況だったとは言え、軽量でサイズが無いヤングの弱点が露呈してしまった形となりましたね。
ちなみにこのプレイでクリヒューが足首を負傷。「向こうのOLは明らかにケガをさせようと狙ってきた」とコメント。映像を見ると体格差のあるクリヒューに対して、押しつぶすようにブロックして、その後足に乗っかかって来ています。この映像だけで実際そうだったのかは正直判断が付きません。
しかしADにある程度やられるのは折込済みだった訳で、そう考えればQBポンダーに22/34 221yd 2TD INTナシと安定したパフォーマンスを許してしまったのも敗因の一つでしょう。プレッシャーがあまり掛からず、楽にプレイさせてしまった感じです。
もう一つの敗因はオフェンスのスロースターターさ。試合通してさっぱり出ないなら分かりますが、後半ある程度出るようになる訳ですから、自作自演説が出てもしょうがないぐらいです。リードを常に許し、ランプレイをコールしやすい展開してしまったのも問題でしょう。先週あたりと比べてランがさっぱり出なかったのが、前半苦労した原因でしょうが、1stダウンバカ正直にランをコールしなくても、ガンガンパスで攻めちゃえばいいのに、というのは無理難題でしょうか。
鱒は28/48 329yd 3TD 1INT。前半はポケットワークが不味く、被サック2。後半になってからプレッシャーを上手くいなすようになり、スタッツも伸びました。でもこのスタッツで勝てないのはねえ。
CJはキャリアハイの12レセプションで207yd。終盤大勢決した後にようやくホットライン開通でTDレセプション。まあバブルスクリーンで無理やりな感じでしたが。しかしこのスタッツで勝てないのは(ry
2番手が7回44ydのRBベル、というのはWR・TE陣は情けないですな。もうちょっと頑張って貰わないと困ります。
ディフェンスはサック2、ターンオーバー無し。ハーヴィン不在でウホウホと思っていたら、ルーキーのライトにやられてしまいました。ライトのロングボムはディープを見るべきコールマンが簡単に抜かれてしまったのが原因。やはりスピード不足はいかんともし難いものがあります。
STは特に問題なし。キックオフもパントもカバーはまあまあ。ローガンはキックオフはイマイチでしたが、パントで31ydのいいリターンを見せました。
Pハリスは平均38yd。飛距離の出るクルーウィを見るとさすがに見劣りしますね。
4勝5敗と再び黒星先行。MINにはスイープを喰らい、地区内対戦成績が3戦全敗。これでプの目がほぼ無くなった感じだそうです。まあ別にプが楽しみでアメフト見てる訳じゃないんだからね!と精一杯の強がりを言ってみる。
この後3週がホーム3連戦ながら、GB、HOU、INDと超絶ヘビーです。果たしてどうなりますか。
プレビュー NFL2012 Week10 DET@MIN
第10週は同地区ライバル、ヴァイキングスと敵地ミネソタで対戦です。
前回の対戦で2度ビッグヒットを喰らったWRカルヴィン・ジョンソン。木曜日にそのヒットの影響で、神経に障害を受けて腕に痛みがあり、ボールを掴みにくい状況である、とコメントしました。
ところが翌金曜日、チームが「CJに脳震盪や神経障害の症状は全く無い。試合中の検査でも、翌日の検査でも脳震盪の症状は全く見つから無かった」とプレスリリースを出して改めて否定。それを受けてCJ本人も「今まで神経障害を負った事も無いし、その治療もしたことはない。脳震盪も発症していない。昨日のコメントで誤解を生んだかもしれない」と釈明しました。
どうにも納得がいかないやりとりです。実直なCJが何らかの目的でウソをつくとは思えないので、脳震盪や神経障害に相当するような症状があるのは事実だと思います。ただチームとしては「いや、あれは脳震盪じゃないですよ」と否定しなければならないんでしょう。ケガ隠しは重い処分を受けますからね。
脳震盪や神経障害は選手としてだけでなく、人生に於いても大きな影響を及ぼしますので、彼がチームの大黒柱で無くてはならない事は良く分かりますが、何とか正直にやって欲しいと思いますね。
さて、その最初の対戦は第4週。キックオフとパントリターンでTDを許し、オフェンスはTD一つに抑えられ敗退しました。
その試合、良かった事と悪かった事を例示して、それが現在どのような状況になっているか分析してみましょう。
~悪かった事~
★STカバーチームが2週連続で破綻。キックオフとパントでリターンTDを許す→バイウィーク明けの第6週以降、大きなリターンは許さず改善傾向。さらに片方のリターナー、ハーヴィンが不在予定→ UP↑
★オフェンスが沈黙、特にランが完封される→ここ2試合得点力が上向き。ランアタックも調子を上げている。しかしバールソンがシーズンアウト、CJも故障中
→ Even?
★被サック5→2サックのDTガイオンが不在予定 →Up?
★回復途上のADに100yd走られる→AD絶好調 →Down?
~良かった事~
☆ディフェンスがTD無しと奮闘→相手はハーヴィンを欠く。ポンダーもこのところ乱調気味。しかしライオンズもセカンダリーを中心に痛んでいる→Up気味?
