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【バロックス、シーズンアウト】キャンプレポート【タッカー解雇】

・バロックス、インジュリーリスト入り・・・
コルツ戦で膝を痛めたSダニエル・バロックス。症状はやはり酷く、ACL(膝前十字靭帯)断裂でインジュリーリスト入り。シーズンアウトとなってしまいました。
ACL断裂は全治2年とも言われる重傷ですので、今シーズンはともかく、来シーズン開幕にも間に合うかどうか分かりません。
FSのポジションはルーキーのアレクサンダーと、ベテランのバシールが争う事になりそうです。
2年目のバロックスはカバーレンジの広さとタックリングが成長し、期待されていました。この時期にスターターがいなくなるのは非常に痛いですね。アレクサンダーはまだスキームのインストールが不完全。バシールは昨年全休とどちらもかなり不安があります。
今年もパスディフェンスはかなりヤバイ事になりそうです。

・第一次ロースターカット、タッカーが解雇
第一次のロースターカットが行われ、ロースターが75人に削減されました。
カットされたのはFBサム・ベルトン、LBコーリー・ヘイリー、LBジェームス・ハーグレイヴ、WRエデル・シェパード、OTレックス・タッカーの5人。
どれもさもありなんという感じもしますが、タッカーのハズレ確定が痛々しいですね。タッカーは昨シーズンにOLのアップグレードを目論んで獲得しましたが、ケガを重ねて欠場も多く、出ても動きがイマイチという事がほとんどでした。オフェンスラインは(だけじゃないですが)ホントに見る眼がありませんね。今年獲得したフォスター、ムリターロがそうでないといいんですけど。

・最終戦はスターター出場せず
現地木曜日のプレシーズン最終戦、ビルズ戦にはスターターはほとんど出場する事はないようです。
QBキトナは背筋の違和感も癒え、練習にも復帰しましたが、試合は大事をとって欠場。
他にもオフェンスではWRロイ、ファーリー、RBベル、TEキャンベル、OGウッディが欠場。ディフェンスではDTロジャース、レディング、LBシムズ、レノン、CBブライアント、フィッシャー、Sケネディが休むようです。一昨年のプレシーズン最終戦でQBガルシアがケガをしたりと、無理をさせてもいい事は何にもありませんので、出場させないようです。

WRCJは「まだワークアウトが必要(マリネリさん)」と1Qに数プレイ出場するようです。
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'07プレシーズン第3戦 @インディアナポリス・コルツ

プレシーズン第3戦のレビューの前にトランザクションを一つ。

WR/KRのエディー・ドラモンドが先週解雇されました。
ドラモンドは'02シーズンにペン州立大からドラフト外で入団。彼のハイライトは'04シーズン。キックオフとパントの両方での二つのリターンTDを記録し、プロボウルに選ばれました(ケガで出場はせず)。そのシーズン、チームで最も得点力があるのはドラモンド、というファンの声も多くあったものでした。
しかしここ2年はその破壊力も衰え、2004年にはキックリターンのアベレージが26ydだったのが、22yd前後に留まり、ビッグリターンもあまり見られなくなってきました。
今シーズン、HCマリネリさんは「リターナーはリターナーだけさせるつもりはない」との方針を明言。WRとしてはほとんどアピールが出来ていないドラモンドには厳しいキャンプとなっており、このリリースとなった模様です。

一時代を築いたドラモンドがチームを離れるのは寂しいですが、チームの状況として仕方の無い事です。リターナーとしてどこか就職先があるといいですけどね。
これでWRとしてかなりアピールしており、リターナーも出来るウォルターズのロースター残留は確実になってきたようです。

それではコルツ戦のレビューです。
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【ロジャース復帰】キャンプ・レポート【QB負傷禍?】

・DTショーン・ロジャースが復帰
肩のケガからPUPリスト入りし、調整を続けていたDTショーン・ロジャースがリストから外れ、チーム練習に復帰しました。
まだシェイプされているとは言い難いようですが、動きはなかなか良かったとか。土曜日のコルツ戦に出場するかどうかは「正直まだ分からない」と話していますが久々にフットボールをプレイした事に「いい感じだ。日曜日にフットボールが戻ってきた。6歳の頃から日曜日にフットボールをする事が大好きだったんだ」とプレイ出来る事を正直に慶んでいるようです。

