レビュー NFL2012 Week8 DETvs.SEA
第8週ホームでのシアトル・シーホークス戦。8試合連続という4thQキャッチアップの展開。残り時間5分半からのドライブをWRタイタス・ヤングへのTDで完遂し逆転勝利。3勝4敗となりました。
パントでの不要な反則でドライブ継続を許しFGで先制を許しますが、WRブロイルズへのTDパスで7-3。
2Qに入ってRBリンチの77ydTDラン、WRライスへのTDパスと連続で失点を許しますが、タイタスへの46ydTDパスで17-14とし後半へ。
後半最初のシリーズで敵陣へ攻め込みながらINTを奪われますが、返しのシリーズでSリカルド・シルヴァのINTが炸裂。
そのターンオーバーからのシリーズ、鱒がブーツレグからの1ydTDランで逆転。しかし返しのシリーズ、4thダウン2ydのギャンブルを許し、最後はTEミラーのスーパーキャッチでTDで再び逆転を許しますが、残り5分半をじっくりドライブし再逆転し勝利につなげました。
エンジンが掛かるのが遅く、低調だったオフェンスが強力なディフェンスのシーホークス相手に415yd、TD4つとようやく復調の兆しを見せました。
このところずっとコントロールが悪かった鱒が、今週はキレを取り戻し、34/49 352 3TD 1INTで久々のレーティング100超。シェフラーに投げたパスがINTされたのはややチャレンジ過ぎる感もありましたが、他は判断も良くパスラッシュも上手くいなしていました。
バールソン離脱で心配されたレシーバー陣でしたが、タイタスが9レセプション100yd 2TDと台頭し、しっかりと穴を埋めました。密集でもディープゾーンでもしっかりと仕事をしてくれています。WRユニットのリーダーが離脱して、本人も責任感が芽生えて来たか。これなら心配は無いかも知れません。
CJへは今週もTDパスは通らず。試合終了間際、絶妙なパスをドロップしてしまいました。状態のいい時期なら確実にキャッチするようなパスを幾つかドロップしていますが、膝のケガを負ってのプレイで状態はあまり良くないのかも分かりません。スタッツには残りませんがCJがパスカバーを引っ張るおかげで他のレシーバーが空く訳ですから、試合に出るだけで大きな仕事なんですけどね。
ブロイルズが3回37yd 1TD。試合に出始めて2試合目でTD二つ。ペティグルーは7回74TDとプライマリターゲットに。ポロリが心配でしたが、今週はファンブルもドロップもありませんでした。
ランオフェンスは22回84yd。ルショアが10回46yd。ハムストリングをケガして後半はベルが出場。ベルは7回25ydでしたが、ターゲットとして4回33ydと効果的でした。特に最後のドライブのG前に迫るキャッチは大きかった。バックフィールドからスルスルとダウンフィールドに出てくるのが上手いですね。
ルショアは検査の結果次第ですが、長引くとなると痛い。CARがRBデアンジェロ・ウィリアムズをトレード放出か、という噂が出てますが、ルショアのケガ次第では手を出す可能性も。
OLは被サック2。最初のサックはカバレッジサック気味ですが、インサイドが押され過ぎ。CライオーラがDTメベインをキープし切れず。2つ目はLBヒルのブリッツに対処出来ずノータッチで侵入されてしまいました。この2つを除けば鱒のパスラッシュいなしの上手さがあるとは言え、概ねプロテクションは良かったかと。
ディフェンスは前半しょうもない反則での1stダウン更新→FG、リンチの一発TD、ジョンテ・グリーンのインターフェアで大きく前進→TDとミスからの失点を重ねましたが、後半はミスが少なくなり失点はTD一つのみ。シーホークスのオフェンスの柱であるRBリンチを、77ydTDを除けば28yd(平均2.5yd)に抑える事が出来たのが大きかったです。勿論Sシルヴァのインターセプトは、こちらもINT献上した直後でしたから、非常に効果的でした。