こうやって例示するとポジティブ要素が多そうな感じですが、果たしてどうでしょうかね。STあたりは不確定要素も多そうだし。
それではインジュリーリポートを。
両セイフティは今週も欠場。二人共結構長引くね。QSTの人たちは全員出るでしょう。
上でも書きましたがハーヴィンとガイオンの欠場濃厚は結構大きい。
前回の対戦時もやっていますが、改めてシチュエーション別に。
・ライオンズオフェンスvs.ヴァイキングスディフェンス
ヴァイキングスは1勝3敗のここ4戦、183yd、125yd、158yd、192ydとランディフェンスが崩壊気味。前回対戦とは丸っきり状況が異なります。何処がおかしいのかは分かりませんが、ランの調子を上げているこちらとしては願ったりの展開。ランが効果的に出て、セイフティを上げざるを得ない状況になるのが理想的。
前回CJをほぼ完封したCBクリス・クックがIR入り。大ベテランウィンフィールドか3年目のジェファーソンがマッチアップするんでしょうが、クックを苦手にしつつあったので、これも有難い感じです。
先週のSEAとの対戦では、QBウィルソンのゾーンリードをベースにしたプレイに手を焼いている感じでした。鱒にそれをやれってのは無理な話ですが、ジャレッド・アレンあたりがパスラッシュに専念するのを阻むようなプレイコールを期待したいですね。エンドアラウンドが得意なバールソンが居ないのは、そういう意味では痛い。
・ライオンズディフェンスvs.ヴァイキングスオフェンス
ADは絶好調ですが、ポンダーの調子が今ひとつのようです。前回もたった111ydだった訳ですから、ADに100yd、いや150yd走られてもポンダーを抑えれば問題無いのかも知れません。
キャッチ数でリーグのリーディングレシーバーだったハーヴィンの不在で相手は相当手駒不足になりそうです。激しくプレッシャーを掛けて混乱させたいところです。
ADと相対することで、タックルが重要なのは勿論ですが、ある程度3列目まで漏れてくる事を見越して置かなければならないでしょう。まあまあの働きをしている代役Sコンビのコールマンとシルヴァですが、ここに来て大一番を迎えるという事になるのでしょうか。一発TDだけは何とか防いで貰いたいです。
・ST
ここ数週きっちりと抑えているカバーチーム。激しくチャージしてくる姿も見え、修正が上手くいったように見えます。実績を残されているチーム相手でもしっかり止めたいところ。ハーヴィン不在だとPR担当のシェレルズがキックオフもリターンするのでしょう。ライオンズ戦でのTDからはいいリターンもあまり無いようですが・・・。
片やさっぱり結果が出ないローガン。トーマスもそろそろ慣れてくる頃でしょうから、ここで一発かまさないと職が危ないかと。Pのクルーウィが不調だそうなので、ちょっと期待。
去年まででしたらメトロドームでずっと連敗していましたので、アウェーで勝てる気は全くしませんでしたが、去年勝ってもうジンクスも消えたでしょう。勝てば5勝4敗とヴァイキングスを上回り地区3位へ。スイープを防ぐためにも勝ちたいところです。
前回の対戦で2度ビッグヒットを喰らったWRカルヴィン・ジョンソン。木曜日にそのヒットの影響で、神経に障害を受けて腕に痛みがあり、ボールを掴みにくい状況である、とコメントしました。
ところが翌金曜日、チームが「CJに脳震盪や神経障害の症状は全く無い。試合中の検査でも、翌日の検査でも脳震盪の症状は全く見つから無かった」とプレスリリースを出して改めて否定。それを受けてCJ本人も「今まで神経障害を負った事も無いし、その治療もしたことはない。脳震盪も発症していない。昨日のコメントで誤解を生んだかもしれない」と釈明しました。
どうにも納得がいかないやりとりです。実直なCJが何らかの目的でウソをつくとは思えないので、脳震盪や神経障害に相当するような症状があるのは事実だと思います。ただチームとしては「いや、あれは脳震盪じゃないですよ」と否定しなければならないんでしょう。ケガ隠しは重い処分を受けますからね。
脳震盪や神経障害は選手としてだけでなく、人生に於いても大きな影響を及ぼしますので、彼がチームの大黒柱で無くてはならない事は良く分かりますが、何とか正直にやって欲しいと思いますね。
さて、その最初の対戦は第4週。キックオフとパントリターンでTDを許し、オフェンスはTD一つに抑えられ敗退しました。
その試合、良かった事と悪かった事を例示して、それが現在どのような状況になっているか分析してみましょう。
~悪かった事~
★STカバーチームが2週連続で破綻。キックオフとパントでリターンTDを許す→バイウィーク明けの第6週以降、大きなリターンは許さず改善傾向。さらに片方のリターナー、ハーヴィンが不在予定→ UP↑
★オフェンスが沈黙、特にランが完封される→ここ2試合得点力が上向き。ランアタックも調子を上げている。しかしバールソンがシーズンアウト、CJも故障中
→ Even?
★被サック5→2サックのDTガイオンが不在予定 →Up?
★回復途上のADに100yd走られる→AD絶好調 →Down?
~良かった事~
☆ディフェンスがTD無しと奮闘→相手はハーヴィンを欠く。ポンダーもこのところ乱調気味。しかしライオンズもセカンダリーを中心に痛んでいる→Up気味?
こうやって例示するとポジティブ要素が多そうな感じですが、果たしてどうでしょうかね。STあたりは不確定要素も多そうだし。
それではインジュリーリポートを。
Detroit Lions
Pos. | Name | Injury | WEDNESDAY | THURSDAY | FRIDAY | Status |
---|---|---|---|---|---|---|
S | Louis Delmas | Knee | NP | NP | NP | Out |
S | Amari Spievey | Concussion | NP | NP | NP | Out |
DE | Cliff Avril | Back | NP | NP | LP | Questionable |
T | Corey Hilliard | Knee | Not Listed | LP | NP | Questionable |
WR | Calvin Johnson | Knee | NP | NP | LP | Questionable |
DT | Corey Williams | Knee | NP | NP | NP | Questionable |
WR | Titus Young | Knee | NP | NP | LP | Questionable |
S | Erik Coleman | Toe | LP | LP | LP | Probable |
CB | Chris Houston | Illness | Not Listed | NP | FP | Probable |
RB | Mikel Leshoure | Ankle | FP | FP | FP | Probable |
LB | DeAndre Levy | Hamstring | LP | FP | FP | Probable |
LB | Stephen Tulloch | Knee | FP | FP | FP | Probable |
両セイフティは今週も欠場。二人共結構長引くね。QSTの人たちは全員出るでしょう。
Minnesota Vikings
Pos. | Name | Injury | WEDNESDAY | THURSDAY | FRIDAY | Status |
---|---|---|---|---|---|---|
DT | Letroy Guion | Foot | NP | NP | LP | Doubtful |
WR | Percy Harvin | Ankle | NP | NP | NP | Doubtful |
DE | Jared Allen | Shoulder | Not Listed | Not Listed | FP | Probable |