ロジャースの動きについてマリネリさんは「良かった。ソリッドだったよ。彼はチームに爆発力をもたらしてくれる」と評価し、彼のポジションはセンターの対面のノーズタックルではなく、オフセンターの「コックノーズ」という位置にアラインさせるようです。

本来の動きにはこれから、といった所のようですが、なんとかケガ無くシーズンを迎えてくれるといいなあ。

しばらく休んでいたDEドゥエイン・ホワイトも練習に復帰、コルツ戦に出場の予定で、次のプレシーズンはディフェンスはスターターが揃うかも知れません。

・オーロフスキー、キトナが相次いでケガ
バックアップQBのオーロフスキーが、ターフトゥで練習を欠席。次戦はダウトフルでおそらく欠場。先発のキトナも背筋に張りがあり微妙な状況。となると、QBがオサリバンしか残っていないという非常事態になってしまいました。ちょっと前にリリースした、ルーキーFAのフォバースと再び契約していますが、すぐにスナップを任せられるかは微妙。
キトナが出られないとなれば、オサリバンがほとんどのスナップを受ける事になるのかも知れません。1、2戦でなかなかの動きを見せているオサリバンにとっては大きなチャンスになるんでしょうが。

・DTブラッドリーがFBに?
タンパから今年FAで入ったDTジョン・ブラッドリー。なかなかの動きでDTとしてもロースターに食い込む可能性もあったのですが、FBにポジションチェンジされました。
ブラッドリーについてマリネリさんは「彼は私がタンパにいた頃から良く知っているが、本当にいいアスリートだ。高校時代はいいRBだったんだ。」と話し、彼のバックボーンがコンバートの理由であり「ロースターの下から10人ぐらいには、ポジションの柔軟性が求められる。いろんな事が出来る、チームを助けてくれるプレイヤーが必要なんだ」とフレキシビリティに富む選手を起用する方針を、このコンバートで表しているようです。

ブラッドリーは「これまで俺はブロックを外してタックルするのが仕事だった。でもこれからはブロックをしなければならない。これを切り替えるのは大変だけど、一生懸命やるだけだよ」と新しいポジションにやる気を見せています。FBを起用するシチュエーションはそれほど無いでしょうが、300ポンドのFBは上手くいけば脅威ですし、もしDTのデプスが薄くなればDTに戻る事も出来ますね。

ブラウンズ戦で負傷したOGウッディはクエスチョナブル、同じくOGデービスはアウト。

プレシーズン第2戦 ライオンズ@ブラウンズ

プレシーズンの第2戦は、クリーブランドでのブラウンズ戦。毎年組まれているおなじみの対戦です。なんでも両フランチャイズがエリー湖畔にあるので、「バトルオブ・レイクエリー」と呼ばれているとか。

1Q:ブラウンズのオフェンスからスタート。最初のスナップでブラウンズQBデレク・アンダーソンをDEデヴリーズがサックしてファンブルフォース!DTレディングがリカバー。ディフェンスがいきなり頑張るなあ。
いきなりレッドゾーン手前からのオフェンスですが、ここは決め手が無くFG。
続くブラウンズのオフェンスはドンドコゲインされて、ああまたいつものね、と思ってたんですが、G前でパスをシムズがインターセプト!前の試合に引き続きディフェンスに粘りがあります。
ライオンズはRBベルのランを中心にゲインしていきますが、レッドゾーンに入った所でストップ。FG成功で6-0。

2Q:序盤は両チーム反則などが多くパント。終盤に動きが激しくなります。ブラウンズの4th&1のギャンブルを自陣35ydで止めると、WRウォルターズ、ミドルトンへ3本のパスをキトナが決め敵陣へ。最後はWRマクドナルドへの14ydパスレセプションでTD!13-0。
残り31秒、QBフライのパスをルーキーSアレクサンダーがインターセプト。残り11秒で敵陣19yd。CJへのパスでインターフェアを誘い、タナボタのFGで16-0。前半完封という世にも珍しいスコアで折り返し。

3Q:後半に入り、QBはオサリバンにチェンジ。最初の攻撃は3&アウト。ブラウンズはアンダーソンが出戻り。FGトライをされますが外れて無得点。続くオフェンス、RBダケットが大活躍。彼への2本のミドルパスで敵陣へ、そして最後はダケットの15ydランでTD!23-0と突き放します。
その後ライオンズのオフェンスに特筆すべきところはありまへん。替わったケン・ドーシーのパスをどんどこ通されて最後はライトの1ydランでTD。

