プレビュー NFL 2011 Week8 DET@DEN
第8週のプレビューの前に、トランザクションから。
ベアーズをウェイバーとなったSクリス・ハリスにクレームして獲得しました。
ハリスは2005年ドラフト6巡でベアーズ入り。2007年よりパンサーズに3シーズン在籍した後、昨年ベアーズに復帰。5INTとキャリアで最もいい成績を残しましたが、今年になってミスが目立ち、先発を降ろされていました。
彼を獲得するロースタースポットを空ける為に、Sヴィンセント・フラーがIR入りしています。肘のケガが思わしくなかったんでしょうか?今週は練習にも復帰していたんですが。結局1試合に出ただけでスタッツも残さずシーズンアウトですか。
ハリス獲得の意図ですが、Sデプスの補強と共に、ベアーズディフェンスの情報収集という意味もあるでしょう。バイウィーク明けのベアーズ戦に向けて、どれだけの情報をもたらしてくれるかは分かりませんが、ハンドサインを変えたりとベアーズはある程度対応が必要になってくる筈。その手間を取らせて試合の準備する時間を削らせる、というだけでも価値があるんじゃないでしょうか。
Sとしてはベテランだけに経験は豊富でしょうが、ミス多発で首になったのは気になる所。スパヴェイの足元を脅かすほどにはならないような気がしますが。
またTEシェフラーが復帰した事で、TEフィンリーがPSに戻り、DBドン・ケアリーとサインしています。ケアリーは3年目。昨年JACで10試合に先発しています。
それでは第8週、デンバーでのブロンコス戦をプレビュー。なんとGaoraで朝5時から生中継です。私の記憶が確かならば、2007年Week12、Thanksgivingでのパッカーズ戦以来の日本での生中継じゃないかと。
一部メディアでは「神の子ティーボウvs.ダーティーライオンズ」の対決というのが取り沙汰されています。
こういう時、初戦はヒールが勝つって事でブックされてるんですよ!そうじゃないとこの先の展開が続かないでしょ!
さてそのT坊がファンの求めによりようやく正QBになったブロンコス。これまで2勝4敗。マクダニエルズさんがブチ壊したチームをジョン・フォックスが鋭意立て直し中。先週は未勝利ドルフィンズにOTで何とかかんとか勝利しています。
それではインジュリーリポートを。
ジャビ君は今週も欠場。先週足首を痛めた鱒は1stチームのスナップを練習で受け、金曜は全参加。おそらく大丈夫なようです。欠場濃厚なのはWRデービス、DTフェアリーあたりですが、DTヒルもケガしており、DTのローテーションがやや苦しくなりそうです。
エースRBウィリス・マゲイヒーが手を骨折して欠場。その他は目立つ怪我人はいません。
んではシチュエーション別に観てみましょう。
・ライオンズオフェンスvs.ブロンコスディフェンス
ブロンコスはここまでディフェンストータル366ydでリーグ21位。ただ失点は25.8でリーグ29位。INTが3つと少なく、ターンオーバーを取れないのが失点の多い要因でしょうか。
CBのコンビは13年目のチャンプ・ベイリー大兄と懐かしの10年目アンドレ・グッドマンです。チャンプ大兄は今シーズンケガがちでまだ3試合しか出ていません。その欠場した3試合ではパッカーズにボコられていますので、未だその存在感は大きなものなんでしょう。おそらくCJとマッチアップする事になるんでしょう。絶好調のCJが大ベテラン圧倒する事が出来るでしょうか。
フロント4ではルーキーLBヴォン・ミラーが絶好調。既にここまで6サック。チームトータル16サックのうち12がLB、DBによるもの。ブリッツを積極的に入れてくると見ていいんでしょうか。DEジェイソン・ハンターが今年から加入していますが、現状バックアップのようです。
パンサーズは3-4と4-3のハイブリッドディフェンスを用いているようです。ナイナーズ戦でアルドン・スミスのブリッツに対応できずにサックを喰らったように、ヴォン・ミラーを止められないようだと、オフェンスは苦しくなるでしょう。
以外に出た先週のランオフェンス。モーモーとキーランドがコンスタントに出るようだと、オフェンスの組み立ても楽になります。先週はしょっぱなから3&アウトの連続でペースをつかめませんでした。そこが何とか改善されているでしょうか。
やはり何と言っても鱒の出来が試合を左右します。ディフェンスをしっかり読み切る事、丁寧にパスを通す事が求められます。足首を痛めているなかでどこまでやれるでしょうか。
・ライオンズディフェンスvs.ブロンコスオフェンス
RBマゲイヒーの欠場で、デンバーはランオフェンスの後退は免れないでしょう。ランをきっちり止めて、T坊がパスを投げざるを得ないシチュエーションにするのが第一かと。
今週は対T坊対策として、スカウトチームのQBスタントンが彼のモビリティを活かして真似をしたとか。まあいつもスカウトチームのQBはスタントン何ですから、何が違うのって感じですが、おそらくスクランブルや決め打ちのランが多くコールされたんでしょう。
T坊の機動力を封じるためには、DEがしっかりコンテインする必要があります。エイヴリル、KVB、ヤング、LoJらDE陣の働きが求められますね。
ブランドン・ロイドが流出したWR陣はビッグネームはおらず、こちらのセカンダリーに分があるかと。
・スペシャルチーム
マイルハイなのでお互いですがキックオフリターンには期待出来ないでしょう。パントリターンではエリック・デッカーが90ydリターンTDを記録しており、カバーチームには脅威。
ちなみにデンバーのKは数年前ライオンズでプレシーズンを過ごしたマット・プレイター。今年は40ydを超えると精度が落ちているようです。
T坊台頭で侮れないとはいえ、正直負けてはいけない相手です。今週大雪だったとかで寒そうなデンバーで、寒冷地ゲームに弱いライオンズですから、条件は万全とはいえませんが、勝ってバイウィークを迎えたいものです。
ベアーズをウェイバーとなったSクリス・ハリスにクレームして獲得しました。
ハリスは2005年ドラフト6巡でベアーズ入り。2007年よりパンサーズに3シーズン在籍した後、昨年ベアーズに復帰。5INTとキャリアで最もいい成績を残しましたが、今年になってミスが目立ち、先発を降ろされていました。
彼を獲得するロースタースポットを空ける為に、Sヴィンセント・フラーがIR入りしています。肘のケガが思わしくなかったんでしょうか?今週は練習にも復帰していたんですが。結局1試合に出ただけでスタッツも残さずシーズンアウトですか。
ハリス獲得の意図ですが、Sデプスの補強と共に、ベアーズディフェンスの情報収集という意味もあるでしょう。バイウィーク明けのベアーズ戦に向けて、どれだけの情報をもたらしてくれるかは分かりませんが、ハンドサインを変えたりとベアーズはある程度対応が必要になってくる筈。その手間を取らせて試合の準備する時間を削らせる、というだけでも価値があるんじゃないでしょうか。
Sとしてはベテランだけに経験は豊富でしょうが、ミス多発で首になったのは気になる所。スパヴェイの足元を脅かすほどにはならないような気がしますが。
またTEシェフラーが復帰した事で、TEフィンリーがPSに戻り、DBドン・ケアリーとサインしています。ケアリーは3年目。昨年JACで10試合に先発しています。
それでは第8週、デンバーでのブロンコス戦をプレビュー。なんとGaoraで朝5時から生中継です。私の記憶が確かならば、2007年Week12、Thanksgivingでのパッカーズ戦以来の日本での生中継じゃないかと。
一部メディアでは「神の子ティーボウvs.ダーティーライオンズ」の対決というのが取り沙汰されています。
こういう時、初戦はヒールが勝つって事でブックされてるんですよ!そうじゃないとこの先の展開が続かないでしょ!