TE | John Carlson | Concussion | FP | FP | FP | Probable |
FB | Jerome Felton | Shoulder | LP | LP | FP | Probable |
T | Matt Kalil | Knee | LP | LP | FP | Probable |
P | Chris Kluwe | Left Knee | FP | FP | FP | Probable |
RB | Adrian Peterson | Ankle/Illness | FP | NP | FP | Probable |
S | Mistral Raymond | Ankle | FP | FP | FP | Probable |
S | Jamarca Sanford | Knee | FP | FP | FP | Probable |
WR | Jerome Simpson | Calf | FP | FP | FP | Probable |
CB | Antoine Winfield | Knee | LP | LP | FP | Probable |
上でも書きましたがハーヴィンとガイオンの欠場濃厚は結構大きい。
前回の対戦時もやっていますが、改めてシチュエーション別に。
・ライオンズオフェンスvs.ヴァイキングスディフェンス
ヴァイキングスは1勝3敗のここ4戦、183yd、125yd、158yd、192ydとランディフェンスが崩壊気味。前回対戦とは丸っきり状況が異なります。何処がおかしいのかは分かりませんが、ランの調子を上げているこちらとしては願ったりの展開。ランが効果的に出て、セイフティを上げざるを得ない状況になるのが理想的。
前回CJをほぼ完封したCBクリス・クックがIR入り。大ベテランウィンフィールドか3年目のジェファーソンがマッチアップするんでしょうが、クックを苦手にしつつあったので、これも有難い感じです。
先週のSEAとの対戦では、QBウィルソンのゾーンリードをベースにしたプレイに手を焼いている感じでした。鱒にそれをやれってのは無理な話ですが、ジャレッド・アレンあたりがパスラッシュに専念するのを阻むようなプレイコールを期待したいですね。エンドアラウンドが得意なバールソンが居ないのは、そういう意味では痛い。
・ライオンズディフェンスvs.ヴァイキングスオフェンス
ADは絶好調ですが、ポンダーの調子が今ひとつのようです。前回もたった111ydだった訳ですから、ADに100yd、いや150yd走られてもポンダーを抑えれば問題無いのかも知れません。
キャッチ数でリーグのリーディングレシーバーだったハーヴィンの不在で相手は相当手駒不足になりそうです。激しくプレッシャーを掛けて混乱させたいところです。
ADと相対することで、タックルが重要なのは勿論ですが、ある程度3列目まで漏れてくる事を見越して置かなければならないでしょう。まあまあの働きをしている代役Sコンビのコールマンとシルヴァですが、ここに来て大一番を迎えるという事になるのでしょうか。一発TDだけは何とか防いで貰いたいです。
・ST
ここ数週きっちりと抑えているカバーチーム。激しくチャージしてくる姿も見え、修正が上手くいったように見えます。実績を残されているチーム相手でもしっかり止めたいところ。ハーヴィン不在だとPR担当のシェレルズがキックオフもリターンするのでしょう。ライオンズ戦でのTDからはいいリターンもあまり無いようですが・・・。
片やさっぱり結果が出ないローガン。トーマスもそろそろ慣れてくる頃でしょうから、ここで一発かまさないと職が危ないかと。Pのクルーウィが不調だそうなので、ちょっと期待。
去年まででしたらメトロドームでずっと連敗していましたので、アウェーで勝てる気は全くしませんでしたが、去年勝ってもうジンクスも消えたでしょう。勝てば5勝4敗とヴァイキングスを上回り地区3位へ。スイープを防ぐためにも勝ちたいところです。
レビュー 獅子吼ちゅるvs. Google Nexus7

NFL以外のネタをアップする事は滅多にありませんが、Twitterでつぶやいたらちょっと反応があったので、レビューをアップ。
Googleの7インチタブレット端末『Nexus7』を購入致しました。
うちの子ども達が私のiPhoneを借りてYoutubeを観たり、アプリで遊んだりしていたのですが、iPhone4Sの小さい画面を見てると目が悪くなりそうな感じがしたので、もうちょい大きな画面で、と思ったのが元々の購入動機。そもそも小さい子どもにiPhone貸したのが間違いかも知れませんが、一回渡したらもう遅い。
Appleの『iPad Mini』も実機を触って検討したのですが、確かに薄い、軽いで非常に魅力的ながら28,800円という割高な価格で除外しました。iPhoneで慣れているiOSの使用感は魅力的なんですけどね。
GooglePlayから通販で購入する事も出来たんですが、配送でのトラブルがネット上でも散見されるため、量販店での購入に。地元のヤ○ダ電気には在庫切れの表示すら無し。多分取り扱ってないのでしょう。一方ケ○ズデンキには16GBモデルは展示品のみ、32GBモデルは在庫が潤沢。16GBでも良かったんですが(展示品なので16,800円に値引き)、ちょっと他人がベタベタ触りまくったものを買う気になれず、高くなるものの32GBを購入しました。5%値引いてくれて24,800円が23,560円に。ついでに液晶防護フィルムも買ってもほぼ定価どおりの買い物でした。16GBはネットだけの販売に絞って、量販店には32GBしか卸さないんでしょうか。
使用感ですが、確かにiOSとは結構違いますね。設定の自由度が高くどうやったらいいのか分からない点もありますが、その分遊べる部分は大きいですね。ガジェットやらをデスクトップに自由に置けるのは面白いです。

上はデジカメの写真を表示したものをスクリーンショットしたものですが(リサイズしてあるので良く分からないかも)、画面は非常に精細。動画もカクつく事なくスムースです。動作もキビキビしておりストレスは全く感じません。ヨメが使っていたAndroidのスマホが結構モタモタしてたので、それからすると全然違います。
アプリはタブレット専用に作ってあるのと、スマホ用を引き伸ばしただけのとがあり、後者は画面上にスペースが多く、画面の大きさを使い切れていない感じがしますね。下のYahoo Sportacularもそんな感じですが、聞いたところによるとiPad用はもうちょいタブレットに特化したアプリが多いようです。Yahoo Sportacularにしても、iPad用は横画面にも対応したHD版があります。

NFLファンにとって気になるのは、もちろん『NFL GamePass』の使い勝手でしょう。
ぶっちゃけて言いましょう。素晴らしいと思います。正直PCのブラウザで観るよりいいかも知れません。Gamepassにもスマホ版とタブレット版がありますが、横画面にすると選択肢が増えるタブレット版の方が明らかに使いやすいですね。実際Gamepassで試合を観ている動画がコチラ。
iPhoneのムービーで録画したもので、Youtubeにアップするために動画のサイズを落としていますので、あまり綺麗ではありませんが、実際にはブロックノイズやカクつきも無くかなり綺麗です。勿論ネット環境には影響されますが。シークバーによる巻き戻し早送りも反応はそんなに早い訳ではありませんが、PC同様ちゃんと使えます。iPhoneのはシークバーが小さすぎて観たい場面にターゲットするのが難しかったので、そこは画面の大きさがいい感じです。但し音は貧弱なので、外付けスピーカーなりヘッドフォンなりを使った方がいいですね。
またNexus7のAndroid4.1はDTCP-IPに対応しており(良く分からない方はググってください)、『Twonky Beam』というアプリを使うと、何とスカパーからI-OデータのLandiskに録画した動画をNexus7で観る事が出来るのです!