4Q:QBクインキタ――(゚∀゚)――!!ブラウンズスタジアムはお祭り騒ぎ(多分)。期待に応えたクイン君は2本のTDパスを成功。しかし3点差を守りきってライオンズが勝利しました。

おっと、超意外なプレシーズン連勝ですよ。勝敗は関係ないと言いながらも、前半の内容が結構いいだけに、なんかおじさん期待しちゃうぞ。

じゃあ、いつものようにポジションごとに見ていくとしますか。

・QB
キトナ先生が前半をフルにプレイ。12/16 137yd 1TDと上出来。マクドナルドにTDパスをヒットしたプレイは、ラッシュを上手くかわしながらのいいプレイでした。
バックアップを争う二人は3Qをオサリバン、4Qをオーロフスキーが担当。オサリバンが3/7 43yd、オーロフスキーが2/5 34ydとどちらもパッとせず。まあどちらも2シリーズづつでは評価もしにくいですね。

・RB
ランニングアタックは29回101ydと前回よりはやや向上。ベルが6回33yd、ダケットが9回31yd 1TDとまあまあの働き。一方復帰のカルフーンは9回16yd(うち一回で8yd)とイマイチ。

・WR
ロイ、ファーリーが欠場でCJが先発に。しかし何度かパスは投じられたもののキャッチなし。ロイがいないとカバーが集中するんでしょうか。マクドナルドは3回47yd 1TDとまたもや活躍。早くもファンタジーフットボールの"スリーパー"として注目され始めたとか。
レシーバーデプスの5番手争いも白熱。ウォルターズが4回47ydを記録、ミドルトンは2回37ydながらも、どちらもスーパーキャッチだったらしいです。

・TE/FB
スターターはTEがキャンベル、FBがマクヒュー。フィッツシモンズが1回17ydを記録。この3人で2つのポジションを回していくことになるんでしょう。

・OL
オフェンスラインは左からバッカス、ムリターロ、ライオーラ、ウッディ、フォスターのベストメンバーが先発。サックも1度だけど安定していましたが、前半途中にウッディが足首を痛めて退場。後半にはフランク・デービスもケガ。順調に来ているだけにケガの程度が心配。

ディフェンスは前半ブラウンズを完封。アンダーソンとフライの両QBが安定してない感じでしたが、前半はトータル124ydしかゲインされませんでした。

・DL
ロジャース、ホワイト、エドワーズが欠場でスターターはDTがレディングとコーディ、DEはイカ君とデヴリーズ。そのデヴリーズが最初のプレイでいきなり活躍。ブラウンズRTシャファーをスピードで完全に圧倒してボールをティップさせていました。他にはコーディがサックを記録。しかしレディングが途中ケガで退場。彼までいなくなってしまうと大変ですが。

・LB
リーマン欠場で先発はシムズ、レノン、ベイリー。シムズがインセプを記録。手投げのパスをごっちゃんの感じ。しかしながらプレイメイカーの才能を発揮しだしたかな?スタッツ的にはルイス、キャノンが6タックルと控えががんばっていたようです。

・セカンダリー
CBはウィルソンとブライアント、Sはケネディとバロックスが先発。ケネディはWRブレイロン・エドワーズをカバーミスする場面があった模様。うかうかしてるとインセプしたアレクサンダーにとって替わられるぞ。
ルーキーCBロビンソンは5タックルを記録したものの、ホールディングとインターフェアを犯しておりました。プロのルールに慣れないとロースターは厳しいかも。

・スペシャルチーム
ハンソン先生がハムストリングを痛めて欠場。ルーキーFAのバードがキッカーを勤めました。FGは3本きっちり決めましたが、キックオフがほとんどが10yd前後、酷いのは18yd地点までしか飛ばず、常に35ydあたりからのポジションを与えてしまいました。飛距離に問題がありそうです。
Pハリスは4回平均47.8yd ネット44.8yd 20yd内2回と安定。
リターナーは結局ドラモンドだけが勤めました。他の選手のテストはしないんでしょうか。


