NFL 2010 Week16 DET@MIA
20℃と暖かいものの、20MPHを超える強風が吹きつけるサンライフ・スタジアム。第16週マイアミでのドルフィンズ戦は、第4Qに二つのターンオーバーを絡めて17点を奪い逆転勝利。3連勝を挙げ5勝10敗に。
1Q:バールソンのエンドアラウンドで1stダウン更新したもののパント。しかしPRベスからLBパーマーがファンブルフォース。いきなりのチャンス到来。しかしオフェンスが全く進まずFG止まり。
ハリスのパントが風の影響で飛ばず、中央付近からドルフィンズ3度目のオフェンス。TEファサーノへの20ydパスでライオンズ陣へ。FGに食い止め3-3の同点。
2Q:ペティへのショートパスが33ydのロングゲインに。CJへのパス、ヒルのスクランブルでレッドゾーンへ。ペティへの20ydTDパス成功で10-3。
ブランドン・マーシャルへのパスがやたら通りだす。最後はFBポライトのランで同点に。
オフェンスが全く出ないので、位置的に追い詰められるライオンズ。2ミニッツ切ってからドルフィンズにライオンズ陣からの攻撃を手渡してしまう。残り37秒でCBタイ・ヒルがインセプしかけてWRベスにボールをアシスト。ブースレビューが行われたが結局TDで17-10とリードされて前半終了。
3Q:ドルフィンズの最初の攻撃はパント。CJへ立て続けにパスが通り敵陣へ。BJへのパスでG前へ。モーモーが5ydを持ち込んでTD。同点。
スーのサックやフォルススタートで相手が下がっているのに、3rdダウンで堪えられないディフェンス。ムーアのエンドアラウンド、TEシュラーへの28ydパスでG前へ。ロニー・ブラウンの1ydTDランで24-17。
4Q:3凡のライオンズと比べ、ワイルドキャットのラン等で時間を使いながらゲインしてくるドルフィンズ。G前まで侵入されるも、LTロングのホールディングが効いてFGに。それでも10点差が付いてしまった。
点差を考えれば早く反撃をしたいところだが、敵陣に入ったところでオフェンスがストール。結局パントに。
ドルフィンズの攻撃もパントに抑えるが、10点差で残り4分49秒、厳しいかなあと思っていたらジャビ君へのスイングパスがそのままTDに。たった12秒であっという間に3点差。
ドルフィンズの攻撃、3rdダウンでCBヴァッシャーが値千金のインターセプト。敵陣からの願ってもないチャンス。しかしオフェンスが出ず47ydのFGトライに。強風の吹きつける中で師範代レイナーがきっちり決めて同点。
残り2分44秒。このディフェンスが止めて勝ち越しのチャンスを・・・、と思ったらWRベスが滑ってコケた所をレヴィがインターセプト。ムチャクチャ上手く走ってそのままTD。あっという間に勝ち越し。
残り2分強時間が残ってしまったが、ディフェンスが止めて試合終了。
3連勝共に4Q逆転勝ち。しかしこの試合は趣が全く異なります。最終盤に2つのインターセプトで逆転なんて、こんな試合正直言って全く記憶にありません。
まあ勝因の半分ぐらいはドルフィンズQBチャド・ヘニーの前後半の人が変わったようなプレイぶりでしょう。プレビューでドルフィンズはターンオーバーが多いんだから、こちらがターンオーバーを犯さぬようにしていれば、チャンスは必ず来る、というような事を書いたんですが、期せずしてその通りに。
QBヒルは右人差し指の骨折から4戦ぶりの復帰。14/26 222yd 2TD インセプなし。 まだ指は完全では無いようで、ボールの握りを変えたのと、強い風の影響でコントロールが定まりませんでしたが、ミスが少ない安定したプレイ振りが最後の逆転をもたらしたとも言えるでしょうか。
ここ数週好調だったランオフェンスは21回67ydと完封されました。OLがDLに圧倒されていた印象。
モーモーは12回22ydと全く出ませんでした。ジャビ君はランは6回24ydですが、53ydTDレセプションが非常に効きました。
レシーバー陣ですが、4回74yd 1TDの活躍。シーズン68レセプションは殿堂入りのチャーリー・サンダースを抜いてTEとしてのフランチャイズレコードだそうです。
CJは4回52ydにとどまりました。相手CBに足に乗られて足首を痛め、後半は出場出来ず。幸い大事には至らないようです。バールソンもBJも1度ずつしかレシーブ出来ず。しかしバールソンはジャビ君のTDの際に、素晴らしいダウンフィールドブロックを決めていました。
OLはランブロックが押せておらず、特にインサイドがNTのペネトレイトを頻繁に許していました。被サックは2回で、一度はSブリッツに対応出来ず。