これはいい!GaoraのNFL中継の録画をこれで観れるじゃないか!と思ったんですが、30分や1時間ぐらいの動画は観る事が出来るんですが、NFL中継のような3時間を超えるサイズの大きな動画は途中で止まってしまって観る事が出来ませんでした。うーん、これは残念。もしかしたらアップデートで改善されるかも知れませんので、それを期待しましょう。
16GBで19,800円、32GBで24,800円。しかも量販店なら5~10%の値引きが期待出来、さらにGooglePlayのコンテンツに使えるクーポン2000円分も付いてきます。そのコストパフォーマンスたるや恐るべきものです。このクラスのタブレットが欲しくて、どうしてもiOSじゃなきゃヤダ、という人以外は買って絶対損はしないと思います。
今までNFLの試合の生中継は、ノートPCでGamepassを開き、デスクトップPCでライブチャットその他、という態勢でしたが、今後はデスクトップPCはそのままで、Nexus7でGamepassという事も出来そうです。寒さ厳しい時は布団の中で観戦という贅沢な事も出来そうな感じ。NFLライフがさらに充実しそうです。
レビュー NFL2012 Week9 DET@JAX
第9週、ジャクソンビルでのジャグワーズ戦。攻守ともにそつない試合運びで31-14と完勝。今シーズン初の連勝で4勝4敗と成績を5割に戻しました。
前半ルショアの3つのTDランで21得点。ディフェンスは62ydしか進ませずゼロ封。この時点でもう試合は決した感じ。ディフェンスは後半も2つのINTで4Qまで失点を許しませんでした。
今週はランアタックが冴え渡りました。ルショアは16回70yd 3TD、ベルが13回73yd 1TD。前半だけでランTD3つというのはフランチャイズ記録、1試合あたり3TDは2000年のジェームス・スチュワート以来。ヒットされてからの強さももちろんですが、カットやジュークムーブのスムーズさが秀逸です。
ベルは2回もディフェンダーを飛び越えるなど身体能力の高さも見せました。パスを取っても3回36yd、RACも期待出来るのでかなり使い勝手が良い感じ。後半1TD返された直後に、ベルへのパスと3連続ランでTDを奪ったのには感心。
鱒は22/33 285yd TDもINTもなし。背後からのラッシュに気づいて投げ捨ててサックを避けるなど、コントロール、判断共に良くなかなかの動きでした。
CJは7回129yd。動きはケガをしていると思えないぐらい良い感じでしたが、全72プレイのうち12プレイがサイドラインに下がり、普段はほぼ全プレイ出場するCJですからスナップ数は限定されていました。それでもここまでの数字を出すんですからさすが。割と温存した結果状態がよくなる事を期待。
他はブロイルズが6回投げられて6回キャッチ52ydのシュアハンド。タイタスは先週の活躍から2キャッチ20ydと振るわず。4Qのエンドゾーンで絶妙なパスをドロップしてしまったのが勿体無い。
OLは被サック1ですが、それもスクランブルしてスクリメージ近くで止まったもので問題ナシ。パスプロテクションもランブロックも全く問題ありませんでした。特にエクストラOLとして20プレイ程度出場していたルーキーOTライリー・リーフのランへの貢献度は非常に高いです。とりわけ最初のルショアのTDではエゲつないブロックをかましていました。
ディフェンスは最初の3シリーズを3&アウト。この間に大きくリードを広げる事に成功しました。
後半になるとパスがそこそこ出るようになりましたが、自陣に入られた所で2つのインターセプトで失点を許さず。失点したのは4Q入って大勢が決してからでした。
DLはサック一つ。DEジャクソンがOTを飛び越えて決めました。QBギャバートがあまりボールを長く持たなかったのでサックは少なかったものの、プレッシャーは良く掛かっていました。
レヴィ欠場でランへの不安もありましたが、ランを62ydに完封。セイフティをあまり上げず、8メンフロントにあまりする事も無くランを止める事が出来たとのこと。
セカンダリーはCBジョンテ・グリーン(キャリア初)、SコールマンがINTを記録。コールマンはディープのパスを上手く読んでピック。ジョンテはレシーバーが弾いたごっつあんのINTでしたが、ジョンテはカバーもタックルも良くこのところ成長が著しい感じ。
STですがキックオフ、パント共に非常にいいカバーを見せています。激しいチャージを見せる選手も増えており、カバーチームの改善は進んでいるようです。
リターナーのローガンはキックオフはTBのみ、パントもフェアキャッチのみでしたが、見逃したボールが自陣深くまで転がり結果73ydのパントに。キックオフでオフサイドも犯しており、マイク・トーマスとの争いでのアピールには失敗か。
連勝で4勝4敗の五分に。来週以降のカードが@MIN、GB、サンクスギビングのHOUとシーズンの大きな山場がやってきます。来週対戦のMINが今週敗れており1ゲーム差となりましたので、この連勝の勢いを持ってミネソタに乗り込みたいですね。
さて、対戦相手のジャグワーズ。大黒柱のMJDを欠き、相変わらずスタジアムには閑古鳥が鳴いておりチームにも活気が感じられません。どん底を経験したチームのファンとしては同情の念を感じざるを得ません。しかもオーナー、HCが変わって再建モードにも関わらずあまり希望が感じられる材料が無さそうなのが
ねえ。来るオフは本腰入れてT坊獲りに行った方がいいんじゃないかなあ。