さてそのT坊がファンの求めによりようやく正QBになったブロンコス。これまで2勝4敗。マクダニエルズさんがブチ壊したチームをジョン・フォックスが鋭意立て直し中。先週は未勝利ドルフィンズにOTで何とかかんとか勝利しています。
それではインジュリーリポートを。
Detroit Lions Week 8 Injury Report | ||||||
Pos. | Name | Injury | Wednesday | Thursday | Friday | Status |
---|---|---|---|---|---|---|
RB | Jahvid Best | Concussion | DNP | DNP | DNP | Out |
WR | Rashied Davis | Foot | DNP | DNP | DNP | Doubtful |
DT | Nick Fairley | Foot | DNP | DNP | DNP | Doubtful |
DT | Sammie Hill | Ankle | DNP | DNP | LP | Questionable |
G | Rob Sims | Illness | Not Listed | DNP | FP | Probable |
T | Gosder Cherilus | Knee | DNP | LP | LP | Probable |
S | Vincent Fuller | Elbow | LP | LP | LP | Doubtful |
CB | Chris Houston | Back | DNP | LP | FP | Probable |
QB | Matthew Stafford | Ankle | LP | LP | FP | Questionable |
DE | Willie Young | Calf | LP | LP | FP | Probable |
DE | Kyle Vanden Bosch | Not Injury Related | DNP | Not Listed | Not Listed | Not Listed |
ジャビ君は今週も欠場。先週足首を痛めた鱒は1stチームのスナップを練習で受け、金曜は全参加。おそらく大丈夫なようです。欠場濃厚なのはWRデービス、DTフェアリーあたりですが、DTヒルもケガしており、DTのローテーションがやや苦しくなりそうです。
Denver Broncos Week 8 Injury Report | ||||||
Pos. | Name | Injury | Wednesday | Thursday | Friday | Status |
---|---|---|---|---|---|---|
S | Brian Dawkins | Illness | Not Listed | DNP | LP | Probable |
DE | Elvis Dumervil | Ankle | DNP | DNP | LP | Questionable |
RB | Willis McGahee | Hand | DNP | DNP | DNP | Out |
DT | Marcus Thomas | Knee | Not Listed | LP | LP | Questionable |
TE | Julius Thomas | Ankle | FP | FP | FP | Probable |
エースRBウィリス・マゲイヒーが手を骨折して欠場。その他は目立つ怪我人はいません。
んではシチュエーション別に観てみましょう。
・ライオンズオフェンスvs.ブロンコスディフェンス
ブロンコスはここまでディフェンストータル366ydでリーグ21位。ただ失点は25.8でリーグ29位。INTが3つと少なく、ターンオーバーを取れないのが失点の多い要因でしょうか。
CBのコンビは13年目のチャンプ・ベイリー大兄と懐かしの10年目アンドレ・グッドマンです。チャンプ大兄は今シーズンケガがちでまだ3試合しか出ていません。その欠場した3試合ではパッカーズにボコられていますので、未だその存在感は大きなものなんでしょう。おそらくCJとマッチアップする事になるんでしょう。絶好調のCJが大ベテラン圧倒する事が出来るでしょうか。
フロント4ではルーキーLBヴォン・ミラーが絶好調。既にここまで6サック。チームトータル16サックのうち12がLB、DBによるもの。ブリッツを積極的に入れてくると見ていいんでしょうか。DEジェイソン・ハンターが今年から加入していますが、現状バックアップのようです。
パンサーズは3-4と4-3のハイブリッドディフェンスを用いているようです。ナイナーズ戦でアルドン・スミスのブリッツに対応できずにサックを喰らったように、ヴォン・ミラーを止められないようだと、オフェンスは苦しくなるでしょう。
以外に出た先週のランオフェンス。モーモーとキーランドがコンスタントに出るようだと、オフェンスの組み立ても楽になります。先週はしょっぱなから3&アウトの連続でペースをつかめませんでした。そこが何とか改善されているでしょうか。
やはり何と言っても鱒の出来が試合を左右します。ディフェンスをしっかり読み切る事、丁寧にパスを通す事が求められます。足首を痛めているなかでどこまでやれるでしょうか。
・ライオンズディフェンスvs.ブロンコスオフェンス
RBマゲイヒーの欠場で、デンバーはランオフェンスの後退は免れないでしょう。ランをきっちり止めて、T坊がパスを投げざるを得ないシチュエーションにするのが第一かと。
今週は対T坊対策として、スカウトチームのQBスタントンが彼のモビリティを活かして真似をしたとか。まあいつもスカウトチームのQBはスタントン何ですから、何が違うのって感じですが、おそらくスクランブルや決め打ちのランが多くコールされたんでしょう。
T坊の機動力を封じるためには、DEがしっかりコンテインする必要があります。エイヴリル、KVB、ヤング、LoJらDE陣の働きが求められますね。
ブランドン・ロイドが流出したWR陣はビッグネームはおらず、こちらのセカンダリーに分があるかと。
・スペシャルチーム
マイルハイなのでお互いですがキックオフリターンには期待出来ないでしょう。パントリターンではエリック・デッカーが90ydリターンTDを記録しており、カバーチームには脅威。
ちなみにデンバーのKは数年前ライオンズでプレシーズンを過ごしたマット・プレイター。今年は40ydを超えると精度が落ちているようです。
T坊台頭で侮れないとはいえ、正直負けてはいけない相手です。今週大雪だったとかで寒そうなデンバーで、寒冷地ゲームに弱いライオンズですから、条件は万全とはいえませんが、勝ってバイウィークを迎えたいものです。
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NFL2011Week7 DETvs.ATL
3人子連れの旅行で疲労困憊。しかも敗戦でレビューする気が起きず遅くなってしまいました。
第7週ホームでのファルコンズ戦は23-16で敗戦。スコアは1ポゼッション差ですが、どうにもチグハグな戦いぶりで、それ以上の差を感じる試合でした。
1Q:最初のオフェンスは3&アウト。ファルコンズ最初の攻撃、3rd&ロングでCBライトがインターセプト。敵陣15ydという好位置をゲットするも、1stダウン、2ndダウン連続でサックを喰らいFG止まり。
パントの応酬があったものの、イームスに37ydのロングリターンを喰らいライオンズ陣からのディフェンスに。しかしG前5yd3rdダウン1のランを食い止めてFGに。3-3。
食い止めたかと思った矢先にキックオフリターンでローガンがファンブル。連続でのディフェンスではさすがに食い止められず、相次ぐパスインターフェアでG前1ydに。ライアンがスニークで持ち込んで10-3。
2Q:バールソンのエンドアラウンドやRBキーランドの18ydランなど、珍しくランでゲイン。しかし20ydまで入ってストール。FGで10-6。
残り3分30秒からのファルコンズのオフェンス。ゴンザレスへの30ydパス、ターナーの19ydランなどでライオンズ陣へ。最後はロディ・ホワイトへの絶妙のTDパスが通り17-6で前半終了。
3Q:1度ずつパントを蹴り合い、ATL2度目のオフェンス。ライアンが味方OLに足を踏まれ、足首がグニャっと。
ライアンのいぬ間に点差を詰めたいところですが、モーモーの31ydランでG前に攻め込むも、鱒がサックされてストール。結局FG止まりで17-9と微妙にしか点差が縮まりません。
そうこうしてる間にライアンが復活。いきなりWRダグラスに49ydパスが通されて、FGに繋げられてまた11点差に。
早めに追いつきたいところで、CJへの57ydTDパスがヒット。これで20-16と4点差。
4Q:返しのディフェンスがドライブを許し、はやレッドゾーン。しかしここでスパヴェイが値千金のインターセプト。何とかリードを広げさせません。
しかし自陣深くで3&アウトでパント。ハーフ付近からゲインされてFG。また7点差に広がります。
1度ずつパントを蹴りあい、残り3分20秒1TD差、最後のチャンス。短めのパスや相手の反則などで、何とか敵陣へ。しかし@ATL41ydでの3rdダウン。シェフラーへのパスでインターフェアがあり1stダウン!と思いきや、その前にボールにタッチしているとブース・レビューで判定が覆り、4thダウンギャンブルに。最後のパスも通らずジ・エンド。
5連勝の後の連敗。しかもミスの目立つ敗戦で、今後が心配になってきました。
また、ペナルティもやたら多く足を引っ張りました。10回84ydは多すぎますね。しかもそれでオフェンスが1stダウン更新が取り消し、もしくはディフェンス止まってたのに1stダウン更新と、クリティカルな反則が多かったですね。
敗因のまず第一は鱒の不調。15/32 183yd 1TDとインターセプトこそ無かったものの、パス成功率が50%を切ったように精度が良くありませんでした。プレッシャーも常に浴びており、最後のプレイで左足を強打。膝は問題ないものの、足首を捻挫しており"Day-to-Day"。重傷でなかったのは何よりでしたが、再来週バイなんだし来週は休んでしっかり治して貰ったほうがいいんじゃないでしょうかね。調子も悪いんだし。
CJしかターゲットが頼りにならないのも問題。CJは5レセプション115yd 1TDとさすがの働きですが、その他で70ydちょっとではキツイ。特にバールソン1回1ydとタイタス0回ではどうにもならないでしょう。タイタスはあわやエンドゾーンでのインターセプトになりそうなルートミスもありました。
ジャビ君不在で懸念されたランオフェンスですが、モーモーが9回50yd、キーランドが9回44ydと悪くはありませんでした。しかし1stダウンで4~5ydゲインしてくれるプレイがもうちょっとあれば、シリーズの組み立ても楽になるのに。
ディフェンスですが、前半終了間際のTD以外の失点は、全てライオンズ陣からの攻撃でした。2TD3FGなら良く食い止めていた方ではないでしょうか。
サックはスーが一つ、エイヴリルが一つ、LoJと少年が0.5ずつでトータル3つ。プレッシャーはまあ掛かっていましたが、何せDLのペナルティが多すぎます。しかもフェイスマスクやラフィンザパサーなど15ydの反則ばかり。アグレッシブなのはいいですが、もうちょっとどうにかならないんでしょうか。
LBはデュランが復帰してランはそこそこ止まっていました。50ydのランを除けばターナーにもそこまでやられませんでしたし。レヴィがトータル10タックル。
ただゴンザレスを完璧にカバーするのはさすがに無理。5回62ydとプライマリターゲットに。
セカンダリは2INTだけでなく、いいカバーを連発しており、良かった方ではないかと。出る鱒がボックスに上がり、スパヴェイがディープを守るアサイメントが多用されていましたが、こちらの方が上手く行っているようです。
敗因の最後はスペシャルチーム。ローガンのファンブル、カバーチームの不振が大きく足を引っ張りました。反則で帳消しになりましたが、最初のリターンではエンドゾーンまで持っていかれています。ローガンの調子も上がりませんし、カバーチームはそろそろどうにかして欲しいもんです。
3Qにライアンが負傷した際、エイヴリルとスーが「早くカートに乗って出てけ」などと暴言を吐いたとファルコンズの選手が批判。言った言わない、で論争になっています。
シュヲーツさんはアグレッシブさを(本人の言動も)強調しているので、こういうのにあまりストップを掛けませんから、このところエスカレートしている感じがありますね。多少の遺恨を残しつつ、そこまで引きずらない感じはありますが、ダーティなイメージが特にスーに付きつつあるのはちょっとアレ。こういうキャラで売っていくつもり何でしょうか?