リンチの77ydTDはデュラント、ターロックが上手くブロックされたのも問題ですが、一番遠いサイドに居たLBパーマーがローブロックに完全に潰され、パシュートに来ていたデルマスあたりを巻き込んでしまったのがロングゲインになった原因でしょう。あれを交わしていればせめて20ydぐらいで止まってたんじゃないかなあ。パーマーは(ミラーのキャッチが凄かったとは言え)4QのTDパスを許しており、先発のレヴィに比べればやはり数段落ちてしまいます。
3Q始まってすぐにSデルマスが膝を痛めて負傷退場。彼の不在で4Qにはパスカバーが甘くなりTDを許す形に。開幕前に手術したのと同じ箇所で心配されましたが、月曜日シュヲーツさんの会見では"Day-to-day"との事。大事には至らないようで安心しましたが、来週は欠場となるかも分かりません。
DLはサックゼロ。あまりラッシュを激しく掛けずに、ラン対応を主にやってたような感じ。ウィルソンも普通のドロップバックよりもやはりロールアウトが多く、コンテインを重視していましたね。その割には後半増えたゾーンリードのフェイクにはエイヴリルあたりがまんまと引っ掛かってましたが。
STはねる猫さんも書いてましたが、エンドゾーン奥からでもリターンされる程舐められているカバーチーム、しかしタックルもしっかりしていて問題ありませんでした。
ハンソン先生はFG機会なし。エンドゾーンのサイドラインギリギリに蹴り込んでタッチバックにしたのと、試合最後のプーチキック(リターナーがマフ)が絶妙のお仕事。
Pハリスはハングタイム重視。やたら飛ばす相手Pのライアンに比べれば見劣りしますが、リターンも許さず合格点でしょう。
KR/PRローガンはタッチバックが多く、唯一のリターン機会もパッとせず。
毎試合終了間際には追い付くか追い付かないかの瀬戸際で試合してますが、今週は何故か逆転出来そうな予感がしてました。全く根拠はないんですが。最後のドライブを見返しても、鱒の表情に全く焦りがありません。去年カムバックウィンを繰り返してた時のような自信に満ち溢れた顔をしてましたね。そう言えば去年もシーズン序盤はそれほど調子は良くなかったものの、後半に入ってキレキレのゾーンに入ってからが凄かった訳です。もしこの試合がそのゾーン突入のきっかけとなればいいんですけどね。
パントでの不要な反則でドライブ継続を許しFGで先制を許しますが、WRブロイルズへのTDパスで7-3。
2Qに入ってRBリンチの77ydTDラン、WRライスへのTDパスと連続で失点を許しますが、タイタスへの46ydTDパスで17-14とし後半へ。
後半最初のシリーズで敵陣へ攻め込みながらINTを奪われますが、返しのシリーズでSリカルド・シルヴァのINTが炸裂。
そのターンオーバーからのシリーズ、鱒がブーツレグからの1ydTDランで逆転。しかし返しのシリーズ、4thダウン2ydのギャンブルを許し、最後はTEミラーのスーパーキャッチでTDで再び逆転を許しますが、残り5分半をじっくりドライブし再逆転し勝利につなげました。
エンジンが掛かるのが遅く、低調だったオフェンスが強力なディフェンスのシーホークス相手に415yd、TD4つとようやく復調の兆しを見せました。
このところずっとコントロールが悪かった鱒が、今週はキレを取り戻し、34/49 352 3TD 1INTで久々のレーティング100超。シェフラーに投げたパスがINTされたのはややチャレンジ過ぎる感もありましたが、他は判断も良くパスラッシュも上手くいなしていました。
バールソン離脱で心配されたレシーバー陣でしたが、タイタスが9レセプション100yd 2TDと台頭し、しっかりと穴を埋めました。密集でもディープゾーンでもしっかりと仕事をしてくれています。WRユニットのリーダーが離脱して、本人も責任感が芽生えて来たか。これなら心配は無いかも知れません。
CJへは今週もTDパスは通らず。試合終了間際、絶妙なパスをドロップしてしまいました。状態のいい時期なら確実にキャッチするようなパスを幾つかドロップしていますが、膝のケガを負ってのプレイで状態はあまり良くないのかも分かりません。スタッツには残りませんがCJがパスカバーを引っ張るおかげで他のレシーバーが空く訳ですから、試合に出るだけで大きな仕事なんですけどね。