前半ルショアの3つのTDランで21得点。ディフェンスは62ydしか進ませずゼロ封。この時点でもう試合は決した感じ。ディフェンスは後半も2つのINTで4Qまで失点を許しませんでした。
今週はランアタックが冴え渡りました。ルショアは16回70yd 3TD、ベルが13回73yd 1TD。前半だけでランTD3つというのはフランチャイズ記録、1試合あたり3TDは2000年のジェームス・スチュワート以来。ヒットされてからの強さももちろんですが、カットやジュークムーブのスムーズさが秀逸です。
ベルは2回もディフェンダーを飛び越えるなど身体能力の高さも見せました。パスを取っても3回36yd、RACも期待出来るのでかなり使い勝手が良い感じ。後半1TD返された直後に、ベルへのパスと3連続ランでTDを奪ったのには感心。
鱒は22/33 285yd TDもINTもなし。背後からのラッシュに気づいて投げ捨ててサックを避けるなど、コントロール、判断共に良くなかなかの動きでした。
CJは7回129yd。動きはケガをしていると思えないぐらい良い感じでしたが、全72プレイのうち12プレイがサイドラインに下がり、普段はほぼ全プレイ出場するCJですからスナップ数は限定されていました。それでもここまでの数字を出すんですからさすが。割と温存した結果状態がよくなる事を期待。
他はブロイルズが6回投げられて6回キャッチ52ydのシュアハンド。タイタスは先週の活躍から2キャッチ20ydと振るわず。4Qのエンドゾーンで絶妙なパスをドロップしてしまったのが勿体無い。
OLは被サック1ですが、それもスクランブルしてスクリメージ近くで止まったもので問題ナシ。パスプロテクションもランブロックも全く問題ありませんでした。特にエクストラOLとして20プレイ程度出場していたルーキーOTライリー・リーフのランへの貢献度は非常に高いです。とりわけ最初のルショアのTDではエゲつないブロックをかましていました。
ディフェンスは最初の3シリーズを3&アウト。この間に大きくリードを広げる事に成功しました。
後半になるとパスがそこそこ出るようになりましたが、自陣に入られた所で2つのインターセプトで失点を許さず。失点したのは4Q入って大勢が決してからでした。
DLはサック一つ。DEジャクソンがOTを飛び越えて決めました。QBギャバートがあまりボールを長く持たなかったのでサックは少なかったものの、プレッシャーは良く掛かっていました。
レヴィ欠場でランへの不安もありましたが、ランを62ydに完封。セイフティをあまり上げず、8メンフロントにあまりする事も無くランを止める事が出来たとのこと。
セカンダリーはCBジョンテ・グリーン(キャリア初)、SコールマンがINTを記録。コールマンはディープのパスを上手く読んでピック。ジョンテはレシーバーが弾いたごっつあんのINTでしたが、ジョンテはカバーもタックルも良くこのところ成長が著しい感じ。
STですがキックオフ、パント共に非常にいいカバーを見せています。激しいチャージを見せる選手も増えており、カバーチームの改善は進んでいるようです。
リターナーのローガンはキックオフはTBのみ、パントもフェアキャッチのみでしたが、見逃したボールが自陣深くまで転がり結果73ydのパントに。キックオフでオフサイドも犯しており、マイク・トーマスとの争いでのアピールには失敗か。
連勝で4勝4敗の五分に。来週以降のカードが@MIN、GB、サンクスギビングのHOUとシーズンの大きな山場がやってきます。来週対戦のMINが今週敗れており1ゲーム差となりましたので、この連勝の勢いを持ってミネソタに乗り込みたいですね。
さて、対戦相手のジャグワーズ。大黒柱のMJDを欠き、相変わらずスタジアムには閑古鳥が鳴いておりチームにも活気が感じられません。どん底を経験したチームのファンとしては同情の念を感じざるを得ません。しかもオーナー、HCが変わって再建モードにも関わらずあまり希望が感じられる材料が無さそうなのが
ねえ。来るオフは本腰入れてT坊獲りに行った方がいいんじゃないかなあ。
プレビュー NFL2012 Week9 DET@JAX
まずはトランザクションがいくつかあります。
トレード期限間近となってから、ジャクソンビル・ジャグワーズからWRマイク・トーマスを2014年の5巡指名権と交換で獲得しました。
トーマスは2009年のドラフト4巡でアリゾナ大からNFL入り。2年目の2010年は66レセプション820yd4TDとエース級の活躍でしたが、去年から成績が落ち、HCが村木さんに代わった今年は完全に干されていました。
5-8とサイズが無いですがスピードはそこそこありそうですから、スロット要員と考えていいでしょう。パントリターンでも実績がありますので、調子の出ないローガンの挑戦者現るといった感じか。
ジャグワーズとは今週対戦する訳で、あちらさんの情報をどれだけ持って来られるか、というのがトーマスの最初の仕事になります。HC村木さんは「トーマスはライオンズ戦のプランについて詳しく知らされていない」とコメント。まあトレードされたのが火曜日で、次週の対戦へ向けて練習を始める前ですから、どうオフェンスが攻めるか等は正直聞かされていないでしょう。実際干されてた訳だし。
ただデプスが下がってスカウトチームで練習した事も多いでしょうから、向こうのディフェンスの情報を結構持っているのでは?とそっちの方面をやや期待。
トーマスを獲得するスペースを空ける為にCBジャスティン・ミラーを解雇。そういや居たの?