5連勝の後の2連敗。あまりにいい流れで来てしまっただけに、この連敗はどうも感じが悪いですね。再来週のバイウィークをいい感じで迎えたいもんですが・・・。鱒もケガしてしまいちょっとなあ・・・。
第7週ホームでのファルコンズ戦は23-16で敗戦。スコアは1ポゼッション差ですが、どうにもチグハグな戦いぶりで、それ以上の差を感じる試合でした。
1Q:最初のオフェンスは3&アウト。ファルコンズ最初の攻撃、3rd&ロングでCBライトがインターセプト。敵陣15ydという好位置をゲットするも、1stダウン、2ndダウン連続でサックを喰らいFG止まり。
パントの応酬があったものの、イームスに37ydのロングリターンを喰らいライオンズ陣からのディフェンスに。しかしG前5yd3rdダウン1のランを食い止めてFGに。3-3。
食い止めたかと思った矢先にキックオフリターンでローガンがファンブル。連続でのディフェンスではさすがに食い止められず、相次ぐパスインターフェアでG前1ydに。ライアンがスニークで持ち込んで10-3。
2Q:バールソンのエンドアラウンドやRBキーランドの18ydランなど、珍しくランでゲイン。しかし20ydまで入ってストール。FGで10-6。
残り3分30秒からのファルコンズのオフェンス。ゴンザレスへの30ydパス、ターナーの19ydランなどでライオンズ陣へ。最後はロディ・ホワイトへの絶妙のTDパスが通り17-6で前半終了。
3Q:1度ずつパントを蹴り合い、ATL2度目のオフェンス。ライアンが味方OLに足を踏まれ、足首がグニャっと。
ライアンのいぬ間に点差を詰めたいところですが、モーモーの31ydランでG前に攻め込むも、鱒がサックされてストール。結局FG止まりで17-9と微妙にしか点差が縮まりません。
そうこうしてる間にライアンが復活。いきなりWRダグラスに49ydパスが通されて、FGに繋げられてまた11点差に。
早めに追いつきたいところで、CJへの57ydTDパスがヒット。これで20-16と4点差。
4Q:返しのディフェンスがドライブを許し、はやレッドゾーン。しかしここでスパヴェイが値千金のインターセプト。何とかリードを広げさせません。
しかし自陣深くで3&アウトでパント。ハーフ付近からゲインされてFG。また7点差に広がります。
1度ずつパントを蹴りあい、残り3分20秒1TD差、最後のチャンス。短めのパスや相手の反則などで、何とか敵陣へ。しかし@ATL41ydでの3rdダウン。シェフラーへのパスでインターフェアがあり1stダウン!と思いきや、その前にボールにタッチしているとブース・レビューで判定が覆り、4thダウンギャンブルに。最後のパスも通らずジ・エンド。
5連勝の後の連敗。しかもミスの目立つ敗戦で、今後が心配になってきました。
また、ペナルティもやたら多く足を引っ張りました。10回84ydは多すぎますね。しかもそれでオフェンスが1stダウン更新が取り消し、もしくはディフェンス止まってたのに1stダウン更新と、クリティカルな反則が多かったですね。
敗因のまず第一は鱒の不調。15/32 183yd 1TDとインターセプトこそ無かったものの、パス成功率が50%を切ったように精度が良くありませんでした。プレッシャーも常に浴びており、最後のプレイで左足を強打。膝は問題ないものの、足首を捻挫しており"Day-to-Day"。重傷でなかったのは何よりでしたが、再来週バイなんだし来週は休んでしっかり治して貰ったほうがいいんじゃないでしょうかね。調子も悪いんだし。
CJしかターゲットが頼りにならないのも問題。CJは5レセプション115yd 1TDとさすがの働きですが、その他で70ydちょっとではキツイ。特にバールソン1回1ydとタイタス0回ではどうにもならないでしょう。タイタスはあわやエンドゾーンでのインターセプトになりそうなルートミスもありました。
ジャビ君不在で懸念されたランオフェンスですが、モーモーが9回50yd、キーランドが9回44ydと悪くはありませんでした。しかし1stダウンで4~5ydゲインしてくれるプレイがもうちょっとあれば、シリーズの組み立ても楽になるのに。
ディフェンスですが、前半終了間際のTD以外の失点は、全てライオンズ陣からの攻撃でした。2TD3FGなら良く食い止めていた方ではないでしょうか。
サックはスーが一つ、エイヴリルが一つ、LoJと少年が0.5ずつでトータル3つ。プレッシャーはまあ掛かっていましたが、何せDLのペナルティが多すぎます。しかもフェイスマスクやラフィンザパサーなど15ydの反則ばかり。アグレッシブなのはいいですが、もうちょっとどうにかならないんでしょうか。
LBはデュランが復帰してランはそこそこ止まっていました。50ydのランを除けばターナーにもそこまでやられませんでしたし。レヴィがトータル10タックル。
ただゴンザレスを完璧にカバーするのはさすがに無理。5回62ydとプライマリターゲットに。
セカンダリは2INTだけでなく、いいカバーを連発しており、良かった方ではないかと。出る鱒がボックスに上がり、スパヴェイがディープを守るアサイメントが多用されていましたが、こちらの方が上手く行っているようです。
敗因の最後はスペシャルチーム。ローガンのファンブル、カバーチームの不振が大きく足を引っ張りました。反則で帳消しになりましたが、最初のリターンではエンドゾーンまで持っていかれています。ローガンの調子も上がりませんし、カバーチームはそろそろどうにかして欲しいもんです。
3Qにライアンが負傷した際、エイヴリルとスーが「早くカートに乗って出てけ」などと暴言を吐いたとファルコンズの選手が批判。言った言わない、で論争になっています。
シュヲーツさんはアグレッシブさを(本人の言動も)強調しているので、こういうのにあまりストップを掛けませんから、このところエスカレートしている感じがありますね。多少の遺恨を残しつつ、そこまで引きずらない感じはありますが、ダーティなイメージが特にスーに付きつつあるのはちょっとアレ。こういうキャラで売っていくつもり何でしょうか?
5連勝の後の2連敗。あまりにいい流れで来てしまっただけに、この連敗はどうも感じが悪いですね。再来週のバイウィークをいい感じで迎えたいもんですが・・・。鱒もケガしてしまいちょっとなあ・・・。
プレビュー NFL2011Week7 DETvs.ATL
今週もまたもや時間が・・・。さらっと失礼します。
まずロニー・ブラウンとジェローム・ハリソンのトレード問題から。
ハリソンがPHIでのフィジカルチェックに引っ掛かった理由は、彼の脳に腫瘍が見つかったからだそうです。
どうりでそんなのDET在籍時は気付かないはずです。チームにとってはトレードが成立しなかったのは痛手ですが、しかし彼の人生を大きく左右する診断がこのトレードによって出来たわけですから、まあ良かったと言えるんじゃないでしょうか。ハリソンの一日も早い快復を念じたいです。
ハリソンはReserve/Non Football Illnessとなりシーズンアウト。代わりにRBエルドラ・バックリーとサイン。
バックリーはチャタヌーガ大出身の26歳。2007年ドラフト外でSD入り。2年間PSで過ごした後、PHIでロースター入り。今シーズンのファイナルロースターカットで解雇。主にST要員だったようで、2年間で19タックルを記録。ランでは36回キャリーして111yd1TD。5-9と上背はありませんが、209ポンドと横幅はありますね。やはりST中心に使われることになるでしょう。
さてそれでは第7週、アトランタ・ファルコンズ戦のプレビュー。ホーム3連戦の最後を勝って調子を戻したいところです。
ファルコンズはこれまで3勝3敗。地区優勝の最有力候補でしたが、×○×○×○と見事にテレンコで調子に乗り切れていません。順番から言うと今週は×ですが・・・。
それではインジュリーリポートをば。
まずロニー・ブラウンとジェローム・ハリソンのトレード問題から。
ハリソンがPHIでのフィジカルチェックに引っ掛かった理由は、彼の脳に腫瘍が見つかったからだそうです。
どうりでそんなのDET在籍時は気付かないはずです。チームにとってはトレードが成立しなかったのは痛手ですが、しかし彼の人生を大きく左右する診断がこのトレードによって出来たわけですから、まあ良かったと言えるんじゃないでしょうか。ハリソンの一日も早い快復を念じたいです。
ハリソンはReserve/Non Football Illnessとなりシーズンアウト。代わりにRBエルドラ・バックリーとサイン。
バックリーはチャタヌーガ大出身の26歳。2007年ドラフト外でSD入り。2年間PSで過ごした後、PHIでロースター入り。今シーズンのファイナルロースターカットで解雇。主にST要員だったようで、2年間で19タックルを記録。ランでは36回キャリーして111yd1TD。5-9と上背はありませんが、209ポンドと横幅はありますね。やはりST中心に使われることになるでしょう。
さてそれでは第7週、アトランタ・ファルコンズ戦のプレビュー。ホーム3連戦の最後を勝って調子を戻したいところです。
ファルコンズはこれまで3勝3敗。地区優勝の最有力候補でしたが、×○×○×○と見事にテレンコで調子に乗り切れていません。順番から言うと今週は×ですが・・・。
それではインジュリーリポートをば。
RBロニー・ブラウンのトレードがおジャンに
イーグルスからRBロニー・ブラウンをトレードで獲得したとうニュースが一旦報じられましたが、一夜明けて契約が反古になってしまいました。
どうやら交換条件でイーグルスに行くことになっていたRBジェローム・ハリソンがフィジカルチェックを通過しなかったようです。
RBベストが先週の試合で脳震盪を発症。すぐに復帰できるか微妙な情勢で、ブラウンの獲得にはかなりの期待が寄せられていましたので、このトレードのキャンセルは大きな痛手となりました。
トレード先でフィジカルチェックをパスしないのでは、帰ってきてもハリソンは使い物にならないでしょう。そういう選手をロースターに残しておくのは果たしてどうなんでしょう。現時点で出場出来そうなRBはモーモーとキーランド・ウィリアムズの二人だけ。ちょっと困ったことになりました。
どうやら交換条件でイーグルスに行くことになっていたRBジェローム・ハリソンがフィジカルチェックを通過しなかったようです。
RBベストが先週の試合で脳震盪を発症。すぐに復帰できるか微妙な情勢で、ブラウンの獲得にはかなりの期待が寄せられていましたので、このトレードのキャンセルは大きな痛手となりました。
トレード先でフィジカルチェックをパスしないのでは、帰ってきてもハリソンは使い物にならないでしょう。そういう選手をロースターに残しておくのは果たしてどうなんでしょう。現時点で出場出来そうなRBはモーモーとキーランド・ウィリアムズの二人だけ。ちょっと困ったことになりました。
NFL 2011 Week6 DETvs.SF