ディフェンスはラン、パス共に結構やられていましたが、最後のターンオーバー二つで帳消しに。
WRブランドン・マーシャルに10回102ydを許したのを始め、セカンダリーの人材不足もあってパスは結構思うように決められていました。
DLもしっかりプロテクションされていつものようにプレッシャーが掛からず。エイヴリルはRTマーサに上手くあしらわれていた印象でした。スーとコーリー少年のDT二人がサックを記録。
LBはレヴィ、ピーターソン、ランドン・ジョンソンのラインナップでしたが、ランドンが脳震盪で退場してカーペンターと交替。随分慣れてきたのかトータル9タックルの活躍。
勝ち越しのインターセプトリターンTDを決めたレヴィ。まあ相手WRがコケてごっつあん気味のインセプでしたが、リターンのブロッカーの使い方が上手くて感心。
セカンダリーはただでさえ層が薄いのに、CBヒューストンが肩を痛めて退場。出る鱒の代役のC.Cブラウンやヴァッシャーなど、結構カバーミスをやらかしていましたが、そこここで大事なプレイを決めたのがヴァッシャー。インセプは勿論の事、バブルスクリーンに上手く反応してロスタックルを決めたり、ランサポートでもなかなかの反応を見せたりと、勝利の立役者となりました。
キッカー「師範代」ことデイブ・レイナーは強風の吹く中を39,47ydをキッチリ決めてくれました。大事な場面でやたら外すというのが他チームにいた時のイメージでしたが、先週3本決めた事で自信が付いたんでしょうか。何だか頼り甲斐が出てきました。これなら何処に行っても食っていけるでしょう。
Pハリスは強い風に苦戦。KR/PRローガンはキックオフでは苦戦。パントでは23ydのいいリターンが。
カバーチームは健闘しファンブルフォース二つ。一つをFGに導きました。
えーと、なんと3連勝です。笑いが止まりませんな。あとこれから4試合ぐらいあったらいいのに。実はリーグで今一番勢いがあるんじゃないですか?超ムダな勢いですけど。
ともかくチーム状態が芳しくなくいろいろあってるところには、もう負けないという感じがしますね。そんなん言っといて来週ヴァイキングスにムチャクチャやられたら笑いますが、そんな事はおそらく無いんじゃないかと。
来週も勝って4連勝でシーズンを終えたいもんです。パトリック・ピーターソンが遠のいてしまったのは残念ですけどねえ。
1Q:バールソンのエンドアラウンドで1stダウン更新したもののパント。しかしPRベスからLBパーマーがファンブルフォース。いきなりのチャンス到来。しかしオフェンスが全く進まずFG止まり。
ハリスのパントが風の影響で飛ばず、中央付近からドルフィンズ3度目のオフェンス。TEファサーノへの20ydパスでライオンズ陣へ。FGに食い止め3-3の同点。
2Q:ペティへのショートパスが33ydのロングゲインに。CJへのパス、ヒルのスクランブルでレッドゾーンへ。ペティへの20ydTDパス成功で10-3。
ブランドン・マーシャルへのパスがやたら通りだす。最後はFBポライトのランで同点に。
オフェンスが全く出ないので、位置的に追い詰められるライオンズ。2ミニッツ切ってからドルフィンズにライオンズ陣からの攻撃を手渡してしまう。残り37秒でCBタイ・ヒルがインセプしかけてWRベスにボールをアシスト。ブースレビューが行われたが結局TDで17-10とリードされて前半終了。
3Q:ドルフィンズの最初の攻撃はパント。CJへ立て続けにパスが通り敵陣へ。BJへのパスでG前へ。モーモーが5ydを持ち込んでTD。同点。
スーのサックやフォルススタートで相手が下がっているのに、3rdダウンで堪えられないディフェンス。ムーアのエンドアラウンド、TEシュラーへの28ydパスでG前へ。ロニー・ブラウンの1ydTDランで24-17。
4Q:3凡のライオンズと比べ、ワイルドキャットのラン等で時間を使いながらゲインしてくるドルフィンズ。G前まで侵入されるも、LTロングのホールディングが効いてFGに。それでも10点差が付いてしまった。
点差を考えれば早く反撃をしたいところだが、敵陣に入ったところでオフェンスがストール。結局パントに。
ドルフィンズの攻撃もパントに抑えるが、10点差で残り4分49秒、厳しいかなあと思っていたらジャビ君へのスイングパスがそのままTDに。たった12秒であっという間に3点差。
ドルフィンズの攻撃、3rdダウンでCBヴァッシャーが値千金のインターセプト。敵陣からの願ってもないチャンス。しかしオフェンスが出ず47ydのFGトライに。強風の吹きつける中で師範代レイナーがきっちり決めて同点。
