【スコット、シーズン終了】Lions Notebook【ウッディがタックル!?】
・OTスコット、シーズンアウト。ストークスと再契約、そしてウッディは!?
先週木曜のパッカーズ戦で膝を負傷した、OTジョナサン・スコット。患部は重傷でインジュリー・リストに入れられてシーズンアウトが決定しました。
フォルススタートが多く安定しないフォスターに代わって右Tの先発を務めていたスコット。出場した試合ではそこそこの働きをしていたのに、ケガで残念な結果になりました。
そこで昨シーズンライオンズでプレイし、キャンプ中にリリースされていたバリー・ストークスと再契約。それではストークスが右のTで先発か?と思いきやそうではありません。また別のオプションが。
それはGディミアン・ウッディのコンバートです。
ウッディは今シーズン体重を大幅に減らし、ここ数シーズンの不調から挽回をはかりましたが、やはりあまり調子は思わしくなく、ピーターマンに取って代わられていました。
ウッディはセンター・ガードでしかプロではプレイしたことは無く、ガードでのプレイ経験は高校時代まで遡らなければなりません。
そんなウッディにこなせるかどうかははっきり言って不安ですが、首脳陣は彼のアスリート能力の高さに期待しているようです。ウッディは「基本に帰るだけ」と話し、リーグ有数のクラウドノイズで知られるメトロドームでの試合についても「カウントが聞こえないのは問題だけど、ガードの時もどうせ聞こえなかったんだから、大して変わらないよ」とやたら楽観的です。
正直付け焼刃でいきなりモノになるとは思えませんが、チームにもウッディ本人にも、彼が右Tとしてある程度モノになることが未来を切り開く一歩にはなるんですけどね。
ストークスはどのポジションもこなせますが、器用貧乏なだけなのであまり期待しない方が。
・CBウィルソンもシーズンアウト
やはりパッカーズ戦で負傷したCBスタンリー・ウィルソンも膝の状態が思わしくなく、IR入りでシーズンアウトとなりました。
昨シーズン後半からCBのスターターとなり、カバー2スキームで重要なランストップの良さを評価されて今シーズンも最初は先発していましたが、パスカバーがあまり良くないため、フィッシャーにとって変わられていました。そこでこの負傷。
ウィルソンの成長がライオンズのパスディフェンスの向上につながる、とマリネリさんは考えていたようですが、どっちにしろそれは叶わぬこととなってしまいました。ドラフト3巡で指名されて今年が3年目。今年が契約最終年ですが、この状況ではオフでの再契約も微妙でしょうね。
代わりに今年のドラフト7巡のラムジー・ロビンソンと再契約しました。
・追悼、ショーン・テイラー
ワシントン・レッドスキンズのセイフティ、ショーン・テイラーが自宅で銃撃され死亡しました。
若手の有望なセイフティの死にリーグ全体が衝撃を受けていますが、ライオンズでとりわけショックを受けているのが、RBケヴィン・ジョーンズです。
kjとテイラーは個人的に友人という訳ではありません。しかし対戦を重ねるなかに2人の間には「ライバル」という強い結びつきが生まれていました。
2人が最初に会ったのは、高校3年の夏、フロリダ州立大のサマーキャンプでした。kjはフィラデルフィアの№1RB、かたやテイラーはマイアミの№1DBとして互いに意識しあった2人は、意識しすぎて取っ組み合いのケンカになり、コーチたちは引き離すのに苦労したとか。
kjがヴァージニアテックに、テイラーがマイアミ大に進学すると、彼らは試合で対戦することになります。対戦時はライバル意識剥き出しでマッチアップしていたそうです。試合前にはサイドラインに互いを見つけると「よし、いっちょやるぜ」とうなずき合い、kjがボールキャリアでテイラーにタックルされる時は、敢えて避けずに思いっきりぶつかっていったそうです。
プロに入ってからの対戦は今年と3年前の2度だけになってしまいました。二人とも互いに話すことはそうありませんでしたが、対戦するのを楽しみにしていたとか。
そのライバルが突然凶弾に倒れいなくなってしまった。その事実をkjは受け入れることが出来ないと話しています。
「オレは誰も恐れたりしない。けれどもヤツは恐るべきプレイヤーだった。試合ではバチバチやりあっていたけど、試合が終るとヤツは物静かな男だった。オレはヤツを恨んでもいなかったし、嫌ってもいなかった。ヤツもオレのことを嫌ってはいなかったと思う。本当にまだ受け入れることが出来ない」
アメリカの銃社会の闇をここでどうのこうの言うアレはありませんが、デンヴァーのダレント・ウィリアムズにしろ、若い才能溢れる選手が命を奪われていくのはもう沢山です。
良きライバルの分も、kjには精一杯プレイして欲しいと思います。