第6週、5連勝のライオンズは4勝1敗の49ナーズと対戦。好調ナイナーズの守備とランオフェンスに苦しめられ、一進一退の攻防に。4Qに逆転を許し、2ミニッツからの反撃もあっさり止められて今季初黒星。
1Q最初のオフェンスは3&アウトに終わりましたが、ナイナーズの最初のプレイでKVBがサックからファンブルリカバー。絶好の位置で攻撃権を得ますが、G前2ydでのタイタスのフォルススタートがあったりして決めきれずFG止まり。
4シリーズ目、短めのパスを繋ぎ、パスインターフェアを貰ったりしてG前へ。ペティグルーへの16ydパスでTD。10-0と突き放します。
返しのナイナーズの攻撃。ゴアが一気に47ydランでG前1ydに。2Q入ってすぐ、ゴアのランでTD。10-7。
しばらくどちらのオフェンスも停滞しますが、Pの差が出て自陣深くに押し込められるライオンズ。鱒がアルドン・スミスにエンドゾーンでサックされセイフティに。10-9。
セイフティの後の攻撃をパントで止め、流れを何とか食い止めたかと思いきや、オフェンスがあまり進まず、残り1分でハンソン先生の52ydFGトライが失敗。そこから1分弱でFG圏内まで侵入を許し、Kエイカーズが55ydを決めて12-10で前半終了。
3Q、最初のオフェンス。ジャビ君のショートパスからのRACとバブルスクリーンでG前へ。しかしここも残り6ydを決めきれずFG止まり。13-12と取りあえず逆転。
しかし返しのディフェンス、ゴアにまたもや55ydのランを喰らいます。何とかFGに食い止めるも逆転を許し12-15。
3Q終了間際、Sスパヴェイがインターセプト。そこからのオフェンスで、ドライブし、4Q入ってエンドゾーンのバールソンへのパスが、一旦は不成功と判定されるも、チャレンジで覆ってTD。2ポイントコンバージョンは失敗で19-15。
この後CJへの41ydパス以外にはまともにオフェンスが出なくなり、残り6分を切った時点でのパントを大きくリターンされて、@DET35ydという場所を与えてしまいます。
時間を使いながらゲインしてくるナイナーズ。残り6yd4thダウンギャンブルで、スミスがTEウォーカーへTDパスをヒットし、22-19とまたもや逆転を許します。
残り1分51秒、タイムアウト残り3つですから、まだ逆転も可能なシチュエーションでしたが、ここからのパスが全く通らず。逆にFGを許し点差は6点に。
一か八かの逆転を掛け、最後のドライブを狙いますが、全くパスは通らずあっさり試合終了。
敗因は色々ありますが、まず挙げないといけないのは、鱒の不調でしょう。28/50 293yd 2TDでレーティング86.5。ナイナーズのパス守備も良かったとは言え、明らかに空いているレシーバーに通らなかったり、ディフェンダーにどストライクで投げ込んであわやINTという場面も幾つか見られました。コントロールの不調はここ数週見られていた面。先週までは後半になって修正が効いていましたが、今週は後半でもあまり良くなりませんでした。
ランはトータル18回で66yd、平均3.7yd。先週はジャビ君のロングゲインによるバブルで、今週の成績が本来の力と見ていいでしょう。パスが出ればこの程度でも大丈夫でしょうが、そうでないとこのスタッツは苦しくなりますね。
ジャビ君は12キャリー37yd、パスで6回73yd。4Qに脳震盪を発症してそれ以降出場出来ませんでした。状態は不明ですが、プレシーズンに次いで2度目ですから、出否の判断が厳しくなります。最低でも数週の欠場は覚悟しなければならないでしょう。
CJは7レセプション113ydでしたが、シーズン初めてTDなし。特にG前ではターゲットにもなかなかなれず、がっつりカバーされていたという事でしょうか。
ペティグルーが8レセプション42yd。短いパスが多く、ラン替わりという印象でした。
バールソンが4レセプション34yd 1TD。TDパスは所謂「カルヴィン・ジョンソンルール」で一旦失敗と判定されましたが、チャレンジでのレビューで、ボールを落とす前にエンドゾーン外で2度足を着いている事で、「プロセス終了」と判断、判定が覆りました。何かセレブレーションやってましたが、地味で意味分からん。これが「スベらないセレブレーション」だったのかどうかは不明。
OLは被サック5とお話にならないプロテクション。特にバッカスはDEジャスティン・スミスにはパワーで押し切られるわ、LBアルドン・スミスにはスピードで交わされるわで散々。5つのうち3つはバッカスの責任でした。
ディフェンスはパスを125ydに抑えたものの、203ydもランで走られてしまったらどうしようもありません。

上のプレイは1Qと3Qにゴアがロングゲインしたランです。良くあるトラップブロックのランプレイ。
キーとなっているのはH-バックにセットした#46TEウォーカーがモーションして#90スーを簡単にブロックしてしまった所です。ウォーカーは逆転のTDも記録していますから、この試合の影のMVPと言っていいのでは。ライオンズは#99コーリー少年がCのほぼ対面、スーがRGのやや外側にセットし、#92エイヴリルはOTの大外、#94LoJはTEの大外にセットしていますから、両Gと両Tの前はほぼがら空きです。
コーリー少年に相対するCは少年をスルーしてMLBのターロックを取りに行きます。ペネトレイト命の少年はあっさりバックフィールドに侵入しますが、プルして来たRGに完璧に取られてしまいます。
スーも目の前のRGが居なくなり面食らったか、TEウォーカーに完璧にブロックされ、LEの#94LoJも#85TEデービスにシールされていますから、右オフガードに大穴が空いてしまいました。
LB陣はノータッチでやって来るOL陣にしっかりブロックされ、しかも間の悪い事にセイフティブリッツのサインが入っていたのか、#42スパヴェイが変なアングルで突っ込んで来て、誰もゴアをタックル出来ずロングゲインを許してしまいました。
これはライオンズがDTとDEの間を大きく開ける「ワイド-9」というセットを多用し、しかもDT陣がペネトレイトに賭けている、という特長を良く読んだナイナーズのプレイコール勝ちだと思います。
問題なのは一度ならず二度も全く同じプレイでロングゲインを許してしまった事です。ここまで後半のアジャストで逆転勝ちを繰り返して来ましたが、今週はオフェンス、ディフェンス共にアジャストが上手く行かなかったという事でしょうか。
もう一つの敗因はスペシャルチーム。テッド・ギンに40ydのパントリターンを許してしまったのが最後の逆転を許すきっかけとなりました。この時は明らかなイリーガルブロックがあったようですが、見逃されてしまいました。
パントもキックオフも単純に飛距離に差があり、平均のドライブ開始位置が10ydも差が付いていました。
試合結果には直接関係ありませんが、試合終了後、シュヲーツさんとナイナーズのHCジム・ハーボウが口論し押し合うという珍事が。両チームの選手オフィシャルスタッフを巻き込んでの大騒動になってしまいました。
逆転勝ちに興奮したハーボウが、シュヲーツさんに握手を求めに向かいましたが、そのはしゃぎ過ぎて目を合わさない態度にムカついたシュヲーツさんが、「おいちょっと待てや!!」ってな感じで追っかけまわす、という何とも見たことがない珍事でした。
落ち着いたハーボウが自分の態度を謝罪した事で、シュヲーツさんも水に流すという結果となりましたが、あまりにはしゃぎ過ぎたハーボウもですし、それに激昂するシュヲーツさんも大人げない感じ。どっちもどっちという感じですが、試合に負けている分ライオンズの方がこの騒動のダメージはありそうです。
昨シーズンからの連勝は9でストップ。久しぶりの敗戦に予想以上に意気消沈してしまいました。ツイッターでも書きましたが、負けるのには慣れてると思ってたんですけどねえ。
それにしてもナイナーズは守備が非常に良かったです。勢いがあり非常に統制の取れたチームに相対するとなかなか難しい、という事が分かりましたね。ジャビ君も脳震盪で先行き不透明。トレード期限ギリギリにRBを獲りに行くのでは?という憶測もありますが、このままガタガタっと行かなきゃいいが・・・と心配になる敗戦でした。
1Q最初のオフェンスは3&アウトに終わりましたが、ナイナーズの最初のプレイでKVBがサックからファンブルリカバー。絶好の位置で攻撃権を得ますが、G前2ydでのタイタスのフォルススタートがあったりして決めきれずFG止まり。
4シリーズ目、短めのパスを繋ぎ、パスインターフェアを貰ったりしてG前へ。ペティグルーへの16ydパスでTD。10-0と突き放します。
返しのナイナーズの攻撃。ゴアが一気に47ydランでG前1ydに。2Q入ってすぐ、ゴアのランでTD。10-7。
しばらくどちらのオフェンスも停滞しますが、Pの差が出て自陣深くに押し込められるライオンズ。鱒がアルドン・スミスにエンドゾーンでサックされセイフティに。10-9。
セイフティの後の攻撃をパントで止め、流れを何とか食い止めたかと思いきや、オフェンスがあまり進まず、残り1分でハンソン先生の52ydFGトライが失敗。そこから1分弱でFG圏内まで侵入を許し、Kエイカーズが55ydを決めて12-10で前半終了。
3Q、最初のオフェンス。ジャビ君のショートパスからのRACとバブルスクリーンでG前へ。しかしここも残り6ydを決めきれずFG止まり。13-12と取りあえず逆転。
しかし返しのディフェンス、ゴアにまたもや55ydのランを喰らいます。何とかFGに食い止めるも逆転を許し12-15。
3Q終了間際、Sスパヴェイがインターセプト。そこからのオフェンスで、ドライブし、4Q入ってエンドゾーンのバールソンへのパスが、一旦は不成功と判定されるも、チャレンジで覆ってTD。2ポイントコンバージョンは失敗で19-15。
この後CJへの41ydパス以外にはまともにオフェンスが出なくなり、残り6分を切った時点でのパントを大きくリターンされて、@DET35ydという場所を与えてしまいます。
時間を使いながらゲインしてくるナイナーズ。残り6yd4thダウンギャンブルで、スミスがTEウォーカーへTDパスをヒットし、22-19とまたもや逆転を許します。
残り1分51秒、タイムアウト残り3つですから、まだ逆転も可能なシチュエーションでしたが、ここからのパスが全く通らず。逆にFGを許し点差は6点に。
一か八かの逆転を掛け、最後のドライブを狙いますが、全くパスは通らずあっさり試合終了。
敗因は色々ありますが、まず挙げないといけないのは、鱒の不調でしょう。28/50 293yd 2TDでレーティング86.5。ナイナーズのパス守備も良かったとは言え、明らかに空いているレシーバーに通らなかったり、ディフェンダーにどストライクで投げ込んであわやINTという場面も幾つか見られました。コントロールの不調はここ数週見られていた面。先週までは後半になって修正が効いていましたが、今週は後半でもあまり良くなりませんでした。
ランはトータル18回で66yd、平均3.7yd。先週はジャビ君のロングゲインによるバブルで、今週の成績が本来の力と見ていいでしょう。パスが出ればこの程度でも大丈夫でしょうが、そうでないとこのスタッツは苦しくなりますね。