また、肩の故障を抱えていたCBビル・ベントレーがIR入りしました。荒削りながら時折いいカバーやタックルを見せていましたので残念です。能力に影響するケガではないでしょうから、しっかり治して来年戻って来て欲しいですね。
そして、PUPリストのRBジャーヴィット・ベストは、結局脳震盪に対するドクターチェックをクリアすることが出来ずにそのままIR入りする事になりました。
2度目の脳震盪から1年以上経ってもクリア出来ない事から、来シーズン以降の復帰も微妙な線。結局ルショアとの1-2パンチを観ること無く現役を終えてしまうのでしょうか・・・。
さて、それではジャグワーズ戦のプレビュー。
ジャグワーズはここまで1勝6敗と低迷。長期に渡って指揮を執ってきたジャック・デルリオが昨年解雇され、アトランタのOCとして成功したマイク・ムラーキーがHCに就任。しかし屋台骨を支えるRBモーリス・ジョーンズ=ドリューがケガがち、2年目のQBブレイン・ギャバートも満身創痍でオフェンスがリーグ最下位と調子が出ません。
村木さんは所謂コーディネーターでは才能を発揮するがヘッドコーチになるとアカンタイプのような気もします。まあ再建モードですからいきなり結果を求められている訳でも無いんでしょうが。
結果が出ずあまりにスタジアムも客が入らない為か、地元のヒーロー、ティム・ティーボウのトレード話も噴出。ホントに動いていたかどうかは分かりませんが結局実現せず。このあたりにもチームの迷走ぶりが伺えます。
JAXファンには誠に申し訳ない限りなんですが、ここは正直チャンスゾーンじゃないの?と思っていました。ところがどっこい。こちらもケガ人多数でそんな事を言っている場合じゃない感じに。それではインジュリーリポートを。
CJ全休。限りなくダウトフルに近いクエスチョナブル。両先発セイフティもアウトで、セカンダリーもヤバイ状態に。
こちらも結構ヤバイですね。オフェンスのバックフィールドが野戦病院。先発CB大ベテランのマシスも欠場。相方のコックスも状態は良くないようです。
それではシチュエーション別に。
・ライオンズオフェンスvs.ジャグワーズディフェンス
ディフェンスはリーグ25位。特にサックが7つで最下位、INTもたった4つ(ライオンズもたった3つだけど)とビッグプレイ不足に悩んでいるようです。
ジャグワーズは前の政権からメル・タッカーが引き続きDCを務めており、昨年リーグ6位のディフェンスが急に弱くなったのは何でなんでしょうね。オフェンスがあまりに出なくてディフェンスが疲弊という事なんでしょうか。
ただCJ不在となると若いレシーバー陣のみでオフェンスを組み立てられるかはかなり不安です。ディフェンスも的を絞りやすくなるでしょうし。
先週試合途中で退場し心配されたRBルショアがインジュリーリストにも載ってない程状態がいい、というのは朗報。じゃあケガで退場ってのは何だったのか、と思わないでもありませんが、ランを中心に組み立てられそうなのは有難いです。
CJは全休したのはあくまで試合の準備のため、と話しており、性格的に強行出場する可能性もあります。しかし今後控える大一番の為にも無理はさせたくない所です。彼が出なくてもいいような展開に持ってきたいですがねえ。
DLのプレッシャー不足とセカンダリーがケガがちというのはかなり助かる部分ではあります。加入したばかりのトーマスにはまだ出番はないでしょうが、加入2週目ロビスキーにはCJ代役という超重い役が廻ってくるかも分かりません。サイズ的に彼しか居ないのよねえ。
・ライオンズディフェンスvs.ジャグワーズオフェンス
ディフェンスで今週一番燃えているのは、古巣での久々のプレイとなる、LBジャスティン・デュラントのようです。「ここに戻って来てプレイ出来るのに興奮しているよ。ここは4年間を過ごした特別な場所だからね。NFLでプレイする機会を与えてくれたし。元のチームメイトと対戦するのも凄い事だね」と話しています。
ジャクソンビルでのデュラントのキャリアは、ケガもあってドラフト2巡指名の期待に応えたものとは言えず。しかしライオンズに加入して2年。今年は特にキャリアハイのペースでタックル数を積み重ねています。
エースMJDの欠場でRBはラシャード・ジェニングス。デュラントは彼をしっかりと抑えて古巣への所謂恩返しを果たして欲しいものです。レヴィも何とか出れそうで2列めまではそれほど心配は無い感じ。
パスが低迷しているジャグワーズですが、こちらも出る鱒不在でセカンダリーがかなり不安。ルーキーのブラックモンにディープをブチ抜かれでもしたらエラい事になります。シルヴァはなかなか良くやっていますが、反対のコールマンがねえ。
JAXは被サック20とOLにも問題ありそう。投げる前にプレッシャー掛けて潰したいところです。
脳震盪で欠場していたレイシーが復帰してデプス1番手に。きゃー怖い。ジョンテの方がマシなんじゃねえかね。
・ST
セイフティ陣の痛みがこちらに影響を及ぼしそうでかなり不安です。JAXのリターナーはそれほど結果を残していませんが、急に火を点けるからねえ。油断は出来ません。
Pのアンガーは今年3巡で指名された逸材。どれだけ飛ばすのか楽しみではあります。
ここを勝てばようやく勝敗を5分に戻せます。チーム状態は正直良くありませんが、どうしても勝たなければならない試合です。
今週からサマータイムが終わって試合時間が日本時間午前3時からとなります。ご注意ください。
トレード期限間近となってから、ジャクソンビル・ジャグワーズからWRマイク・トーマスを2014年の5巡指名権と交換で獲得しました。
トーマスは2009年のドラフト4巡でアリゾナ大からNFL入り。2年目の2010年は66レセプション820yd4TDとエース級の活躍でしたが、去年から成績が落ち、HCが村木さんに代わった今年は完全に干されていました。
5-8とサイズが無いですがスピードはそこそこありそうですから、スロット要員と考えていいでしょう。パントリターンでも実績がありますので、調子の出ないローガンの挑戦者現るといった感じか。
ジャグワーズとは今週対戦する訳で、あちらさんの情報をどれだけ持って来られるか、というのがトーマスの最初の仕事になります。HC村木さんは「トーマスはライオンズ戦のプランについて詳しく知らされていない」とコメント。まあトレードされたのが火曜日で、次週の対戦へ向けて練習を始める前ですから、どうオフェンスが攻めるか等は正直聞かされていないでしょう。実際干されてた訳だし。
ただデプスが下がってスカウトチームで練習した事も多いでしょうから、向こうのディフェンスの情報を結構持っているのでは?とそっちの方面をやや期待。
トーマスを獲得するスペースを空ける為にCBジャスティン・ミラーを解雇。そういや居たの?