1stチームが出場した前半は、オフェンス、ディフェンス共になかなかの出来でした。この感じでシーズンを迎えたいものです。心配なのはケガ人・・・・

デプスチャート:WR編

まったくこなせていないデプスチャートチェック。今回はWR編です。

No. N/C player ht. wt. age exp. college/unv  
11   Roy Williams 6-3 222 25 4 Texas  
81 Calvin Johnson 6-5 235 21 R Georgia Tech
87   Mike Furrey                 6-0 195 28 5 Northern Iowa
84 Shaun McDonald 5-10 183 25 5 Arizona State
17 Troy Walters 5-8 171 30 8 Stanford  
18   Eddie Drummond 5-9 190 26 6 Penn State
15 Edell Shepherd              6-1 175 26 4 San Jose State
80   Devale Ellis 5-10 174 22 2 Hofstra
85   Kevin Kasper 6-1 205 29 5 Iowa  
19 Cliff Russell 5-11 190 28 6 Utah  
16 Ronald Bellamy 6-0 205 25 1 Michigan  
10 Brandon Middleton       5-10 190 26 1 Houston  
12 Reggie Ball 5-11 195 22 R Georgia Tech

上から4人までは鉄板。このレシーバー4人セットの体型は今年多用されそうです。

そこから下は正直読めません。ドラモンドがリターナーの枠を死守できるかでも変わってきそうです。経験では8年目のウォルターズ。ベンガルズ戦で8キャッチを記録して超アピール。昨年はアリゾナで23キャッチ209yd2TD。
ドラモンドは残れるか微妙。リターナーとしてアウトなら即カットでしょう。
普通なら昨年ロースターに残ったエリスが残りそうですが、ケガで出遅れ。
フィジカルでスピード(だけは)あるキャスパーは、昨年は一瞬しかロースターにいませんでしたが、今年は随分フィットしてきたようです。後は良くわからん。

おそらくデプス枠は6。上位の4人とドラモンド、ウォルターズ、エリス、キャスパー、その他で2枠を争う事になるようです。

 

あの人は今・・・

このブログ的には一昨年あたりに散々ネタにしていた流浪のお坊ちゃまQBジョーイ君。
今年ドルフィンズからファルコンズへヴィックのバックアップとして移籍した訳ですが、とたんに飛び込んできたのがヴィックの闘犬疑惑。ほぼ1年間の欠場が決まったようで、ジョーイ君はタナボタの先発を手に入れる事が濃厚なようです。先日のプレシーズンでもいい仕事をしたとか。

どんだけスターター運がいい人なんでしょうか?


ライオンズに居た頃は、降ろされたと思ったらガルシアのケガで返り咲きとか、去年もカルペッパさんがけがでスターターに(結局降ろされたけど)とやたらチャンスを掴むのが上手いです。そのチャンスをモノに出来ない能力も凄いですが。

ここまで来るとなんか裏に怪しい組織が付いていて、いろんな事を仕込んでるのでは?と勘ぐりたくなりますね。

ファルコンズはOLもしっかりしていて、ランオフェンスも最強クラス、とジョーイ君がそれほど活躍しなくても大丈夫そうな雰囲気がありますが、逆の意味でどう活躍してくれるのか非常に楽しみ(ファンの方すいません)。
WR木下がロースターに残れるか、という事もありますし、しばらくは目が離せない感じですね。

【リーマン早くも復帰】キャンプ・レポート【ライオーラ激怒】

プレシーズン初戦を終え、キャンプも終盤。練習の激しさもかなりヒートアップしているようです。

センターのライオーラが練習中に激怒、ゲータレードの入っているクーラーを蹴っ飛ばしたそうです。すぐに我に返りましたが、他にもDEレディングやWRロイなど熱くなっている選手も多かったそうで。

プレシーズンゲームを挟んだ事で約4日ぶりのパッド付きのワークアウトだったためか、"ゲームモード"から激しい"ワークアウトモード"に切り替えるのが難しい選手が多かったのでは、とベテランSのケネディ。
しかしライオーラも「ちょっとエキサイトしてしまったが、もうあんな事は無い。ただオフェンスを良くしたいだけなんだ。いいワークアウトだったと思うよ」と激しい練習を嫌うプレイヤーはいないようです。去年までならあーだこーだとサボろうとする選手が何人かいましたもんね。