ジャビ君は12キャリー37yd、パスで6回73yd。4Qに脳震盪を発症してそれ以降出場出来ませんでした。状態は不明ですが、プレシーズンに次いで2度目ですから、出否の判断が厳しくなります。最低でも数週の欠場は覚悟しなければならないでしょう。
CJは7レセプション113ydでしたが、シーズン初めてTDなし。特にG前ではターゲットにもなかなかなれず、がっつりカバーされていたという事でしょうか。
ペティグルーが8レセプション42yd。短いパスが多く、ラン替わりという印象でした。
バールソンが4レセプション34yd 1TD。TDパスは所謂「カルヴィン・ジョンソンルール」で一旦失敗と判定されましたが、チャレンジでのレビューで、ボールを落とす前にエンドゾーン外で2度足を着いている事で、「プロセス終了」と判断、判定が覆りました。何かセレブレーションやってましたが、地味で意味分からん。これが「スベらないセレブレーション」だったのかどうかは不明。
OLは被サック5とお話にならないプロテクション。特にバッカスはDEジャスティン・スミスにはパワーで押し切られるわ、LBアルドン・スミスにはスピードで交わされるわで散々。5つのうち3つはバッカスの責任でした。
ディフェンスはパスを125ydに抑えたものの、203ydもランで走られてしまったらどうしようもありません。

上のプレイは1Qと3Qにゴアがロングゲインしたランです。良くあるトラップブロックのランプレイ。
キーとなっているのはH-バックにセットした#46TEウォーカーがモーションして#90スーを簡単にブロックしてしまった所です。ウォーカーは逆転のTDも記録していますから、この試合の影のMVPと言っていいのでは。ライオンズは#99コーリー少年がCのほぼ対面、スーがRGのやや外側にセットし、#92エイヴリルはOTの大外、#94LoJはTEの大外にセットしていますから、両Gと両Tの前はほぼがら空きです。
コーリー少年に相対するCは少年をスルーしてMLBのターロックを取りに行きます。ペネトレイト命の少年はあっさりバックフィールドに侵入しますが、プルして来たRGに完璧に取られてしまいます。
スーも目の前のRGが居なくなり面食らったか、TEウォーカーに完璧にブロックされ、LEの#94LoJも#85TEデービスにシールされていますから、右オフガードに大穴が空いてしまいました。
LB陣はノータッチでやって来るOL陣にしっかりブロックされ、しかも間の悪い事にセイフティブリッツのサインが入っていたのか、#42スパヴェイが変なアングルで突っ込んで来て、誰もゴアをタックル出来ずロングゲインを許してしまいました。
これはライオンズがDTとDEの間を大きく開ける「ワイド-9」というセットを多用し、しかもDT陣がペネトレイトに賭けている、という特長を良く読んだナイナーズのプレイコール勝ちだと思います。
問題なのは一度ならず二度も全く同じプレイでロングゲインを許してしまった事です。ここまで後半のアジャストで逆転勝ちを繰り返して来ましたが、今週はオフェンス、ディフェンス共にアジャストが上手く行かなかったという事でしょうか。
もう一つの敗因はスペシャルチーム。テッド・ギンに40ydのパントリターンを許してしまったのが最後の逆転を許すきっかけとなりました。この時は明らかなイリーガルブロックがあったようですが、見逃されてしまいました。
パントもキックオフも単純に飛距離に差があり、平均のドライブ開始位置が10ydも差が付いていました。
試合結果には直接関係ありませんが、試合終了後、シュヲーツさんとナイナーズのHCジム・ハーボウが口論し押し合うという珍事が。両チームの選手オフィシャルスタッフを巻き込んでの大騒動になってしまいました。
逆転勝ちに興奮したハーボウが、シュヲーツさんに握手を求めに向かいましたが、そのはしゃぎ過ぎて目を合わさない態度にムカついたシュヲーツさんが、「おいちょっと待てや!!」ってな感じで追っかけまわす、という何とも見たことがない珍事でした。
落ち着いたハーボウが自分の態度を謝罪した事で、シュヲーツさんも水に流すという結果となりましたが、あまりにはしゃぎ過ぎたハーボウもですし、それに激昂するシュヲーツさんも大人げない感じ。どっちもどっちという感じですが、試合に負けている分ライオンズの方がこの騒動のダメージはありそうです。
昨シーズンからの連勝は9でストップ。久しぶりの敗戦に予想以上に意気消沈してしまいました。ツイッターでも書きましたが、負けるのには慣れてると思ってたんですけどねえ。
それにしてもナイナーズは守備が非常に良かったです。勢いがあり非常に統制の取れたチームに相対するとなかなか難しい、という事が分かりましたね。ジャビ君も脳震盪で先行き不透明。トレード期限ギリギリにRBを獲りに行くのでは?という憶測もありますが、このままガタガタっと行かなきゃいいが・・・と心配になる敗戦でした。
プレビュー NFL 2011 Week6 DETvs. SF
ショートウィークで週合間も忙しく、明日が子どもの運動会。よってあっさり目のプレビューで失礼します。
まずトランザクションから。Sエリック・コールマンは結局足首のケガが酷く、IR入りに。代わりにファイナルカットで解雇されたTEジョー・ジョン・フィンリーが加入しました。
コールマンはスパヴェイとのSS先発争いにも敗れ、結果ケガでシーズンアウト。1年契約だけにこれでサヨナラでしょうねえ。
フィンリーはプレシーズンでTE、H-バック、FBと色々なシチュエーションで重宝していました。シェフラーが脳震盪で少なくとも今週はアウト。TEマルチセットがデフォだけに、プレイコールがインストール済みで即戦力のフィンリーが呼び戻されたんでしょう。シェフラー復帰までの限定的な在籍になるかと思います。
さて第6週は、ライオンズ、ビルズと共に今年のシンデレラチームに名前が挙げられているサンフランシスコ・49ersを迎えます。
スタンフォードを復活させ、いよいよNFLに乗り込んできたジム・ハーボウがHCに就任したナイナーズですが、「プロでどれだけやってけるの?」とか「初年度からは厳しいだろう」と下馬評はあまり高くありませんでした。
ところがどっこい、ここまで4勝1敗。2週目にダラスに負けましたが、ここまでは3連勝中と好調です。
その要因は、不安材料の一つと見られていた、QBアレックス・スミスの好調っぷり。ここまで965yd 7TD 1INT、レーティング104.1という別人のような安定っぷり。そこまでの爆発力はなさそうですが、ミスの少なさが際立っています。
さてさっさとインジュリーリポート。
コールマンIRの上に加入したばかりのフラーも肘をケガしてアウト。スパヴェイはQSTですが出なければどうにもならない状況で強行出場でしょう。デュランは3週連続で欠場。カーペンターと再契約しといてホントに良かった。シェフラーもトランザクションで述べたようにアーラッカーに喰らったヒットのせいで欠場です。他はまあベストメンバーが組めそう。
上記の他にエース級の活躍していたWRモーガンが膝のケガでシーズンアウト。ブレイロンさんもアウトでWRの層が薄くなってる模様です。先週出てなかったGイウパティやDTソポアガが復帰予定だそうで。
それではシチュエーション別のそれ。
・ライオンズオフェンスvs.ナイナーズディフェンス
ナイナーズディフェンスの長所は対ラン。プロボウラーのLBウィリスと2年目LBボウマンのコンビはなかなかに強力。しかしライオンズはランは出れば儲けものぐらいなのであまり気にしてません。逆にパスディフェンスは23位とやや見劣りします。
やはりCJをかなり警戒しているようですが、まあ警戒してどうのってレベルじゃないからね、うちのメガトロン様は(エラそう)。
とは言え、そこまでがっつりCJをカバーされて、楽になってるはずのバールソンどうなのよ?って感じはします。タイタスはルーキーにしちゃ頑張ってますから、そろそろベテランの意地を。
・ライオンズディフェンスvs.ナイナーズオフェンス
ナイナーズのオフェンスはベタなウエスト・コースト。レシーバー不足も相まって、RBとTEへのパスは相当多くなるでしょう。RBゴアはここ2戦ともに100yd超。前回のホームでの対戦2006年にも159ydを走られて負けています。やはりラン、パス共に彼を止めるのが最優先となるでしょう。
被サック数は14と結構多く、パスプロテクションがそれほど改善された訳ではなさそうですが、プレッシャーが掛かって無茶投げするよりも、サックされてボールを保持する方を選んでいるんでしょうかね。ライオンズ5試合の後半の平均失点は4.6。一本以上リードすれば、無理してでも投げなければならないシチュエーションになってくるでしょう。そこでプレッシャーをかけて混乱を招きたいところです。
ただスパヴェイもケガしてますし、セイフティのデプス不足は心配。
・スペシャルチーム
テッド・ギンJrはパント・キックオフ共にリターンTDを記録しており非常に危険。ヘスター並の警戒をしてもいいのではないでしょうか。Pアンディ・リーは平均51.6ydという飛ばし屋。ローガンがある程度リターンしてくれないと、自陣深くに押し込まれる可能性も。
ところで知ってました?ここ13試合で12回ライオンズがナイナーズに負けてるって事。
そろそろ連勝もストップどきのような感じがこの事実をみるとして来ますね。前回の敗戦の際は、スタントンが3INTを喰らってます。しかしその時とは違うチームだって事を見せつけてやって欲しいもんですが、果たして。
まずトランザクションから。Sエリック・コールマンは結局足首のケガが酷く、IR入りに。代わりにファイナルカットで解雇されたTEジョー・ジョン・フィンリーが加入しました。
コールマンはスパヴェイとのSS先発争いにも敗れ、結果ケガでシーズンアウト。1年契約だけにこれでサヨナラでしょうねえ。
フィンリーはプレシーズンでTE、H-バック、FBと色々なシチュエーションで重宝していました。シェフラーが脳震盪で少なくとも今週はアウト。TEマルチセットがデフォだけに、プレイコールがインストール済みで即戦力のフィンリーが呼び戻されたんでしょう。シェフラー復帰までの限定的な在籍になるかと思います。
さて第6週は、ライオンズ、ビルズと共に今年のシンデレラチームに名前が挙げられているサンフランシスコ・49ersを迎えます。
スタンフォードを復活させ、いよいよNFLに乗り込んできたジム・ハーボウがHCに就任したナイナーズですが、「プロでどれだけやってけるの?」とか「初年度からは厳しいだろう」と下馬評はあまり高くありませんでした。
ところがどっこい、ここまで4勝1敗。2週目にダラスに負けましたが、ここまでは3連勝中と好調です。
その要因は、不安材料の一つと見られていた、QBアレックス・スミスの好調っぷり。ここまで965yd 7TD 1INT、レーティング104.1という別人のような安定っぷり。そこまでの爆発力はなさそうですが、ミスの少なさが際立っています。