先週木曜のパッカーズ戦で膝を負傷した、OTジョナサン・スコット。患部は重傷でインジュリー・リストに入れられてシーズンアウトが決定しました。
フォルススタートが多く安定しないフォスターに代わって右Tの先発を務めていたスコット。出場した試合ではそこそこの働きをしていたのに、ケガで残念な結果になりました。
そこで昨シーズンライオンズでプレイし、キャンプ中にリリースされていたバリー・ストークスと再契約。それではストークスが右のTで先発か?と思いきやそうではありません。また別のオプションが。
それはGディミアン・ウッディのコンバートです。
ウッディは今シーズン体重を大幅に減らし、ここ数シーズンの不調から挽回をはかりましたが、やはりあまり調子は思わしくなく、ピーターマンに取って代わられていました。
ウッディはセンター・ガードでしかプロではプレイしたことは無く、ガードでのプレイ経験は高校時代まで遡らなければなりません。
そんなウッディにこなせるかどうかははっきり言って不安ですが、首脳陣は彼のアスリート能力の高さに期待しているようです。ウッディは「基本に帰るだけ」と話し、リーグ有数のクラウドノイズで知られるメトロドームでの試合についても「カウントが聞こえないのは問題だけど、ガードの時もどうせ聞こえなかったんだから、大して変わらないよ」とやたら楽観的です。
正直付け焼刃でいきなりモノになるとは思えませんが、チームにもウッディ本人にも、彼が右Tとしてある程度モノになることが未来を切り開く一歩にはなるんですけどね。
ストークスはどのポジションもこなせますが、器用貧乏なだけなのであまり期待しない方が。
・CBウィルソンもシーズンアウト
やはりパッカーズ戦で負傷したCBスタンリー・ウィルソンも膝の状態が思わしくなく、IR入りでシーズンアウトとなりました。
昨シーズン後半からCBのスターターとなり、カバー2スキームで重要なランストップの良さを評価されて今シーズンも最初は先発していましたが、パスカバーがあまり良くないため、フィッシャーにとって変わられていました。そこでこの負傷。
ウィルソンの成長がライオンズのパスディフェンスの向上につながる、とマリネリさんは考えていたようですが、どっちにしろそれは叶わぬこととなってしまいました。ドラフト3巡で指名されて今年が3年目。今年が契約最終年ですが、この状況ではオフでの再契約も微妙でしょうね。
代わりに今年のドラフト7巡のラムジー・ロビンソンと再契約しました。
・追悼、ショーン・テイラー
ワシントン・レッドスキンズのセイフティ、ショーン・テイラーが自宅で銃撃され死亡しました。
若手の有望なセイフティの死にリーグ全体が衝撃を受けていますが、ライオンズでとりわけショックを受けているのが、RBケヴィン・ジョーンズです。
kjとテイラーは個人的に友人という訳ではありません。しかし対戦を重ねるなかに2人の間には「ライバル」という強い結びつきが生まれていました。
2人が最初に会ったのは、高校3年の夏、フロリダ州立大のサマーキャンプでした。kjはフィラデルフィアの№1RB、かたやテイラーはマイアミの№1DBとして互いに意識しあった2人は、意識しすぎて取っ組み合いのケンカになり、コーチたちは引き離すのに苦労したとか。
kjがヴァージニアテックに、テイラーがマイアミ大に進学すると、彼らは試合で対戦することになります。対戦時はライバル意識剥き出しでマッチアップしていたそうです。試合前にはサイドラインに互いを見つけると「よし、いっちょやるぜ」とうなずき合い、kjがボールキャリアでテイラーにタックルされる時は、敢えて避けずに思いっきりぶつかっていったそうです。
プロに入ってからの対戦は今年と3年前の2度だけになってしまいました。二人とも互いに話すことはそうありませんでしたが、対戦するのを楽しみにしていたとか。
そのライバルが突然凶弾に倒れいなくなってしまった。その事実をkjは受け入れることが出来ないと話しています。
「オレは誰も恐れたりしない。けれどもヤツは恐るべきプレイヤーだった。試合ではバチバチやりあっていたけど、試合が終るとヤツは物静かな男だった。オレはヤツを恨んでもいなかったし、嫌ってもいなかった。ヤツもオレのことを嫌ってはいなかったと思う。本当にまだ受け入れることが出来ない」
アメリカの銃社会の闇をここでどうのこうの言うアレはありませんが、デンヴァーのダレント・ウィリアムズにしろ、若い才能溢れる選手が命を奪われていくのはもう沢山です。
良きライバルの分も、kjには精一杯プレイして欲しいと思います。
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このエントリーのカテゴリ : デトロイト・ライオンズ