そのチームの変化を物語るのが、HCマリネリさんがベンガルズ戦で一番良かったのは?と聞かれ「4Qに逆転した時、ベンチに下がっていたスターター達も一丸になって勝利を求めていた事だ」というコメント。
プレシーズンですから勝利はそれほど意味がありませんが、「全てのスナップ、全てのマッチアップ、全てのゲームで勝つ」というマリネリさんの信条が浸透してきた事を喜んでいたようです。

・肩のケガでベンガルズ戦を欠場したLBテディ・リーマン。少なくとも2週間は休みか、と見られていましたが、早くも練習に復帰。この復帰の早さにはマリネリさんも驚いたようです。ややスペランカー体質が染みこみつつあるリーマンですから、この回復の早さはいい傾向です。次戦ブラウンズ戦はクエスチョナブルか。

・ベンガルズ戦で肩をケガしたDEエドワーズは1日休んだだけで練習に復帰。次戦も問題ないようです。股関節を痛めているDEホワイトは次々戦のコルツ戦からの出場か。

・一部メディアで6週までの欠場が濃厚と報じられたRBケヴィン・ジョーンズ。しかしマリネリさんはこれを否定。「まだ決断には3週以上時間がある」と回復の様子を見るようです。

'07プレシーズン第1戦 vs.シンシナティ・ベンガルズ

殿堂入り記念試合を除けば、フォードフィールドでのベンガルズ戦がリーグのプレシーズン開幕戦になりました。

試合はと言うと、4Qに17点を獲って27-26で逆転勝ち。プレシーズンですので勝敗は関係ありませんが、負けるよりはよっぽどいいです。去年はここで調子に乗って恥ずかしい思いをしたので、舞い上がるのはやめとこ。

期待のルーキー、カルヴィン・ジョンソンは2Q後半に2つのキャッチで45ydを獲得。一本目はゾーンの切れ目に上手く走りこんで24ydゲイン。2本目はベンガルズの1巡ルーキー、レオン・ホールにカバーされながらも体格とジャンプ力を活かして21ydのキャッチ、得点のお膳立てをしました。出番はそうありませんでしたが、やはりさすがという場面を垣間見せたようです。

試合のおおまかな流れですが、ライオンズはなかなかオフェンスが進まず、一方でベンガルズオフェンスにはミドルパスを中心にドンドコゲインされます。しかし3シリーズG前でFGに抑え、9-0に。
2Q中盤、QBオサリバンからWRマクドナルドに83yd一発ドカンが決まって9-7。その後のベンガルズのシリーズもCBキース・スミスがインターセプト。これは!と思ったとたん、オサリバンもインセプを献上し、ダグ・ジョンソンからクリス・ヘンリーのTDパスを許して16-7。
しかし先ほどのCJのパスを起点になんとかFGを決めて16-10で折り返し。

後半最初のシリーズでもオサリバンはG前まで持って行きますが、TDかと思われたRBダケットのランがチャレンジでファンブルと判定。得点出来ず。ディフェンスは相手をFG一本に抑えますが、3番手QBオーロフスキーがルーキーのDTトーアイナ(?)に浮いたボールをインセプされてそのままTD。26-10となります。

普通ならこのまま終りそうですが、ロースター線上の3rd、4thストリングの選手たちが頑張ります。RBシェレルのラン、WRラッセルへの58ydパスを起点に最後はWRベラミーへのTDパスで26-17。
ベンガルズPラーソンのパントをDEハリオットがブロックし、そこからFGに繋げて26-20。
残り2:45でオンサイドキックがなんと成功。WRキャスパーへのTDパスで27-26と逆転。最後FG圏内まで攻め込まれますが、KグラハムがFGを外して試合終了。

スターターはほとんど出ていませんが、ポジション別に見ていきましょうか。

オフェンス全体としては、ランは相変わらずですが、パスで500yd近くゲインしました。何度もドライブして行ってもなかなか点に繋がらないのがやはり課題か。
・QB
キトナさんは2シリーズでベンチへ。3/5 52ydでした。
激しいバックアップ争いのオサリバンとオーロフスキー。オサリバンが12/19 225yd 1TD 1INT。 オーロフスキーが15/23 220yd 2TD 1INT。数字とカムバックを演出して印象はオーロフスキーの方がやや上ですが、相手も3~4番手だった事を考えると割引が必要かも。オサリバンも3シリーズG前まで持って行ったのは合格か。まだまだこの2人の争いは続きそうです。