さてさっさとインジュリーリポート。
Detroit Lions Week 6 Injury Report | ||||||
Pos. | Name | Injury | Wednesday | Thursday | Friday | Status |
---|---|---|---|---|---|---|
CB | Aaron Berry | Groin | DNP | LP | LP | Questionable |
S | Erik Coleman | Ankle | DNP | Out/IR | Out/IR | Out |
WR | Rashied Davis | Foot | DNP | LP | LP | Questionable |
LB | Justin Durant | Concussion | DNP | DNP | DNP | Out |
TE | Tony Scheffler | Concussion | DNP | DNP | DNP | Out |
DE | Cliff Avril | Elbow | LP | LP | FP | Probable |
S | Louis Delmas | Abdomen | LP | LP | LP | Probable |
T | Jason Fox | Foot | LP | LP | LP | Questionable |
S | Vincent Fuller | Elbow | LP | DNP | DNP | Out |
LB | Doug Hogue | Hamstring | LP | LP | LP | Probable |
DE | Lawrence Jackson | Hamstring | LP | LP | LP | Probable |
S | Amari Spievey | Hamstring | LP | LP | LP | Questionable |
LB | Stephen Tulloch | Ankle | LP | FP | FP | Probable |
LB | DeAndre Levy | Knee | FP | FP | FP | Probable |
コールマンIRの上に加入したばかりのフラーも肘をケガしてアウト。スパヴェイはQSTですが出なければどうにもならない状況で強行出場でしょう。デュランは3週連続で欠場。カーペンターと再契約しといてホントに良かった。シェフラーもトランザクションで述べたようにアーラッカーに喰らったヒットのせいで欠場です。他はまあベストメンバーが組めそう。
San Francisco 49ers Week 6 Injury Report | ||||||
Pos. | Name | Injury | Wednesday | Thursday | Friday | Status |
---|---|---|---|---|---|---|
CB | Tramaine Brock | Hand | Out | Out | Out | Out |
WR | Braylon Edwards | Knee | Out | Out | Out | Out |
RB | Moran Norris | Fibula | Out | Out | Out | Out |
G | Mike Iupati | Knee | DNP | LP | LP | Probable |
LB | Navorro Bowman | Neck | LP | FP | FP | Probable |
WR | Michael Crabtree | Feet | LP | LP | LP | Probable |
S | Dashon Goldson | Knee | LP | LP | LP | Probable |
G | Adam Synder | Forearm | LP | LP | LP | Probable |
DT | Isaac Sopoaga | Infection | LP | LP | LP | Probable |
CB | Shawntae Spencer | Toe | LP | LP | LP | Probable |
WR | Ted Ginn | Finger | FP | FP | FP | Probable |
上記の他にエース級の活躍していたWRモーガンが膝のケガでシーズンアウト。ブレイロンさんもアウトでWRの層が薄くなってる模様です。先週出てなかったGイウパティやDTソポアガが復帰予定だそうで。
それではシチュエーション別のそれ。
・ライオンズオフェンスvs.ナイナーズディフェンス
ナイナーズディフェンスの長所は対ラン。プロボウラーのLBウィリスと2年目LBボウマンのコンビはなかなかに強力。しかしライオンズはランは出れば儲けものぐらいなのであまり気にしてません。逆にパスディフェンスは23位とやや見劣りします。
やはりCJをかなり警戒しているようですが、まあ警戒してどうのってレベルじゃないからね、うちのメガトロン様は(エラそう)。
とは言え、そこまでがっつりCJをカバーされて、楽になってるはずのバールソンどうなのよ?って感じはします。タイタスはルーキーにしちゃ頑張ってますから、そろそろベテランの意地を。
・ライオンズディフェンスvs.ナイナーズオフェンス
ナイナーズのオフェンスはベタなウエスト・コースト。レシーバー不足も相まって、RBとTEへのパスは相当多くなるでしょう。RBゴアはここ2戦ともに100yd超。前回のホームでの対戦2006年にも159ydを走られて負けています。やはりラン、パス共に彼を止めるのが最優先となるでしょう。
被サック数は14と結構多く、パスプロテクションがそれほど改善された訳ではなさそうですが、プレッシャーが掛かって無茶投げするよりも、サックされてボールを保持する方を選んでいるんでしょうかね。ライオンズ5試合の後半の平均失点は4.6。一本以上リードすれば、無理してでも投げなければならないシチュエーションになってくるでしょう。そこでプレッシャーをかけて混乱を招きたいところです。
ただスパヴェイもケガしてますし、セイフティのデプス不足は心配。
・スペシャルチーム
テッド・ギンJrはパント・キックオフ共にリターンTDを記録しており非常に危険。ヘスター並の警戒をしてもいいのではないでしょうか。Pアンディ・リーは平均51.6ydという飛ばし屋。ローガンがある程度リターンしてくれないと、自陣深くに押し込まれる可能性も。
ところで知ってました?ここ13試合で12回ライオンズがナイナーズに負けてるって事。
そろそろ連勝もストップどきのような感じがこの事実をみるとして来ますね。前回の敗戦の際は、スタントンが3INTを喰らってます。しかしその時とは違うチームだって事を見せつけてやって欲しいもんですが、果たして。
NFL2011Week5 DETvs.CHI
第5週は10年ぶりのマンデーナイトフットボールでベアーズを迎えました。バリー・サンダースをはじめレジェンドがコイントス等オープニングに来場。フォード・フィールドのライオンズ戦記録となる、67,861人のファンが後押しし、24-13で勝利。1956年以来の開幕5連勝。MNFの勝利も1992年以来となりました。
プレビュー NFL 2011 Week5 DETvs.CHI
レイダースの名物オーナー、或爺ことアル・デービスが亡くなった、というニュースが飛び込んで来ました。
ここ最近は邪魔カスさんの失敗などネタドラフトの権化としてのイメージが強くなっていましたが、HCとしてのスーパー制覇、オーナーとしても独特のチーム文化を作り上げた功績は多大なものです。謹んで弔意を。非常に寂しくなります。
さて、ライオンズの第5週は何度も言いますが10年ぶりのマンデーナイトフットボールです。チャットでだったかと思いますが「10年ぶりですか?!マジで?」とビックリされたのが笑うに笑えないです。それだけの間弱かったという事ですね。
その10年前のMNFを現地観戦されたのがライオンズファン大先輩のPanzerleaderさん。以前コメントして頂いたその時の感想をここに引用させて頂きます。
この10年の鬱憤を晴らす事が出来るだけのチーム状態と勢い。しかも相手は宿敵ベアーズです。
ここ最近は邪魔カスさんの失敗などネタドラフトの権化としてのイメージが強くなっていましたが、HCとしてのスーパー制覇、オーナーとしても独特のチーム文化を作り上げた功績は多大なものです。謹んで弔意を。非常に寂しくなります。
さて、ライオンズの第5週は何度も言いますが10年ぶりのマンデーナイトフットボールです。チャットでだったかと思いますが「10年ぶりですか?!マジで?」とビックリされたのが笑うに笑えないです。それだけの間弱かったという事ですね。
その10年前のMNFを現地観戦されたのがライオンズファン大先輩のPanzerleaderさん。以前コメントして頂いたその時の感想をここに引用させて頂きます。
9・11事件直後だったので、一緒に行くPHLファン(日曜にARZ@PHLを観戦)の友人に尋ねました。
「どうする?警戒が厳重だし、行ったら帰ってこれないかもよ」
「行きますよ、僕には失うものも無いですし。(彼は独身、会社を辞めた直後でした)」
いやいや俺には妻子も居るんだけどと思いつつ、下した結論は勿論GO!!
終了間際にプラマーの逆転TDパスをくらって落ち込む友人を慰めつつ、厳戒体制のアメリカをPHLからDETへ移動しました。さらなる悲劇が待っているとも知らずに...
シルバードームへ歩いていける位の近さのモーテルには全米から集まったDETファンの人たちが
「イェーイ、MNFだぜい」
「ラムズなんかなんぼのもんじゃい」
と怪気炎をあげていました。
そのオーラはSTLには勝てないと思っていた自分をも包み込み、開幕2連敗だけどbye明けで休養十分だから勝てるぞという確信を持たせました。
最初のラムズのドライブを3&アウトで終わらせた時のシルバードームの盛り上がり方はすごかったです。
...でもそこまででした。
途中から旅の疲れからか爆睡してしまった自分を帰路につくDETファンが起こしつつ
「またいつかな」
と言って去っていきました。
そのまたいつかが来るのを待ちながら今日に至っています。
現地のDETファンが言った「いつか」は最初は「またいつか一緒に試合観ようぜ」という事でしょうから、文字通り「近くない未来」だった訳でしょうが、まさかMNF自体が10年後になるとは思いもしなかったでしょうね。「どうする?警戒が厳重だし、行ったら帰ってこれないかもよ」
「行きますよ、僕には失うものも無いですし。(彼は独身、会社を辞めた直後でした)」
いやいや俺には妻子も居るんだけどと思いつつ、下した結論は勿論GO!!
終了間際にプラマーの逆転TDパスをくらって落ち込む友人を慰めつつ、厳戒体制のアメリカをPHLからDETへ移動しました。さらなる悲劇が待っているとも知らずに...