残り2分44秒。このディフェンスが止めて勝ち越しのチャンスを・・・、と思ったらWRベスが滑ってコケた所をレヴィがインターセプト。ムチャクチャ上手く走ってそのままTD。あっという間に勝ち越し。
残り2分強時間が残ってしまったが、ディフェンスが止めて試合終了。
3連勝共に4Q逆転勝ち。しかしこの試合は趣が全く異なります。最終盤に2つのインターセプトで逆転なんて、こんな試合正直言って全く記憶にありません。
まあ勝因の半分ぐらいはドルフィンズQBチャド・ヘニーの前後半の人が変わったようなプレイぶりでしょう。プレビューでドルフィンズはターンオーバーが多いんだから、こちらがターンオーバーを犯さぬようにしていれば、チャンスは必ず来る、というような事を書いたんですが、期せずしてその通りに。
QBヒルは右人差し指の骨折から4戦ぶりの復帰。14/26 222yd 2TD インセプなし。 まだ指は完全では無いようで、ボールの握りを変えたのと、強い風の影響でコントロールが定まりませんでしたが、ミスが少ない安定したプレイ振りが最後の逆転をもたらしたとも言えるでしょうか。
ここ数週好調だったランオフェンスは21回67ydと完封されました。OLがDLに圧倒されていた印象。
モーモーは12回22ydと全く出ませんでした。ジャビ君はランは6回24ydですが、53ydTDレセプションが非常に効きました。
レシーバー陣ですが、4回74yd 1TDの活躍。シーズン68レセプションは殿堂入りのチャーリー・サンダースを抜いてTEとしてのフランチャイズレコードだそうです。
CJは4回52ydにとどまりました。相手CBに足に乗られて足首を痛め、後半は出場出来ず。幸い大事には至らないようです。バールソンもBJも1度ずつしかレシーブ出来ず。しかしバールソンはジャビ君のTDの際に、素晴らしいダウンフィールドブロックを決めていました。
OLはランブロックが押せておらず、特にインサイドがNTのペネトレイトを頻繁に許していました。被サックは2回で、一度はSブリッツに対応出来ず。
ディフェンスはラン、パス共に結構やられていましたが、最後のターンオーバー二つで帳消しに。
WRブランドン・マーシャルに10回102ydを許したのを始め、セカンダリーの人材不足もあってパスは結構思うように決められていました。
DLもしっかりプロテクションされていつものようにプレッシャーが掛からず。エイヴリルはRTマーサに上手くあしらわれていた印象でした。スーとコーリー少年のDT二人がサックを記録。
LBはレヴィ、ピーターソン、ランドン・ジョンソンのラインナップでしたが、ランドンが脳震盪で退場してカーペンターと交替。随分慣れてきたのかトータル9タックルの活躍。
勝ち越しのインターセプトリターンTDを決めたレヴィ。まあ相手WRがコケてごっつあん気味のインセプでしたが、リターンのブロッカーの使い方が上手くて感心。
セカンダリーはただでさえ層が薄いのに、CBヒューストンが肩を痛めて退場。出る鱒の代役のC.Cブラウンやヴァッシャーなど、結構カバーミスをやらかしていましたが、そこここで大事なプレイを決めたのがヴァッシャー。インセプは勿論の事、バブルスクリーンに上手く反応してロスタックルを決めたり、ランサポートでもなかなかの反応を見せたりと、勝利の立役者となりました。
キッカー「師範代」ことデイブ・レイナーは強風の吹く中を39,47ydをキッチリ決めてくれました。大事な場面でやたら外すというのが他チームにいた時のイメージでしたが、先週3本決めた事で自信が付いたんでしょうか。何だか頼り甲斐が出てきました。これなら何処に行っても食っていけるでしょう。
Pハリスは強い風に苦戦。KR/PRローガンはキックオフでは苦戦。パントでは23ydのいいリターンが。
カバーチームは健闘しファンブルフォース二つ。一つをFGに導きました。
えーと、なんと3連勝です。笑いが止まりませんな。あとこれから4試合ぐらいあったらいいのに。実はリーグで今一番勢いがあるんじゃないですか?超ムダな勢いですけど。
ともかくチーム状態が芳しくなくいろいろあってるところには、もう負けないという感じがしますね。そんなん言っといて来週ヴァイキングスにムチャクチャやられたら笑いますが、そんな事はおそらく無いんじゃないかと。
来週も勝って4連勝でシーズンを終えたいもんです。パトリック・ピーターソンが遠のいてしまったのは残念ですけどねえ。
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このエントリーのカテゴリ : デトロイト・ライオンズ