・RB
相変わらずラン攻撃は奮わず。ベルが6回19yd、ダケットが5回19yd、シェレルが4回19yd。G前でファンブルしてしまったダケットがやや評価を下げるか。チミはここに何しにきたんだね?という事です。

・WR
ロイとファーリーの両エースは23ydと24ydを一回づつキャッチしてお役御免。新加入マクドナルドが83ydTDを含む5回146ydと大活躍。確実に戦力になりそうです。CJはさっき触れたので割愛。
デプス5、6番手を争うレシーバー達がそれぞれにアピール。30歳のベテラン、トロイ・ウォルターズがトップの8回で77yd。キャスパーが4回47yd 1TD、クリフ・ラッセルが2回65yd。ベラミーが2回10yd 1TD。この辺の争いも激しくなりそうです。

・TE 
TEとしての先発はダーネル・サンダース。FBにマクヒューが入っていました。

・OL
オフェンスラインのスターターは左からバッカス、ムリターロ、ライオーラ、ウッディ、フォスター。この時期こうやって揃って出場できるのは、非常に珍しいんじゃないでしょうか。このままシーズンイン出来たらいいのですが。サックは最初のシリーズの1つだけ。なかなかの出来ですね。

ディフェンス全体としては、26点取られているものの、TDの失点は一つだけ。毎度のようにカバー2のCBとSの間のミドルをポンポン通されてましたが、G前でしぶとくなったのは好印象です。
・DL
先発はDTがコーディとレディング。DEがエドワーズとデヴリーズ。しかしながら控えのDTブラッドリー、ムーア、ピンクニー、DEコーリー・スミスがそれぞれサックを挙げてアピール。

・LB
先発はベイリー、レノン、シムズ。この3人はあまり出番なく、数字を挙げたのはルーキーのボールドウィンで4タックル。他に目立った選手は無かった様子。

・セカンダリー
先発はCBがブライアントとウィルソン。Sがケネディとバロックス。ここで目立ったのは最近上昇中のキース・スミス。クリス・ヘンリーをがっちりカバーしてインターセプトを奪いました。

・スペシャルチーム
FG/XPは前半がハンソン先生。後半はルーキーのバードが蹴ってどちらもミスなし。Pハリスは5回平均42yd、20yd内2つ。またパンターのデラニーがオンサイドキックを決めています。
KRはドラモンド、ケイソン、キャスパーが担当。最長31ydをリターンしたドラモンドが一歩リード。PRはドラモンドとウォルターズが担当し、8yd、10ydと大差なし。

ケガ人も出ず、3~4番手の選手達が活躍、試合も勝利とプレシーズンとしては言う事ない試合じゃないでしょうか。

【公開練習】キャンプ・レポート【CJ早くも主役】

4日土曜日、"Black & Blue Open Practice"と題して、フォード・フィールドで公開練習が行われました。観衆は約10000人。昨年が22000人程度でしたので、半減しています。ファン離れは深刻なようで。

そんな中で注目を集めたのは、前日にサインしたばかりのルーキー、WRカルヴィン・ジョンソン。彼がボールに触れる度に場内は沸き、「レツゴー、ライオンズ!」のチャントも起こっていたよう。練習参加2日目ながらCJは体はなかなかシェイプされており、動きも結構良かったようです。救世主を渇望しているファンは、長身ながら機敏な動きのCJに早くも魅了されたようです。

ここで黙っていないのが、チーム1のエンターティナーでエースのWRロイ・ウィリアムズ。見事なティップ・キャッチTDレセプションを見せ、スタンドで結婚式挙げていたカップル達にボールをプレゼント。主役はゆずらないぜ的なアピールをしていました。
CJの加入についてロイは「とてもいい感じだ。彼は組織に刺激を与えてくれた。きっと凄いプレイヤーになるよ」とCJの才能を認めて、それが自分へも大きな刺激となっているのを喜んでいるようです。
昨シーズンは執拗なダブルカバーがありながらプロボウル初出場。CJが反対サイドに居る事で、ロイにカバーを集中させるのは難しくなります。 それだけでなく、若い才能溢れたレシーバーと切磋琢磨して、ロイもさらなる飛躍をして欲しいものです。