また、肩の故障を抱えていたCBビル・ベントレーがIR入りしました。荒削りながら時折いいカバーやタックルを見せていましたので残念です。能力に影響するケガではないでしょうから、しっかり治して来年戻って来て欲しいですね。
そして、PUPリストのRBジャーヴィット・ベストは、結局脳震盪に対するドクターチェックをクリアすることが出来ずにそのままIR入りする事になりました。
2度目の脳震盪から1年以上経ってもクリア出来ない事から、来シーズン以降の復帰も微妙な線。結局ルショアとの1-2パンチを観ること無く現役を終えてしまうのでしょうか・・・。
さて、それではジャグワーズ戦のプレビュー。
ジャグワーズはここまで1勝6敗と低迷。長期に渡って指揮を執ってきたジャック・デルリオが昨年解雇され、アトランタのOCとして成功したマイク・ムラーキーがHCに就任。しかし屋台骨を支えるRBモーリス・ジョーンズ=ドリューがケガがち、2年目のQBブレイン・ギャバートも満身創痍でオフェンスがリーグ最下位と調子が出ません。
村木さんは所謂コーディネーターでは才能を発揮するがヘッドコーチになるとアカンタイプのような気もします。まあ再建モードですからいきなり結果を求められている訳でも無いんでしょうが。
結果が出ずあまりにスタジアムも客が入らない為か、地元のヒーロー、ティム・ティーボウのトレード話も噴出。ホントに動いていたかどうかは分かりませんが結局実現せず。このあたりにもチームの迷走ぶりが伺えます。
JAXファンには誠に申し訳ない限りなんですが、ここは正直チャンスゾーンじゃないの?と思っていました。ところがどっこい。こちらもケガ人多数でそんな事を言っている場合じゃない感じに。それではインジュリーリポートを。
Detroit Lions
Pos. | Name | Injury | WEDNESDAY | THURSDAY | FRIDAY | Status |
---|---|---|---|---|---|---|
CB | Bill Bentley | Shoulder | NP | Out/IR | Out/IR | Out/IR |
S | Louis Delmas | Knee | NP | NP | NP | Out |
S | Amari Spievey | Concussion | NP | NP | NP | Out |
WR | Calvin Johnson | Knee | NP | NP | NP | Questionable |
LB | DeAndre Levy | Hamstring | NP | LP | LP | Questionable |
DE | Cliff Avril | Back | NP | NP | LP | Probable |
LB | Justin Durant | Quad | LP | LP | FP | Probable |
CB | Jacob Lacey | Concussion | LP | LP | FP | Probable |
TE | Brandon Pettigrew | Knee | NP | LP | FP | Probable |
LB | Stephen Tulloch | Knee | LP | LP | FP | Probable |
DT | Corey Williams | Knee | NP | LP | LP | Probable |
WR | Titus Young | Knee | LP | LP | LP | Probable |
CJ全休。限りなくダウトフルに近いクエスチョナブル。両先発セイフティもアウトで、セカンダリーもヤバイ状態に。
Jacksonville Jaguars
Pos. | Name | Injury | WEDNESDAY | THURSDAY | FRIDAY | Status |
---|---|---|---|---|---|---|
FB | Greg Jones | Hip | NP | NP | NP | Out |
RB | Maurice Jones-Drew | Foot | NP | NP | NP | Out |
S | Dwight Lowery | Ankle | NP | NP | NP | Out |
CB | Rashean Mathis | Groin | LP | NP | NP | Out |
RB | Montell Owens | Shoulder | NP | LP | MP | Out |
CB | Derek Cox | Back | LP | NP | LP | Questionable |
C | Brad Meester | Foot | NP | NP | LP | Probable |
QB | Blaine Gabbert | Left Shoulder | FP | FP | FP | Probable |
WR | Laurent Robinson | Concussion | FP | FP | FP | Probable |
こちらも結構ヤバイですね。オフェンスのバックフィールドが野戦病院。先発CB大ベテランのマシスも欠場。相方のコックスも状態は良くないようです。
それではシチュエーション別に。
・ライオンズオフェンスvs.ジャグワーズディフェンス
ディフェンスはリーグ25位。特にサックが7つで最下位、INTもたった4つ(ライオンズもたった3つだけど)とビッグプレイ不足に悩んでいるようです。
ジャグワーズは前の政権からメル・タッカーが引き続きDCを務めており、昨年リーグ6位のディフェンスが急に弱くなったのは何でなんでしょうね。オフェンスがあまりに出なくてディフェンスが疲弊という事なんでしょうか。
ただCJ不在となると若いレシーバー陣のみでオフェンスを組み立てられるかはかなり不安です。ディフェンスも的を絞りやすくなるでしょうし。
先週試合途中で退場し心配されたRBルショアがインジュリーリストにも載ってない程状態がいい、というのは朗報。じゃあケガで退場ってのは何だったのか、と思わないでもありませんが、ランを中心に組み立てられそうなのは有難いです。
CJは全休したのはあくまで試合の準備のため、と話しており、性格的に強行出場する可能性もあります。しかし今後控える大一番の為にも無理はさせたくない所です。彼が出なくてもいいような展開に持ってきたいですがねえ。
DLのプレッシャー不足とセカンダリーがケガがちというのはかなり助かる部分ではあります。加入したばかりのトーマスにはまだ出番はないでしょうが、加入2週目ロビスキーにはCJ代役という超重い役が廻ってくるかも分かりません。サイズ的に彼しか居ないのよねえ。
・ライオンズディフェンスvs.ジャグワーズオフェンス
ディフェンスで今週一番燃えているのは、古巣での久々のプレイとなる、LBジャスティン・デュラントのようです。「ここに戻って来てプレイ出来るのに興奮しているよ。ここは4年間を過ごした特別な場所だからね。NFLでプレイする機会を与えてくれたし。元のチームメイトと対戦するのも凄い事だね」と話しています。
ジャクソンビルでのデュラントのキャリアは、ケガもあってドラフト2巡指名の期待に応えたものとは言えず。しかしライオンズに加入して2年。今年は特にキャリアハイのペースでタックル数を積み重ねています。
エースMJDの欠場でRBはラシャード・ジェニングス。デュラントは彼をしっかりと抑えて古巣への所謂恩返しを果たして欲しいものです。レヴィも何とか出れそうで2列めまではそれほど心配は無い感じ。
パスが低迷しているジャグワーズですが、こちらも出る鱒不在でセカンダリーがかなり不安。ルーキーのブラックモンにディープをブチ抜かれでもしたらエラい事になります。シルヴァはなかなか良くやっていますが、反対のコールマンがねえ。
JAXは被サック20とOLにも問題ありそう。投げる前にプレッシャー掛けて潰したいところです。
脳震盪で欠場していたレイシーが復帰してデプス1番手に。きゃー怖い。ジョンテの方がマシなんじゃねえかね。
・ST
セイフティ陣の痛みがこちらに影響を及ぼしそうでかなり不安です。JAXのリターナーはそれほど結果を残していませんが、急に火を点けるからねえ。油断は出来ません。
Pのアンガーは今年3巡で指名された逸材。どれだけ飛ばすのか楽しみではあります。
ここを勝てばようやく勝敗を5分に戻せます。チーム状態は正直良くありませんが、どうしても勝たなければならない試合です。
今週からサマータイムが終わって試合時間が日本時間午前3時からとなります。ご注意ください。
ライブチャット開催中!