シルバードームへ歩いていける位の近さのモーテルには全米から集まったDETファンの人たちが
「イェーイ、MNFだぜい」
「ラムズなんかなんぼのもんじゃい」
と怪気炎をあげていました。
そのオーラはSTLには勝てないと思っていた自分をも包み込み、開幕2連敗だけどbye明けで休養十分だから勝てるぞという確信を持たせました。
最初のラムズのドライブを3&アウトで終わらせた時のシルバードームの盛り上がり方はすごかったです。
...でもそこまででした。
途中から旅の疲れからか爆睡してしまった自分を帰路につくDETファンが起こしつつ
「またいつかな」
と言って去っていきました。
そのまたいつかが来るのを待ちながら今日に至っています。
この10年の鬱憤を晴らす事が出来るだけのチーム状態と勢い。しかも相手は宿敵ベアーズです。
FSヴィンセント・フラー加入、フェアリー練習に本格参加
・セイフティのデプス危機に、元タイタンズSヴィンセント・フラー加入
先週のカウボーイズ戦で、いずれもセイフティのアマリ・スパヴェイ(ハムストリング)、エリック・コールマン(足首)の二人がケガで退場。健康なセイフティが出る鱒とウェンデリングだけという事態になってしまいました。
そこで元タイタンズのヴィンセント・フラーとサインしてデプスの補強を図りました。
フラーはヴァージニアテックから2005年のドラフト4巡でタイタンズ入り。先発経験こそ5試合しかありませんが、FSのバックアップやニッケルバックとしてコンスタントに出場。これまで6INTを記録し、そのうち4つリターンTDにしています。
8月の終わりに大幅なペイカットを受け入れたにも関わらず、ファイナルカットでタイタンズから放出されていました。
タイタンズ在籍中にもちろんシュヲーツさんの下でプレイしていますから、彼の力量は良く知っている事でしょう。
ランサポートよりもディープカバーが向いているようで、トランジションにややルーズな部分はあるが、一旦ターゲットを定めるとボールまでのスピードは速いとか。
コールマンはおそらく3週程度は欠場でしょう。ウェンデリングはSTでの役割が大きいのであまりムリはされられません。スパヴェイはそれほど重症ではなさそうですが、今週の出場は微妙。そうなるとフラーに早速出番があるかも分かりません。
フラーとサインする為に、控えGのマクレンドンが解雇されました。
・ニック・フェアリー練習に本格復帰、デビュー秒読みか?
8月の最初にキャンプで足首を骨折したルーキーDTニック・フェアリー。水、木と連続して練習に参加。家族や知人に「プレイ出来る程度に回復した」と話したという情報を受けて、ESPNが「マンデーナイトでデビューするだろう」とリポートしました。
ただシュヲーツさんは「彼を復帰させたという事は、そういう状況になった、という事だが、ただフェアリーがプレシーズンをプレイしてない、というのを忘れちゃいかん」と釘を刺しました。
先週のカウボーイズ戦、イナクティブ登録されたのは、QBスタントン、CBベリー、OTフォックス、LBデュラン、Gマクレンドン、WRデーヴィス、DTフェアリーの7人。スタントン、フォックス、コールマン、デービスはイナクティブにされるのは確実でしょう。ST要因が不足する事を考えても、現状DTのデプスを1枚増やすのはちょっと考えにくいですね。1週間練習しただけでフルーレンをフェアリーが超えられるかと言えば、それもちょっと。
ESPNは自局が放送するだけに、1巡ルーキーのデビューを視聴率アップの鍵にしたいのかも分かりませんが、シュヲーツさんはどちらかと言うと怪我人の復帰には慎重な方です。今週のデビューはやや時期尚早かも分かりません。
フェアリーのデビューを決して観たくない訳ではない、という事を敢えて申し上げておきます。
・MNFに向け盛り上がるデトロイト
10年ぶりのマンデーナイトフットボールを控え、また4連勝中のチームの3戦ぶりのホームカミングという事で、デトロイトは結構盛り上がっているようです。
木曜日、チームは立見席券2000枚を急遽発売。しかし何とたった4分で売り切れてしまったそうです。立見席の発売自体聞いたことがありませんが、4分で2000枚を売り切るというのもちょっと凄い。家具屋さんにチケットを大量に買って貰って何とかブラックアウトを回避した頃からすれば、信じられないような状況です。
また現在「乳がん撲滅キャンペーン月間」に合わせて、月曜日にフォードフィールド周辺で50,000枚のピンク色のタオルが配られるそうです。
月曜日にはスタンドで打ち振られるピンク色のタオルの波が見られる事でしょう。「スーーーー!」以外にスタジアムが一体となる応援は最近あまり記憶にないので、これは盛り上がっていいんではないでしょうか。
あ、スタジアムが一体になるの、ありましたね。"Fire Millen!!"が。
さて、MNFと言えば、ハンク・ウィリアムズjrの”Are you ready for some football?"の歌で始まるのが定番ですが、ご承知の通りハンクの政治的な問題発言で今週彼が出ないのは決まっています。そこで誰がオープニングをやるの?ということですが、いつものカントリー調の歌ではなく、プレビューVTRに変更され、そのナレーションを我らがバリー様が担当するようです。Yes!これは盛り上がる事間違いありません。Gamepassだとオープニングがカットされる可能性もありますから、水曜日深夜に放送のNHKBS1版も要録画ですよ!
先週のカウボーイズ戦で、いずれもセイフティのアマリ・スパヴェイ(ハムストリング)、エリック・コールマン(足首)の二人がケガで退場。健康なセイフティが出る鱒とウェンデリングだけという事態になってしまいました。
そこで元タイタンズのヴィンセント・フラーとサインしてデプスの補強を図りました。
フラーはヴァージニアテックから2005年のドラフト4巡でタイタンズ入り。先発経験こそ5試合しかありませんが、FSのバックアップやニッケルバックとしてコンスタントに出場。これまで6INTを記録し、そのうち4つリターンTDにしています。
8月の終わりに大幅なペイカットを受け入れたにも関わらず、ファイナルカットでタイタンズから放出されていました。
タイタンズ在籍中にもちろんシュヲーツさんの下でプレイしていますから、彼の力量は良く知っている事でしょう。
ランサポートよりもディープカバーが向いているようで、トランジションにややルーズな部分はあるが、一旦ターゲットを定めるとボールまでのスピードは速いとか。
コールマンはおそらく3週程度は欠場でしょう。ウェンデリングはSTでの役割が大きいのであまりムリはされられません。スパヴェイはそれほど重症ではなさそうですが、今週の出場は微妙。そうなるとフラーに早速出番があるかも分かりません。
フラーとサインする為に、控えGのマクレンドンが解雇されました。
・ニック・フェアリー練習に本格復帰、デビュー秒読みか?
8月の最初にキャンプで足首を骨折したルーキーDTニック・フェアリー。水、木と連続して練習に参加。家族や知人に「プレイ出来る程度に回復した」と話したという情報を受けて、ESPNが「マンデーナイトでデビューするだろう」とリポートしました。
ただシュヲーツさんは「彼を復帰させたという事は、そういう状況になった、という事だが、ただフェアリーがプレシーズンをプレイしてない、というのを忘れちゃいかん」と釘を刺しました。
先週のカウボーイズ戦、イナクティブ登録されたのは、QBスタントン、CBベリー、OTフォックス、LBデュラン、Gマクレンドン、WRデーヴィス、DTフェアリーの7人。スタントン、フォックス、コールマン、デービスはイナクティブにされるのは確実でしょう。ST要因が不足する事を考えても、現状DTのデプスを1枚増やすのはちょっと考えにくいですね。1週間練習しただけでフルーレンをフェアリーが超えられるかと言えば、それもちょっと。
ESPNは自局が放送するだけに、1巡ルーキーのデビューを視聴率アップの鍵にしたいのかも分かりませんが、シュヲーツさんはどちらかと言うと怪我人の復帰には慎重な方です。今週のデビューはやや時期尚早かも分かりません。
フェアリーのデビューを決して観たくない訳ではない、という事を敢えて申し上げておきます。
・MNFに向け盛り上がるデトロイト
10年ぶりのマンデーナイトフットボールを控え、また4連勝中のチームの3戦ぶりのホームカミングという事で、デトロイトは結構盛り上がっているようです。
木曜日、チームは立見席券2000枚を急遽発売。しかし何とたった4分で売り切れてしまったそうです。立見席の発売自体聞いたことがありませんが、4分で2000枚を売り切るというのもちょっと凄い。家具屋さんにチケットを大量に買って貰って何とかブラックアウトを回避した頃からすれば、信じられないような状況です。
また現在「乳がん撲滅キャンペーン月間」に合わせて、月曜日にフォードフィールド周辺で50,000枚のピンク色のタオルが配られるそうです。
月曜日にはスタンドで打ち振られるピンク色のタオルの波が見られる事でしょう。「スーーーー!」以外にスタジアムが一体となる応援は最近あまり記憶にないので、これは盛り上がっていいんではないでしょうか。
あ、スタジアムが一体になるの、ありましたね。"Fire Millen!!"が。
さて、MNFと言えば、ハンク・ウィリアムズjrの”Are you ready for some football?"の歌で始まるのが定番ですが、ご承知の通りハンクの政治的な問題発言で今週彼が出ないのは決まっています。そこで誰がオープニングをやるの?ということですが、いつものカントリー調の歌ではなく、プレビューVTRに変更され、そのナレーションを我らがバリー様が担当するようです。Yes!これは盛り上がる事間違いありません。Gamepassだとオープニングがカットされる可能性もありますから、水曜日深夜に放送のNHKBS1版も要録画ですよ!