CJは来るプレシーズン第1戦、ベンガルズ戦ではある程度まとまった出場機会を与えられそうです。OCマーツさんは「彼はこのリーグでどのようにプレイするのか学ぶ必要がある」と話し、HCマリネリさんは「彼はまだ練習に参加したばかりで、これから疲れが出てきてスランプに入るだろう。その状況でゲームに出る事で、チームのペース、テンポに慣れて、このオフェンスがフルスピードでプレイする事を求めていることを理解してもらう」とあくまで慣れるためのようです。最初から華麗なプレイは期待しない方がいいかも。

今オフFA加入したジャーニーマンQB、J.T.オサリバン。3年目のダン・オーロフスキーとバックアップの座を争っていますが、ベンガルズ戦ではバックアップとして試合のほとんどのスナップを受けることになるようです。オーロフスキーが2番手、オサリバンが3番手という評価だったのが、ここに来てオサリバンが上昇。現在は2人並んでいるのでは?というところまで来ているとか。この起用についてマリネリさんは「深い意味はない」と述べています。次の試合ではオーロフスキーがほとんどプレイするようで、バックアップQB争いはプレシーズン中続きそうです。

ベンガルズ戦で1stチームがプレイするのは、10-12スナップになるようです。オフェンスで1stドライブが長くなった場合は、もう少しプレイ参加する機会を増やすかも、とマリネリさん。

経験不足のディフェンスのスターター、SバロックスとCBウィルソンのプレイ時間を長くするかどうかについて、マリネリさんはそれを否定。そのかわり、このところ評価が上がっているCBキース・スミスのプレイ時間を増やして、彼を試してみたい、との事。

ベンガルズ戦を欠場するのは、PUP入りしているkj、ロジャース、エリスを除くと、DEホワイト(股関節)、LBリーマン(肩)、RBカルフーン(膝)。カルフーンは練習は休んでいませんでしたが、膝にややまだ不安があるため、インサイドランのプラクティスは控えていました。

プレシーズン初戦のベンガルズ戦。主力の出場は限られるでしょうが、注目すべきポイントを挙げると・・・

・オフェンスライン
ムリターロ、フォスターが加入、ウッディが復調とここ数年で一番メンバーは揃っていますが、なんにしろ連携が必要なユニット。どの程度仕上がっているのか楽しみ。

・セカンダリー
ブライ、ホルトが抜けて、目立った補強もなく正直不安たっぷりのセカンダリー。あとはDCがバリーさんに替わって、ユニット全体の底上げが出来ているのを楽しみにするしかありません。カールソン・パーマー率いる(ほとんど率いないでしょうけど)ベンガルズオフェンスはいい試金石になるかも。

・リターナー
ここ数年ドラモンドが一人で担ってきたキック/パントリターン。3-4年前の輝きはこの所見られず、今年はプレシーズンでオーディションをする事になるよう。WRとしては期待出来ないドラモンドはかなりがけっぷちです。

日本時間10日午前キックオフです。ヒマだったらリアルタイムスタッツ観戦するかな?

カルヴィン・ジョンソン、ついにサイン!


ドラフト全体2位指名のルーキー、カルヴィン・ジョンソン。契約がまとまらずホールドアウトを続けていましたが、金曜日ようやくサイン。その日の朝のプラクティスからチームに合流しました。

その契約額ですが、6年契約で総額$55M、うちサインボーナスが$27.2Mでインセンティブによりその総額は$64Mまで膨れ上がるという巨額なものになっています。


ようやくチームに合流したCJに、キャンプを見学しているファンは「良く来てくれた!待ってたぞ!」と概ね歓迎ムード。最初はCJの到着に誰も気付いてなかったらしいのですが、ファンの数人が気付いて彼の名前を呼び始め、それに気付いたOGストークスが「おーい、もうCJへの歓声を俺らは貰っていいのか~?」と返して、彼の到着を皆に告げたそうで。ホールドアウトで待たされたものの、"最後の"ライオンズの救世主の到来を慶ぶ声の方が多いようです。

CJは「ここでこうやってフットボールが出来る事がとてもうれしい。契約が終るかどうか心配する必要はもうないんだから。契約がまとまるまで我慢するつもりだったが、ここ何日かはちょっとナーバスになってたよ」と心配事が消えてフットボールが出来る事にとてもホッとしているようです。