ライオンズの試合の開催中は、基本的にライブチャットを行っています。お待ちしております。
プロフィール
- Author:チュル
- ようこそいらっしゃいました。
このブログはNFL(ナショナル・フットボールリーグ)デトロイト・ライオンズのファンブログです。
基本的にはあくまでネガティブに、またシニカルに応援しているつもりですが、過剰な期待が溢れ出てしまうこともままあります。
拙い英語力で現地メディアの訳をしてますので、間違い等はどうぞご容赦ください。
スポンサードリンク
リンク
ブログ内検索

カスタム検索
最近のコメント
最近の記事
カレンダー
月別アーカイブ
- 2018年04月 (5)
- 2018年03月 (3)
- 2018年02月 (2)
- 2018年01月 (1)
- 2017年12月 (4)
- 2017年11月 (4)
- 2017年10月 (4)
- 2017年09月 (7)
- 2017年08月 (1)
- 2017年05月 (2)
- 2017年04月 (6)
- 2017年03月 (2)
- 2017年01月 (2)
- 2016年12月 (4)
- 2016年11月 (3)
- 2016年10月 (4)
- 2016年09月 (4)
- 2016年08月 (3)
- 2016年04月 (5)
- 2016年03月 (7)
- 2016年02月 (3)
- 2016年01月 (4)
- 2015年12月 (4)
- 2015年11月 (6)
- 2015年10月 (9)
- 2015年09月 (3)
- 2015年08月 (3)
- 2015年07月 (1)
- 2015年05月 (1)
- 2015年04月 (10)
- 2015年03月 (4)
- 2015年02月 (1)
- 2015年01月 (3)
- 2014年12月 (9)
- 2014年11月 (6)
- 2014年10月 (7)
- 2014年09月 (6)
- 2014年08月 (1)
- 2014年06月 (1)
- 2014年05月 (3)
- 2014年04月 (8)
- 2014年03月 (2)
- 2014年02月 (1)
- 2014年01月 (3)
- 2013年12月 (3)
- 2013年11月 (5)
- 2013年10月 (7)
- 2013年09月 (8)
- 2013年08月 (5)
- 2013年07月 (2)
- 2013年05月 (1)
- 2013年04月 (8)
- 2013年03月 (5)
- 2013年02月 (2)
- 2013年01月 (2)
- 2012年12月 (6)
- 2012年11月 (9)
- 2012年10月 (7)
- 2012年09月 (13)
- 2012年08月 (6)
- 2012年07月 (3)
- 2012年06月 (1)
- 2012年05月 (2)
- 2012年04月 (12)
- 2012年03月 (6)
- 2012年02月 (3)
- 2012年01月 (7)
- 2011年12月 (11)
- 2011年11月 (10)
- 2011年10月 (11)
- 2011年09月 (11)
- 2011年08月 (10)
- 2011年07月 (1)
- 2011年06月 (2)
- 2011年05月 (3)
- 2011年04月 (10)
- 2011年03月 (6)
- 2011年02月 (5)
- 2011年01月 (8)
- 2010年12月 (13)
- 2010年11月 (12)
- 2010年10月 (12)
- 2010年09月 (14)
- 2010年08月 (9)
- 2010年07月 (5)
- 2010年06月 (3)
- 2010年05月 (6)
- 2010年04月 (20)
- 2010年03月 (8)
- 2010年02月 (4)
- 2010年01月 (6)
- 2009年12月 (11)
- 2009年11月 (12)
- 2009年10月 (9)
- 2009年09月 (14)
- 2009年08月 (7)
- 2009年07月 (3)
- 2009年06月 (5)
- 2009年05月 (4)
- 2009年04月 (13)
- 2009年03月 (7)
- 2009年02月 (7)
- 2009年01月 (6)
- 2008年12月 (11)
- 2008年11月 (11)
- 2008年10月 (15)
- 2008年09月 (16)
- 2008年08月 (8)
- 2008年07月 (8)
- 2008年06月 (1)
- 2008年05月 (1)
- 2008年04月 (10)
- 2008年03月 (6)
- 2008年02月 (7)
- 2008年01月 (3)
- 2007年12月 (10)
- 2007年11月 (13)
- 2007年10月 (9)
- 2007年09月 (13)
- 2007年08月 (11)
- 2007年07月 (6)
- 2007年06月 (2)
- 2007年05月 (3)
- 2007年04月 (10)
- 2007年03月 (8)
- 2007年02月 (6)
- 2007年01月 (5)
- 2006年12月 (11)
- 2006年11月 (11)
- 2006年10月 (13)
- 2006年09月 (17)
- 2006年08月 (12)
- 2006年07月 (5)
- 2006年06月 (5)
- 2006年05月 (5)
- 2006年04月 (11)
- 2006年03月 (11)
- 2006年02月 (9)
- 2006年01月 (6)
- 2005年12月 (10)
- 2005年11月 (15)
- 2005年10月 (14)
- 2005年09月 (16)
- 2005年08月 (7)