NFL 2011 Week4 DET@DAL
プレビュー NFL 2011 Week4 DET@DAL
季節の変わり目のせいか風邪気味で、日曜の観戦に差し障りそうな感じ。去年もこんな事ありましたね。その時はいいフラグでしたがwという訳であっさり目で失礼。
4週目はダラスに乗り込んでのカウボーイズ戦。カウボーイズはマンデーナイト明けの、所謂ショートウィークですが連続ホームなので問題ないか。
カウボーイズはここ3戦いずれも3点差以内の際どい試合。開幕のジャイアンツ戦こそ敗れましたが、ここ2試合は49ナーズ、レッドスキンズを制しています。
まずはインジュリー・リポートをば。
多いなあ。3連勝のツケがここに出てます。ラン守備の原動力の一人、LBデュランが脳震盪で欠場確定。プレシーズン絶好調だったカーペンターが代役なので、クオリティの低下は心配ないでしょうが、エケジウバも離脱しSTを含めたLBのデプスが心配。先週練習に復帰したフェアリーは今週再び全休でデビューは先送りか。QST組は具体的な情報がなく、文字通り出否未定。
エースWRオースティンは今週も欠場。ロモはおそらく出てくるでしょうが、デズ・ブライアントは木・金と休んでいるだけに微妙か。
それではシチュエーション別に。
ライオンズオフェンスvs.カウボーイズディフェンス
カウボーイズディフェンスはトータル5位。特にランディフェンスが61.3ydでリーグ2位と強力です。
リーグを代表するパスラッシャー、OLBアンドレデマーカス・ウェアの扱いに非常に苦労しそうです。今年からブラインドサイドだけでなく、様々な位置にセットしてラッシュしてくるそうなので、先週ヴァイキングスに5サックを許したオフェンスラインはパスプロテクションの修正がどの程度できているでしょうか。
ランは正直捨てて考えた方がいいでしょう。先週の前半は変に1stダウンのランに固執してプレイコールの幅が狭まっていた感がありました。そうなるとレシーバーをスプリットさせて早めのパスを投じるのがいいでしょう。そこで今週のキープレイヤーです。
☆今週のキープレイヤー:TEトニー・シェフラー 先週ペティグルー大活躍で今週カバー集中は必至。TEを2枚セットしてブリッツ入った方にタイミングで投げるという、3-4攻略の入門編を成立させるには、 先週は全く目立たなかったシェフラーの活躍が必須条件です。
ライオンズディフェンスvs.カウボーイズオフェンス
先週の試合、脇腹を負傷しているトニー・ロモはヒットされる前にパスを投じる事が多かったようです。オースティンも不在ですし、ディープへのパスはそれほど心配しなくても良さそうな感じ。やはり警戒すべきなのは、メインターゲットとなっているTEジェイソン・ウィッテンでしょう。
カウボーイズのOLは若返り化が進み、RGの元ライオンズ、カイル・コージャーと、LTダグ・フリー以外は全てルーキーか2年目の若手となっています。特にLGネギーはベテランGドッカリーのケガでの抜擢。スーと少年の二人でインサイドの皆さんにプロの厳しさを教えてやって頂きたい。スーは対ロモについて「脇腹を狙うとか言うのは性に合わんが、まあ全体的に痛い目には遭ってもらう」と物騒な発言。ロモが引っ込んでもキトナ先生が出てくるほうがぶっちゃけ相性が悪いので、ほどほどに。
☆今週のキープレイヤー:ボビー・カーペンター やはりピックアップしたいのは、満を持して登場のプレシーズンMVP。古巣との対決でもありますし、燃えていることでしょう。ウィッテンのカバーという重要な役割もありますので、頑張って欲しいですね。
スペシャルチーム
WR不足の煽りか、宿敵ブライアント・マッキャンが解雇されてますね。そのせいかどうか、どっちかというとダラスのリターンチームは不調のようです。カバーチーム不調なだけにきっちり止めていいポジションを。ただPマクブライアの飛距離は侮れないです。
3連勝のうち2勝はKC、MINと現時点で全敗チームとの対戦だけに、本当の実力が試されるのはここから、というもっぱらの噂。チーム状態がそれほどこちらもよく有りませんから、来週のマンデーナイトに向けてそれほどムリしない方がいいかも、という気はしますが・・・・。
4週目はダラスに乗り込んでのカウボーイズ戦。カウボーイズはマンデーナイト明けの、所謂ショートウィークですが連続ホームなので問題ないか。
カウボーイズはここ3戦いずれも3点差以内の際どい試合。開幕のジャイアンツ戦こそ敗れましたが、ここ2試合は49ナーズ、レッドスキンズを制しています。
まずはインジュリー・リポートをば。
Detroit Lions Week 4 Injury Report | ||||||
Pos. | Name | Injury | Wednesday | Thursday | Friday | Status |
---|---|---|---|---|---|---|
CB | Aaron Berry | Groin | DNP | LP | LP | Questionable |
WR | Rashied Davis | Foot | DNP | DNP | DNP | Out |
S | Louis Delmas | Abdomen | DNP | LP | LP | Probable |
LB | Justin Durant | Concussion | DNP | DNP | DNP | Out |
DT | Nick Fairley | Foot | DNP | DNP | DNP | Out |
T | Jason Fox | Foot | DNP | DNP | DNP | Out |
WR | Calvin Johnson | Ankle | DNP | LP | LP | Probable |
S | John Wendling | Knee | DNP | LP | LP | Questionable |
DE | Kyle Vanden Bosch | Not Injury Related | DNP | Not Listed | Not Listed | Not Listed |
DE | Lawrence Jackson | Hamstring | LP | LP | LP | Questionable |
TE | Brandon Pettigrew | Shoulder | LP | LP | LP | Probable |
LB | DeAndre Levy | Knee | LP | FP | FP | Probable |
WR | Maurice Stovall | Hand | LP | LP | LP | Questionable |
CB | Eric Wright | Groin | LP | LP | LP | Questionable |
QB | Matthew Stafford | Right Forearm | FP | FP | Not Listed | Not Listed |
S | Amari Spievey | Toe | Not Listed | LP | LP | Questionable |
多いなあ。3連勝のツケがここに出てます。ラン守備の原動力の一人、LBデュランが脳震盪で欠場確定。プレシーズン絶好調だったカーペンターが代役なので、クオリティの低下は心配ないでしょうが、エケジウバも離脱しSTを含めたLBのデプスが心配。先週練習に復帰したフェアリーは今週再び全休でデビューは先送りか。QST組は具体的な情報がなく、文字通り出否未定。
Dallas Cowboys Week 4 Injury Report | ||||||
Pos. | Name | Injury | Wednesday | Thursday | Friday | Status |
---|---|---|---|---|---|---|
WR | Miles Austin | Hamstring | DNP | DNP | DNP | Out |
K | David Buehler | Groin | DNP | DNP | DNP | Out |
G | Derrick Dockery | Knee | DNP | DNP | DNP | Out |
DE | Jason Hatcher | Calf | DNP | DNP | DNP | Out |
CB | Orlando Scandrick | Ankle | DNP | DNP | DNP | Out |
WR | Dez Bryant | Thigh | LP | DNP | DNP | Questionable |
FB | Tony Fiammetta | Hamstring | LP | DNP | DNP | Questionable |
QB | Tony Romo | Ribs | LP | LP | LP | Questionable |
C | Phil Costa | Knee | FP | FP | FP | Probable |
CB | Mike Jenkins | Shoulder | FP | FP | FP | Probable |
RB | Felix Jones | Shoulder | FP | FP | FP | Probable |
LB | Anthony Spencer | Shoulder | FP | FP | FP | Probable |
エースWRオースティンは今週も欠場。ロモはおそらく出てくるでしょうが、デズ・ブライアントは木・金と休んでいるだけに微妙か。
それではシチュエーション別に。
ライオンズオフェンスvs.カウボーイズディフェンス
カウボーイズディフェンスはトータル5位。特にランディフェンスが61.3ydでリーグ2位と強力です。
リーグを代表するパスラッシャー、OLB
ランは正直捨てて考えた方がいいでしょう。先週の前半は変に1stダウンのランに固執してプレイコールの幅が狭まっていた感がありました。そうなるとレシーバーをスプリットさせて早めのパスを投じるのがいいでしょう。そこで今週のキープレイヤーです。
☆今週のキープレイヤー:TEトニー・シェフラー 先週ペティグルー大活躍で今週カバー集中は必至。TEを2枚セットしてブリッツ入った方にタイミングで投げるという、3-4攻略の入門編を成立させるには、 先週は全く目立たなかったシェフラーの活躍が必須条件です。
ライオンズディフェンスvs.カウボーイズオフェンス
先週の試合、脇腹を負傷しているトニー・ロモはヒットされる前にパスを投じる事が多かったようです。オースティンも不在ですし、ディープへのパスはそれほど心配しなくても良さそうな感じ。やはり警戒すべきなのは、メインターゲットとなっているTEジェイソン・ウィッテンでしょう。
カウボーイズのOLは若返り化が進み、RGの元ライオンズ、カイル・コージャーと、LTダグ・フリー以外は全てルーキーか2年目の若手となっています。特にLGネギーはベテランGドッカリーのケガでの抜擢。スーと少年の二人でインサイドの皆さんにプロの厳しさを教えてやって頂きたい。スーは対ロモについて「脇腹を狙うとか言うのは性に合わんが、まあ全体的に痛い目には遭ってもらう」と物騒な発言。ロモが引っ込んでもキトナ先生が出てくるほうがぶっちゃけ相性が悪いので、ほどほどに。
☆今週のキープレイヤー:ボビー・カーペンター やはりピックアップしたいのは、満を持して登場のプレシーズンMVP。古巣との対決でもありますし、燃えていることでしょう。ウィッテンのカバーという重要な役割もありますので、頑張って欲しいですね。
スペシャルチーム
WR不足の煽りか、宿敵ブライアント・マッキャンが解雇されてますね。そのせいかどうか、どっちかというとダラスのリターンチームは不調のようです。カバーチーム不調なだけにきっちり止めていいポジションを。ただPマクブライアの飛距離は侮れないです。
3連勝のうち2勝はKC、MINと現時点で全敗チームとの対戦だけに、本当の実力が試されるのはここから、というもっぱらの噂。チーム状態がそれほどこちらもよく有りませんから、来週のマンデーナイトに向けてそれほどムリしない方がいいかも、という気はしますが・・・・。
ライブチャット開催中!!
ライオンズの試合の開催中は、基本的にライブチャットを行っています。お待ちしております!
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このブログはNFL(ナショナル・フットボールリーグ)デトロイト・ライオンズのファンブログです。
基本的にはあくまでネガティブに、またシニカルに応援しているつもりですが、過剰な期待が溢れ出てしまうこともままあります。
拙い英語力で現地メディアの訳をしてますので、間違い等はどうぞご容赦ください。
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