ブロイルズが3回37yd 1TD。試合に出始めて2試合目でTD二つ。ペティグルーは7回74TDとプライマリターゲットに。ポロリが心配でしたが、今週はファンブルもドロップもありませんでした。
ランオフェンスは22回84yd。ルショアが10回46yd。ハムストリングをケガして後半はベルが出場。ベルは7回25ydでしたが、ターゲットとして4回33ydと効果的でした。特に最後のドライブのG前に迫るキャッチは大きかった。バックフィールドからスルスルとダウンフィールドに出てくるのが上手いですね。
ルショアは検査の結果次第ですが、長引くとなると痛い。CARがRBデアンジェロ・ウィリアムズをトレード放出か、という噂が出てますが、ルショアのケガ次第では手を出す可能性も。
OLは被サック2。最初のサックはカバレッジサック気味ですが、インサイドが押され過ぎ。CライオーラがDTメベインをキープし切れず。2つ目はLBヒルのブリッツに対処出来ずノータッチで侵入されてしまいました。この2つを除けば鱒のパスラッシュいなしの上手さがあるとは言え、概ねプロテクションは良かったかと。
ディフェンスは前半しょうもない反則での1stダウン更新→FG、リンチの一発TD、ジョンテ・グリーンのインターフェアで大きく前進→TDとミスからの失点を重ねましたが、後半はミスが少なくなり失点はTD一つのみ。シーホークスのオフェンスの柱であるRBリンチを、77ydTDを除けば28yd(平均2.5yd)に抑える事が出来たのが大きかったです。勿論Sシルヴァのインターセプトは、こちらもINT献上した直後でしたから、非常に効果的でした。
リンチの77ydTDはデュラント、ターロックが上手くブロックされたのも問題ですが、一番遠いサイドに居たLBパーマーがローブロックに完全に潰され、パシュートに来ていたデルマスあたりを巻き込んでしまったのがロングゲインになった原因でしょう。あれを交わしていればせめて20ydぐらいで止まってたんじゃないかなあ。パーマーは(ミラーのキャッチが凄かったとは言え)4QのTDパスを許しており、先発のレヴィに比べればやはり数段落ちてしまいます。
3Q始まってすぐにSデルマスが膝を痛めて負傷退場。彼の不在で4Qにはパスカバーが甘くなりTDを許す形に。開幕前に手術したのと同じ箇所で心配されましたが、月曜日シュヲーツさんの会見では"Day-to-day"との事。大事には至らないようで安心しましたが、来週は欠場となるかも分かりません。
DLはサックゼロ。あまりラッシュを激しく掛けずに、ラン対応を主にやってたような感じ。ウィルソンも普通のドロップバックよりもやはりロールアウトが多く、コンテインを重視していましたね。その割には後半増えたゾーンリードのフェイクにはエイヴリルあたりがまんまと引っ掛かってましたが。
STはねる猫さんも書いてましたが、エンドゾーン奥からでもリターンされる程舐められているカバーチーム、しかしタックルもしっかりしていて問題ありませんでした。
ハンソン先生はFG機会なし。エンドゾーンのサイドラインギリギリに蹴り込んでタッチバックにしたのと、試合最後のプーチキック(リターナーがマフ)が絶妙のお仕事。
Pハリスはハングタイム重視。やたら飛ばす相手Pのライアンに比べれば見劣りしますが、リターンも許さず合格点でしょう。
KR/PRローガンはタッチバックが多く、唯一のリターン機会もパッとせず。
毎試合終了間際には追い付くか追い付かないかの瀬戸際で試合してますが、今週は何故か逆転出来そうな予感がしてました。全く根拠はないんですが。最後のドライブを見返しても、鱒の表情に全く焦りがありません。去年カムバックウィンを繰り返してた時のような自信に満ち溢れた顔をしてましたね。そう言えば去年もシーズン序盤はそれほど調子は良くなかったものの、後半に入ってキレキレのゾーンに入ってからが凄かった訳です。もしこの試合がそのゾーン突入のきっかけとなればいいんですけどね。
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このエントリーのカテゴリ : デトロイト・ライオンズ