その一方で、2巡ルーキーQBドリュー・スタントンはインジュリー・リザーブ入りし、シーズンエンドとなってしまいました。
ケガの状態が悪化した、という訳ではありませんが、ケガのタイミングが悪く、プレシーズンが絶望のルーキーをロースターに残しておいても、育成の機会が無くては何にもならない為、早々のIR入りをチームは選択した模様です。

まあ、最初から「即戦力」と「将来のエース候補」でニーズが全然違いましたから、この2人の明暗は言われるほど痛くはありませんね。スタントンにはきっちり治して来年に備えて頂きたい。

明日以降のエントリで上げますが、CJの加入はチームに大きなモチベーションをもたらしたようです。何か本当にこの男は救世主になれるのではないか、そんな気がしてきました。

キャンプ・レポート:DAY6-8

・今年のマリネリさんはちょっと違う?!
昨シーズンのキャンプでは、午前午後とパッド着用での練習、雨天での屋外での練習など、厳しい指導を行っていたHCマリネリさん。今年はというと打って変って午後からはパッドなしの練習にするなど、去年のような厳しさを見せていません。また水曜の午前は2時間のパッド着用の練習の代わりに、ヘルメットなし、パッドなし、短パンで45分間の『ウォーク・スルー』に変更。選手にとっては思っても見ないプレゼントになったようです。『ウォーク・スルー』はちょっと分かりませんが、プレイ確認のようなものでしょうか。なんにしても普通の練習よりはずっと楽です。この『ごほうび』についてマリネリさんは「私はサンタクロースじゃないよ。稼がないものは褒美は得られない。今朝軽いメニューにしたのは、昨日の練習がとてもフィジカルなものだったからだ。それは激しいヒットという意味ではなくて、ディフェンスは正しいギャップを守り、オフェンスは正しい相手をブロックしていた、そういう事だ」と話しています。

なぜ今年このようにコーチングスタイルが変わったようになっているのか、それは選手達の進歩に原因があるようです。昨年はマイク・ウィリアムズ、ショーン・ロジャースなどのオーバーウェイトなど、様々な理由で罰金を科せられる選手達が続出、しかし今オフ、ホールやブライなど良くも悪くも影響力が強かった選手達を放出、問題児だったロジャースやウッディも心を入れ替えたように頑張っており、マリネリさんのやり方が浸透してきたと言えるのではないでしょうか。しかもベテランたちは若い選手達に「このブレイクを当たり前だと思うな。気を緩めるな。高いレベルでプレイしろ」と教えているようです。

このまとまりがホンモノなら、プロのフットボールチームに生まれ変わりつつある、と考えることが出来るのでしょうが、果たしてどうでしょうか。

・cjはいつになるやら
なかなかサインに至らないカルヴィン・ジョンソン。交渉自体は行っているのですが、複雑な契約内容がなかなか合意できないようです。ESPNでは木曜日にサインするのでは?という話もありますがはっきりしません。レイダースにカルペッパーさんが加入し、ラッセルのサインもさらに期待できなくなりました。

・CBの先発争いは?
ブライが抜けてほぼ横一線のCBのスターター争い。キャンプの動きでキース・スミスが頭一つ抜け出た格好。'04シーズンのドラフト3巡ですが、これまではまだ才能を発揮するには至りません。

マンカバーのスピードがあり、タックルのフィジカルさも持ち、クイックネスもありますが、両サイドのCB、ニッケルバック、ダイムバックと色んなポジションをやらされて伸び切れない部分があったようです。

しかし新DCのバリーさんは練習では彼を右のCBに固定して、シンプルにためらわずプレイするよう指導して、それが功を奏しているようです。

フィジカルなタックルが持ち味ながら、スペ体質のブライアント、昨シーズン終盤に先発を務めたウィルソン、FA加入のフィッシャー、2年目で伸び盛りのマッキャン、ルーキーのデービスと誰がポジションを奪っても不思議ではありません。切磋琢磨してレベルの底上げが出来ればいいですね。

・ケガ人情報
LBリーマンが肩の捻挫で休みました。MRI検査を受けるようですが、本人は大したことない、と話しています。

他にはWRキャスパーとDEホワイト(股関節)が練習を休み。他にはOGウッディも肩を痛めて休んでいますが、大したことはなさそうです。

         
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